「ゾラの生涯」 1937年 |
(監)ウィリアム・ディターレ(米)(原案)(脚)ハインツ・ヘラルド、ゲザ・ハーゼック
(出)ポール・ムニ、ゲイル・ソンダーガード、ジョセフ・シンドクラフト |
アカデミー作品、助演男優、脚色賞受賞
「ドレフュス事件」を中心にしたフランスの文豪エミール・ゾラの伝記映画
「真実は前進する。誰にも止められない」
法廷映画としても見ごたえあり。今見ても古くない感動的な作品! |
1960年代 |
「華氏451」 1966年 |
(監)(脚)フランソワ・トリュフォー(仏)(原)レイ・ブラッドベリ(脚)ジャン=ルイ・リシャール
(出)オスカー・ウェルナー、ジュリー・クリスティー、シリル・キューザック |
近未来の超管理社会、本を焼却する職場で働く男が愛した女性の影響で本に目覚めます。
SF界の巨匠レイ・ブラッドベリによる本の価値を描いた永遠の名作の映画化 |
1970年代 |
「小林多喜二」 1974年 |
(監)今井正(脚)勝山俊介(出)山本圭、森幹太、北林谷栄、南清貴 |
プロレタリア文学の作家で「蟹工船」の著者、小林多喜二の生涯を描いた作品。 |
「北村透谷 わが冬の歌」 1977年 |
(監)山口清一郎(脚)菅孝行(出)みなみらんぼう、田中真理、石橋蓮司、河原崎次郎 |
文芸評論家、詩人の北村透谷と仲間たちを描いた伝記映画
島崎藤村、樋口一葉、川上音二郎らも登場します。 |
「ブロンテ姉妹」 1979年 |
(監)(脚)アンドレ・テシネ
(出)イザベル・アジャーニ、イザベル・ユペール、マリー=フランス・ピジェ |
「嵐が丘」「ジェーン・エア」などで知られる女性作家ブロンテ姉妹の伝記映画 |
1980年代 |
「町でいちばんの美女/ありきたりな狂気の物語」 1981年 |
(監)(脚)マルコ・フェレ―リ(イタリア)(原)チャールズ・ブコウスキー(脚)セルジオ・アミディ
(出)ベン・ギャザラ、オルネラ・ムーティ、タニヤ・ロペール |
アルコールに溺れる詩人と娼婦の恋を描いたチャールズ・ブコウスキーの伝記的作品
もとはテレビ・ドラマとして制作されたが映画館で日本では公開された。 |
「ガープの世界」 1982年 |
(監)ジョージ・ロイ・ヒル(原)ジョン・アーヴィング
(出)ロビン・ウィリアムズ、グレン・クローズ |
架空の作家ガープの生涯を描いたジョン・アーヴィングの代表作を映画化した傑作 |
「薔薇の名前」 1986年 |
(監)ジャン=ジャック・アノー(原)ウンベルト・エーコ(脚)ジェラール・ブラッシュ他
(出)ショーン・コネリー、F・マーレイ・エブラハム、クリスチャン・スレイター、ロン・パールマン |
中世北イタリアの修道院とその図書館を舞台に起きた連続殺人事件
その真実に迫る英国出身の修道僧とその弟子の物語
本を愛する記号学の専門家ウンベルト・エーコによる大作推理小説の映画化 |
「火宅の人」 1986年 |
(監)深作欣二(原)檀一雄
(出)緒形拳、いしだあゆみ、原田美枝子、松坂慶子 |
放浪の作家、檀一雄の自伝を映画化 |
「チャリング・クロス街84番地」 1986年 |
(監)デヴィッド・ジョーンズ(原)ヘレン・ハンフ(脚)ヒュー・ホイットモア
(出)アン・バンクロフト、アンソニー・ホプキンス、ジュデイ・デンチ |
NYの女性作家がロンドンの古書店に希少本を注文。そこから本と手紙のやり取りが始まります。
プラトニックな愛の物語が手紙のやり取りで描かれた小説を映画化。地味ながら素敵な作品。 |
「バーフライ」 1987年 |
(監)(製)バーベット・シュローダー(脚)チャールズ・ブコウスキー
(出)ミッキー・ローク、フェイ・ダナウェイ、ローラ・ダーン |
作家チャールズ・ブコウスキーによる半自伝的作品。
世捨て人的暮らしを続ける作家と恋人、アルコールに溺れる二人の破滅的人生。 |
「読書する女」 1989年 |
(監)(脚)ミシェル・ドヴィル(仏)(原)レイモン・ジャン(脚)ロザリンド・ドヴィル
