オールタイムベスト映画100選
2022年版 
<究極の名画100>
 2013年に英国映画協会が世界中の映画監督に投票を依頼して選んだ世界の映画傑作選100は、究極の名画を選んだランキングとして実に参考になりました。第一位がまさかの日本映画「東京物語」ということでその客観性も認められた気もします。(英語圏の映画を重視して評価するランキングではないという意味で)
 その傑作選の2022年版が英国映画協会から発表されました。
 その結果は、なんと前回ランクインしていた42作品がランク外になり、新たな作品が多数ランクイン。
 どこがどう変わったのか?10年の年月が審査する基準を変えたのか?新しい傑作が数多く生まれたのか?
 様々な点に着目しつつ、そのランキングを分析してみました。そこにはきっと映画界の変化さけでなく社会的な変化が影響を与えているはずです。
 するとその結果に明らかな特徴が見えてきました。

(1)女性監督作品の増加
 第1位に選ばれた女性監督シャンタル・アケルマン監督の『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』は、1975年の作品でしたが前回はランク外でした。それがいきなりのじゃっぷアップ。そのことが象徴しているように今回は女性監督の作品が急増しています。
 前回はなんとクレール・ドゥニ監督の「美しき仕事」のみでした。(今回は91位から7位にジャンプアップ)
 それに対し、今回はクレール・ドゥニの他、アニエス・ヴァルダ、ジュリー・ダッシュ、シャンタル・アケルマンなどの10作品がランクインしました。
 たぶん審査をする側も、女性が増えているのでしょう。とはいえまだ100作品のうち10作品です。
 フェミニズム映画の急増から今後、この比率はさらに増えるはずです。
 LGBTQ映画も少ないながら登場しています。「燃ゆる女の肖像」「ムーンライト」

(2)男性的映画の減少
 前回ランクインしていた監督で今回はもれてしまった監督は17人ですべて男性。
 その中には、かつてのハリウッドらしい男性向きの戦争・歴史・西部劇大作などの大物監督がけっこういます。
 デヴィッド・リーン、ベルナルド・ベルトルッチ、スティーブン・スピルバーグ、サム・ペキンパー、マイケル・チミノ、ミロシュ・フォアマンなど。
 サム・ペキンパーの「ワイルド・バンチ」が消えたのは残念ですが、フェミニズム視点から見ると×かもしれません。
 もちろん映画の見方は人それぞれなので、2013年版の方が納得できると感じる人もいるはずです。

(3)評価基準の変化
 これまで評論家や映画祭での評価が高かった大物監督も、今回かなりランク外になっています。
 ピエロ・パオロ・パゾリーニ、ルイス・ブニュエル、ジョン・カサベテス、ミヒャエル・ハネケ、ポール・トーマス・アンダーソン、テレンス・マリック、ケン・ローチ、ロマン・ポランスキー、ヴェルナー・ヘルツォークなど。
 時代が変わり、社会が変わることで、評価される映画も変化するのは当然のこと。もちろん不動の傑作もありますが、その半分は変わるべきなのかもしれません。
 前回の100作品のうち、42作品がランク外になりましたが、多くの監督は複数作品ランクインしていたので選ばれた監督の数は今回増えていています。
 今回は、より多くの監督の作品が選ばれたわけです。
 僕個人としては、ロバート・アルトマン「ナッシュビル」、ジョージ・ロイヒル「ガープの世界」、シドニー・ルメット「狼たちの午後」、ユルマズ・ギュネイ「路」あたりを入れたいです。

 100作品中69作品見ています。

  1位:『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』”Jeanne Du|ielman 23 Quai du Commerce,1080 Bruxelles”
      (1975/ベルギー) 監督:シャンタル・アケルマン(英語以外の100選14位)

  2位:『めまい』“Vertigo”(1958/米) 監督:アルフレッド・ヒッチコック(前回7位)

  3位:『市民ケーン』“Citizen Kane”(1941/米) 監督:オーソン・ウェルズ(前回2位)

  4位:『東京物語』“Tokyo Story”(1953/日) 監督:小津安二郎(前回1位)

  5位:『花様年華』“In the Mood for Love”(2000/香港) 監督:ウォン・カーウァ(前回67位)