(出)ミュウ=ミュウ、マリア・カザレス、クリスチャン・リュッシュ |
出張して注文主の家で本を読む仕事を始めた女性のお話。
本を読むだけのはずが、少々色気がありすぎの女優さんなのです。 |
1990年代 |
「ミザリー」 1990年 |
(監)ロブ・ライナー(原)スティーブン・キング(脚)ウィリアム・ゴールドマン
(出)ジェームズ・カーン、キャシー・ベイツ |
スティーブン・キング自身の体験をもとにした作家と狂信的ファンによるホラー映画 |
「まあだだよ」 1993年 |
(監)(脚)黒澤明(原)内田百閒
(出)松村達雄、香川京子、所ジョージ、井川比佐志 |
作家、内田百閒のエッセイなどに基づいた伝記映画 |
「全身小説家」 1994年(ドキュメンタリー) |
(監)(撮)原一男
(出)井上光晴、井上郁子、瀬戸内寂聴、埴谷雄豊、野間宏 |
作家、井上光晴の生き様を追ったドキュメンタリー映画の傑作!小説家として生きるとは? |
「宮沢賢治 - その愛-」 1996年 |
(監)神山征二郎(脚)新藤兼人
(出)三上博史、酒井美紀、仲代達也、八千草薫 |
日本を代表するファンタジー文学作家、宮沢賢治の伝記映画 |
「恋愛小説家」 1997年 |
(監)ジェームズ・L・ブルックス
(出)ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハント |
ベストセラーを連発中の人気小説家が恋をしてしまうが、実は彼は人付き合いが困難な潔癖症
文学とはあまり関係のない作品ですが、素敵なラブ・ストーリーです。 |
「恋するシェイクスピア」 1998年 |
(監)ジョン・マッデン(脚)マーク・ノーマン、トム・ストッパード
(出)グウィネス・ パルトロー、ジョセフ・ファインズ、ジェフリー・ラッシュ、コリン・ファース |
英国を代表する劇作家ウィリアム・シェイクスピアとその彼女の恋。
その創作の秘密にも迫る作品。アカデミー作品、主演女優、助演女優、脚本賞 |
「ユー・ガット・メール」 1998年 |
(監)ノーラ・エフロン(原戯)ミクロス・ラズロ(脚)デリア・エフロン
(出)トム・ハンクス、メグ・ライアン、グレッグ・ギニア |
NYの小さな書店の店主とメル友になった大手本屋チェーンの経営者の恋。
エルンスト・ルビッチのオリジナルは手紙でのやり取りでした。 |
2000年 |
「クイルズ」 2000年 |
(監)フィリップ・カウフマン(原)(脚)ダグ・ライト
(出)ジェフリー・ラッシュ、ケイト・ウィンスレット |
サディズムの語源ともなったマルキド・サド侯爵の晩年を舞台化した作品の映画化 |
「ワンダーボーイズ」 2000年 |
(監)カーティス・ハンソン(原)マイケル・シェイボン
(出)マイケル・ダグラス、トビー・マグワイヤ |
かつて「天才作家」と呼ばれた文学者たちのその後を描いたベストセラー小説の映画化 |
「小説家を見つけたら」 2000年 |
(監)ガス・ヴァン・サント(脚)マイク・リッチ
(出)ショーン・コネリー、F・マーレイ・エイブラハム |
伝説的作家と作家志望の黒人少年の交流を描いた作品。老ショーン・コネリーが味わい深い。 |
「アイリス」 2001年 |
(監)リチャード・エアー(原)ジョン・ベイリー
(出)ジュディ・デンチ、ジム・ブロードベント |
作家アイリス・マードックについての夫で文芸評論家ジョン・ベイリーによる伝記映画 |
「いつか読書する日」 2004年 |
(監)(原案)緒方明(原案)(脚)青木研次(出)岸部一徳、田中裕子、仁科亜希子、香川照之 |
読書を唯一の趣味とする女性が初恋の男性と再会。二人の恋の炎に火が・・・
大人の素敵なラブ・ストーリーです。 |
「ビフォア・サンセット」 2004年 |
(監)(製)(原案)(脚)リチャード・リンクレーター(原案)キム・クリザン