  6位:『2001年宇宙の旅』“2001: A Space Odyssey”(1968/米・英) 監督:スタンリー・キューブリック(前回2位)

  7位:『美しき仕事』“Beau Travail”(1998/仏) 監督:クレール・ドゥニ(前回91位)

  8位:『マルホランド・ドライブ』“Mulholland Dr.”(2001/米) 監督:デイヴィッド・リンチ(前回75位)

  9位:『カメラを持った男』“Man with a Movie Camera”(1929/ソ連) 監督:ジガ・ヴェルトフ(前回48位)

 10位:『雨に唄えば』“Singin'in the Rain”(1951/米) 監督:スタンリー・ドーネン & ジーン・ケリー(前回67位)

 11位:『サンライズ』“Sunrise: A Song of Two Humans”(1927/米) 監督:F・W・ムルナウ(前回22位)

 12位:『ゴッドファーザー』“The Godfather”(1972/米) 監督:フランシス・フォード・コッポラ(前回7位)

 13位:『ゲームの規則』“La Règle du jeu”(1939/仏) 監督:ジャン・ルノワール(前回22位)

 14位:『5時から7時のクレオ』”Cleo from5to7”(1962/仏) 監督:アニエス・ヴァルダ(英語以外の100選44位)

 15位:『捜索者』“The Searchers”(1956/米) 監督:ジョン・フォード(前回48位)

 16位:『午後の網目』”Meshes of the Afternoon”(1943/米) 監督:マヤ・デレン、アレクサンダー・ハッケンシュミード

 17位:『クローズ・アップ』“Close-Up”(1990/イラン) 監督:アッバス・キアロスタミ(前回37位)

 18位:『仮面/ペルソナ』“Persona”(1966/スウェーデン) 監督:イングマール・ベルイマン(前回13位)

 19位:『地獄の黙示録』“Apocalypse Now”(1979/米) 監督:フランシス・フォード・コッポラ(前回6位)

 20位:『七人の侍』“Seven Samurai”(1954/日) 監督:黒澤明(前回17位)

 21位:『裁かるゝジャンヌ』“The Passion of Joan of Arc”(1927/仏)  監督:カール・ドライヤー(前回37位)

 21位:『晩春』”Late Spring”(1949/日) 監督:小津安二郎(英語以外のベスト100選53位)

 23位:『プレイタイム』“Play Time”(1967/仏) 監督:ジャック・タチ(前回37位)

 24位:『バルタザールどこへ行く』“Au hasard Balthazar”(1966/仏・スウェーデン) 監督:ロベール・ブレッソン(前回21位)

 25位:『狩人の夜』“The Night of the Hunter”(1955/米) 監督:チャールズ・ロートン(前回25位)

 27位:『SHOAH』“Shoah”(1985/仏) 監督:クロード・ランズマン(前回48位)

 28位:『ひなぎく』”Daisies”(1966/チェコスロバキア) 監督:ヴェラ・ヒティロヴァ

 29位:『タクシー・ドライバー』“Taxi Driver”(1976/米) 監督:マーティン・スコセッシ(前回5位)

 30位:『燃ゆる女の肖像』”Portrait of a Lady on Fire”(2019/仏) 監督:セリーヌ・シアマ

 31位:『8 1/2』“8 1/2”(1963/伊) 監督:フェデリコ・フェリーニ(前回4位)

 31位:『鏡』“Mirror”(1974/ソ連) 監督:アンドレイ・タルコフスキー(前回9位)

 31位:『サイコ』“Psycho”(1960/米) 監督:アルフレッド・ヒッチコック(前回48位)

 34位:『アタラント号』“L’Atalante”(1934/仏) 監督:ジャン・ヴィゴ(前回22位)

 35位:『大地のうた』“Pather Panchali”(1955/印) 監督:サタジット・レイ(前回48位)

 36位:『街の灯』“City Lights”(1931/米) 監督:チャーリー・チャップリン(前回30位)

 36位:『M』“M”(1931/独) 監督:フリッツ・ラング(前回75位)

 38位:『裏窓』“Rear Window”(1954/米) 監督:アルフレッド・ヒッチコック(前回48位)

 38位:『お熱いのがお好き』“Some Like It Hot”(1959/米) 監督:ビリー・ワイルダー(前回37位)

 41位:『自転車泥棒』“Bicycle Thieves”(1948/伊) 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ(前回10位)

 41位:『羅生門』“Rashomon”(1950/日) 監督:黒澤明(前回30位)

 43位:『ストーカー』“Stalker”(1979/ソ連) 監督:アンドレイ・タルコフスキー(前回30位)

 43位:『キラー・オブ・シープ』”Killer of Sheep”(1977/米) 監督:チャールズ・バーネット

 45位:『バリー・リンドン』“Barry Lyndon”(1975/英・米) 監督:スタンリー・キューブリック(前回19位)

 45位:『アルジェの戦い』“The Battle of Algiers”(1966/伊・アルジェリア) 監督:ジッロ・ポンテコルヴォ(前回26位)

 45位:『北北西に進路をとれ』”North by Northwest”(1959/米) 監督:アルフレッド・ヒッチコック

 48位:『奇跡』“Ordet”(1955/ベルギー・デンマーク) 監督:カール・ドライヤー(前回19位)

 48位:『WANDA/ワンダ』”WANDA”(1970/米) 監督:バーバラ・ローデン

 50位:『大人は判ってくれない』“The 400 Blows”(1959/仏) 監督:フランソワ・トリュフォー(前回13位)

 50位:『ピアノ・レッスン』”The Piano”(1992/オーストラリア) 監督:ジェーン・カンピオン

 52位:『不安と魂』“Fear Eats the Soul”(1974/西独) 監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(英語以外の100選66位)

 52位:『故郷の便り/家からの手紙』”Now from Home”(1976/仏) 監督:シャンタル・アケルマン

 54位:『軽蔑』“Le Mépris”(1963/仏・伊・米) 監督:ジャン=リュック・ゴダール(前回44位)

 54位:『ブレードランナー』“Blade Runner”(1982/米) 監督:リドリー・スコット(前回67位)

 54位:『戦艦ポチョムキン』“Battleship Potemkin”(1925/ソ連) 監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン(前回75位)

 54位:『アパートの鍵貸します』“The Apartment”(1960/米) 監督:ビリー・ワイルダー(前回44位)

 54位:『キートンの探偵学入門』”Sherlock”(1924/米) 監督:バスター・キートン

 59位:『サン・ソレイユ』”Sans Solail”(1982/仏) 監督:クリス・マルケル

 60位:『甘い生活』“La dolce vita”(1960/伊) 監督:フェデリコ・フェリーニ(前回37位)

 60位:『ムーンライト』”Moonlight”(2016/米) 監督:バリー・ジェンキンス

 60位:『自由への旅立ち』”Daughters of the Dust”(1991/米) 監督:ジュリー・ダッシュ

 63位:『第三の男』”The Third Man”(1949/英) 監督:キャロル・リード

 63位:『カサブランカ』”Casablanca”(1942/米) 監督:マイケル・カーティス

 63位:『グッドフェローズ』“Goodfellas”(1990/米) 監督:マーティン・スコセッシ

 66位:『ハイエナの旅 トゥキ・ブキ』”Touki Bouki”(1973/セネガル) 監督:ジブリル・ジオップ・マンベティ(英語以外の100選62位)

 67位:『アンドレイ・ルブリョフ』“Andrei Rublev”(1966/ソ連) 監督:アンドレイ・タルコフスキー(前回13位)

 67位:『ラ・ジュテ』”La Jetee”(1962/仏) 監督:クリス・マルケル

 67位:『赤い靴』”The Red Shoes”(1948/英) 監督:マイケル・パウエル、エメリッヒ・プレスバーガー

 67位:『落穂ひろい』”The Gleaners and I”(2000/仏) 監督:アニエス・ヴァルダ(21世紀のベスト100選99位)

 67位:『メトロポリス』”Metropolis”(1927/独) 監督:フリッツ・ラング

 72位:『情事』“L’avventura”(1960/伊) 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ(前回30位)

 72位:『イタリア旅行』“Journey to Italy”(1954/伊) 監督:ロベルト・ロッセリーニ(前回67位)