(出)(脚)ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク |
「恋人たちの距離」の続編で主人公ジェシーは作家になっていました。
サイン会がパリの書店「シェイクスピア&カンパニー」で開かれます。 |
2005年 |
「酔いどれ詩人になるまえに」 2005年 |
(監)(製)(脚)ベント・ハーメル(原)チャールズ・ブコウスキー(脚)ジム・スターク
(出)マット・ディロン、リリ・テイラー、マリサ・トメイ |
酔いどれ作家チャールズ・ブコウスキーの自伝的作品の映画化。
アルコールとセックスに溺れる作家と恋人の破滅的人生を描いた作品。 |
「カポーティ」 2005年 |
(監)ベネット・ミラー(原)ジェラルド・クラーク
(出)フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー |
トルーマン・カポーティによるノンフィクション・ノベルの歴史的傑作小説「冷血」誕生秘話 |
「ミス・ポター」 2006年 |
(監)クリス・ヌーナン(出)レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー |
ピーター・ラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの伝記映画 |
「サガン 悲しみよこんにちは」 2008年 |
(監)(脚)ディアーヌ・キュリス(仏)
(出)シルヴィー・テステュー、ピエール・パルマード |
「悲しみよこんにちは」で世界的に人気作家となったフランソワーズ・サガンの伝記映画 |
「終着駅 トルストイ最後の旅」 2009年 |
(監)(脚)マイケル・ホフマン(原)ジェイ・パリーニ
(出)ヘレン・ミレン、クリストファー・プラマー、ジェームス・カマヴォイ、ポール・ジアマッティ |
ロシアの文豪レフ・トルストイが妻を捨て旅に出て死亡するまでの最後の日々 |
2011年 |
「Virginia/ヴァージニア」 |
(監)(製)(脚)フランシス・フォード・コッポラ(出)ヴァル・キルマー、エル・ファニング |
三流作家が夢で見た作家エドガー・アラン・ポーと共に殺人事件を解決。
自らの人生を再生させ新作を完成させる物語。 |
「ミッドナイト・イン・パリ」 |
(監)(脚)ウディ・アレン(出)オーウェン・ウィルソン、カーラ・ブルーニ、レイチェル・マクアダムス |
作家志望の脚本家が1920年代のパリにタイムスリップ。
そこで様々なアーティストたちと出会う夢のようなお話。
スコット・フィッツジェラルド、アーネスト・ヘミングウェイ、ガートルード・スタイン、T・S・エリオットなど |
「わが母の記」 |
(監)(脚)原田眞人(原)井上靖(出)役所広司、樹木希林、宮崎あおい、南果歩、ミムラ |
作家、井上靖の自伝的小説の映画化。
ボケて行く母親(樹木希林)を介護する家族の物語でもあります。 |
2012年 |
「ザ・ワーズ 盗まれた人生」 |
(監)(脚)ブライアン・クラグマン、リー・スターンサール
(出)ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・アイアンズ |
偶然入手した小説を自分が書いたことにして発表し、ベストセラーになった作家の苦悩と後悔 |
「推理作家ポー最後の5日間」 |
(監)ジェームズ・マクティーグ(脚)ハンナ・シェイクスピア、ベン・リヴィングストン
(出)ジョン・キューザック |
元祖推理小説作家であり詩人、記者エドガー・アラン・ポーが主人公のサスペンス映画 |
「私が愛したヘミングウェイ」 |
(監)フィリップ・カウフマン(脚)ジェリー・スタール、バーバラ・ターナー
(出)クライブ・オーウェン、ニコール・キッドマン、デヴィッド・ストラザーン |
作家アーネスト・ヘミングウェイの三番目の妻マーサ・ゲルホーン
彼女によるヘミングウェイの半生を描いた伝記作品 |