 72位:『となりのトトロ』”My Neighbour Totoro”(1988/日) 監督:宮崎駿

 75位:『千と千尋の神隠し』”Spirit Away ”(2001/日) 監督:宮崎駿(英語以外の100選37位)

 75位:『悲しみは空の彼方に』”Imitation of Life”(1959/米) 監督:ダグラス・サーク

 75位:『山椒大夫』”Sansho the Bailiff”(1954/日) 監督:溝口健二(英語以外の映画100選31位)

 78位:『サンセット大通り』“Sunset Blvd.”(1950/米) 監督:ビリー・ワイルダー(前回67位)

 78位:『サタンタンゴ』”Satantango”(1994/ハンガリー) 監督:タル・ベーラ

 78位:『牯嶺街少年殺人事件』”A Brighter Summer Day”(1991/台湾) 監督:エドワード・ヤン(英語以外の100選38位)

 78位:『モダン・タイムス』“Modern Times”(1936/米) 監督:チャーリー・チャップリン(前回22位)

 78位:『天国への階段』”A Matter of Life and Death”(1946/英) 監督:マイケル・パウエル、エメリッヒ・プレスバーガー

 78位:『セリーヌとジュリーは舟で行く』”Celine and Julie Go Boating”(1974/仏) 監督:ジャック・リヴェット

 84位:『ブルー・ベルベット』“Blue Velvet”(1986/米) 監督:デイヴィッド・リンチ(前回59位)

 84位:『ミツバチのささやき』”The Spirit of the Beehive”(1973/スペイン) 監督:ヴィクトル・エリセ(英語以外の100選27位)

 84位:『気狂いピエロ』“Pierrot le fou”(1965/仏・伊) 監督:ジャン=リュック・ゴダール

 84位:『ゴダールの映画史』”Histoire du Cinema”(1998/仏) 監督:ジャン=リュック・ゴダール

 88位:『シャイニング』”The Shining”(1980/米) 監督:スタンリー・キューブリック(前回75位)

 88位:『恋する惑星』”Chungking Express”(1994/香港) 監督:ウォン・カーウァイ

 90位:『パラサイト 半地下の人々』”Parasite”(2019/韓) 監督:ポン・ジュノ

 90位:『雨月物語』”Ugetsu Monogatari”(1953/日) 監督:溝口健二(前回67位)

 90位:『山猫』”The Leopard”(1963/伊) 監督:ルキノ・ビスコンティ(英語以外の100選35位)

 90位:『たそがれの女心』”Madame de...”(1953/仏) 監督:マックス・オフュルス

 90位:『ヤンヤン夏の想い出』”Yi YI”(1999/台湾) 監督:エドワード・ヤン(21世紀のベスト100選8位)

 95位:『キートンの大列車追跡』“The General”(1926/米) 監督:バスター・キートン & クライド・ブラックマン(前回75位)

 95位:『ゲット・アウト』”Get Out”(2017/米) 監督:ジョーダン・ピール

 95位:『黒人女』”Black Girl”(1965/セネガル) 監督:センベーヌ・ウスマン

 95位:『トロピカル・マラディ』”Tropical Malady”(2004/タイ) 監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン(21世紀のベスト100選52位)

 95位:『ウエスタン』“Once Upon a Time in the West”(1968/伊・米) 監督:セルジオ・レオーネ(前回44位)

 95位:『抵抗(レジスタンス)/死刑囚の手記より』“A Man Escaped”(1956/仏) 監督:ロベール・ブレッソン



<前回100選から今回選外となった作品>(42作品)
 11位:『勝手にしやがれ』“Breathless”(1960/仏) 監督:ジャン=リュック・ゴダール
 12位:『レイジング・ブル』“Raging Bull”(1980/米) 監督:マーティン・スコセッシ
 16位:『ファニーとアレクサンデル』“Fanny and Alexander”(1984/スウェーデン) 監督:イングマール・ベルイマン
 26位:『黒い罠』“Touch Of Evil”(1958/米) 監督:オーソン・ウェルズ
 26位:『道』“La Strada”(1954/伊) 監督:フェデリコ・フェリーニ
 30位:『フェリーニのアマルコルド』“Amarcord”(1973/伊・仏) 監督:フェデリコ・フェリーニ
 30位:『奇跡の丘』“The Gospel According to St Matthew”(1964/伊・仏) 監督:ピエロ・パオロ・パゾリーニ
 30位:『ゴッドファーザー PartⅡ』“The Godfather Part II”(1974/米) 監督:フランシス・フォード・コッポラ
 30位:『炎628』“Come And See”(1985/ソ連) 監督:エレム・クリモフ
 37位:『ビリディアナ』“Viridiana”(1961/西・メキシコ) 監督:ルイス・ブニュエル
 44位:『狼の時刻』“Hour of the Wolf”(1968/スウェーデン) 監督:イングマール・ベルイマン
 48位:『カッコーの巣の上で』“One Flew Over the Cuckoo's Nest”(1975/米) 監督:ミロス・フォアマン
 48位:『アラビアのロレンス』“Lawrence Of Arabia”(1962/英) 監督:デイヴィッド・リーン
 48位:『太陽はひとりぼっち』“L'eclisse”(1962/伊・仏) 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
 48位:『スリ』“Pickpocket”(1959/仏) 監督:ロベール・ブレッソン
 59位:『欲望』“Blow Up”(1966/英) 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
 59位:『暗殺の森』“The Conformist”(1970/伊・仏・西独) 監督:ベルナルド・ベルトルッチ
 59位:『アギーレ 神の怒り』“Aguirre, Wrath of God”(1972/西独) 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
 59位:『ガートルード』“Gertrud”(1964/デンマーク) 監督:カール・ドライヤー
 59位:『こわれゆく女』“A Woman Under the Influence”(1974/米) 監督:ジョン・カサヴェテス
 59位:『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』“The Good, the Bad and the Ugly”(1966/伊・米) 監督:セルジオ・レオーネ
 59位:『大いなる幻影』“La Grande Illusion”(1937/仏) 監督:ジャン・ルノワール
 67位:『地獄の逃避行』“Badlands”(1973/米) 監督:テレンス・マリック
 67位:『女と男のいる舗道』“Vivre sa vie”(1962/仏) 監督:ジャン=リュック・ゴダール
 75位:『第七の封印』“The Seventh Seal”(1957/スウェーデン) 監督:イングマール・ベルイマン
 75位:『隠された記憶』“Hidden”(2004/仏・オーストリア・伊・独) 監督:ミヒャエル・ハネケ
 75位:『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』“There Will Be Blood”(2007/米) 監督:ポール・トーマス・アンダーソン
 75位:『時計じかけのオレンジ』“A Clockwork Orange”(1971/米) 監督:スタンリー・キューブリック
 75位:『ケス』“Kes”(1969/英) 監督:ケン・ローチ
 75位:『ハズバンズ』“Husbands”(1975/米) 監督:ジョン・カサヴェテス
 75位:『ワイルドバンチ』“The Wild Bunch”(1969/米) 監督:サム・ペキンパー
 75位:『ソドムの市』“Salo, or The 120 Days of Sodom”(1975/伊・仏) 監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ
 75位:『JAWS/ジョーズ』“Jaws”(1975/米) 監督:スティーヴン・スピルバーグ
 75位:『忘れられた人々』“Los Olvidados”(1950/メキシコ) 監督:ルイス・ブニュエル
 91位:『アンダルシアの犬』“Un chien andalou”(1928/仏) 監督:ルイス・ブニュエル
 91位:『チャイナタウン』“Chinatown”(1974/米) 監督:ロマン・ポランスキー
 91位:『ママと娼婦』“La Maman et la putain”(1973/仏) 監督:ジャン・ユスターシュ
 91位:『オープニング・ナイト』“Opening Night”(1977/米) 監督:ジョン・カサヴェテス
 91位:『黄金狂時代』“The Gold Rush”(1925/米) 監督:チャーリー・チャップリン
 91位:『新学期・操行ゼロ』“Zero de Conduite”(1933/仏) 監督:ジャン・ヴィゴ
 91位:『ディア・ハンター』“The Deer Hunter”(1977/米) 監督:マイケル・チミノ
 91位:『ラルジャン』“L' argent”(1983/仏・スイス) 監督:ロベール・ブレッソン

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