「オン・ザ・ロード」 |
(監)ウォルター・サレス(原)ジャック・ケルアック「路上」(脚)ホセ・リベーラ
(出)サム・ライリー、クリステン・スチュワート、ギャレット・ヘドランド、エイミー・アダムス |
ビート世代の聖典「路上」を書いたジャック・ケルアックとその仲間たちの冒険物語。 |
2013年 |
「舟を編む」 |
(監)石井裕也(原)三浦しをん(脚)渡辺謙作
(出)松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、小林薫、池脇千鶴 |
辞書編纂に挑む編集者たちの長年にわたる苦労と人生を描いた作品。
営業部から飛ばされて辞書編纂部に移動した若者の成長物語
「本屋大賞」受賞作の映画化 |
2015年 |
「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」 |
(監)マイケル・グランデージ(原)A・スコット・バーグ「編集者パーキンズ」
(出)コリン・ファース、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、ローラ・リニー、ガイ・ピアース |
トム・ウルフと彼を育てた編集者マックス・ポーキンズの交流を描いた伝記映画
彼が世に出したスコット・フィッツジェラルド、アーネスト・ヘミングウェイも登場します。 |
「白鯨との闘い」 |
(監)ロン・ハワード(原)ナサニエル・フィルブリック(脚)チャールズ・リーヴィット
(出)クリス・ヘムズワース、キリアン・マーフィー、トム・ホランド |
ハーマン・メルヴィルの名著「白鯨」のもとになった捕鯨船の沈没事故を描いた冒険映画 |
2016年 |
「パターソン」 |
(監)(脚)ジム・ジャームッシュ(詩)ロン・パジェット
(出)アダム・ドライバー、ゴルスフテ・ファラハニ、永瀬正敏 |
アメリカの小さな街パターソンで暮らす詩人でバス運転手パターソンの物語
ロン・パジェットによる詩が素晴らしい!その生きざまに心打たれます。 |
「蜜のあわれ」 |
(監)石井岳龍(原)室生犀星(出)大杉連、二階堂ふみ、真木よう子 |
老作家と暮らす赤い服の美少女の日々を描いた幻想小説の映画化 |
「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」(ドキュメンタリー) |
(監)(製)(編)フレデリック・ワイズマン |
世界最大級の知の殿堂「NY公共図書館」の裏側やそこで働く人々に迫ったドキュメンタリー
図書館好きには至福の時で3時間を越える作品ながら飽きない大作。
「図書館は民主主義の柱だ」トニ・モリソン |
「笑う故郷」 |
(監)マリアノ・コーン、ガストン・ドゥプラット(アルゼンチン)(脚)アンドレス・ドゥプラット
(出)オスカル・マルティネス(ヴェネチア映画祭男優賞)、ダディ・ブリエバ |
ノーベル文学賞作家が市民名誉賞受賞のためアルゼンチンの故郷の街に里帰り。
そこで特別講演を行いますが・・・思わぬトラブルに巻き込まれます。 |
2017年 |
「グッバイ・クリストファー・ロビン」 |
(監)サイモン・カーティス(出)ドーナル・グリーソン、マーゴット・ロビー |
A・A・ミルンの代表作のキャラクター「クマのプーさん」の誕生秘話、家族の物語 |
「ショーン・ディディオン ザ・センター・ウィル・ノット・ホールド」
(ドキュメンタリー) |
(監)(製)グリフィン・ダン(出)ショーン・ディディオン、ジョン・G・ダン |
ノンフィクション作家、脚本家ショーン・ディディオンの波乱の人生に迫ったドキュメンタリー
最愛の夫を失った悲しみを描いた自伝的作品「悲しみにある者」誕生秘話 |
「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」 |
(監)ダニー・ストロング(原)ケネス・スラウェンスキー
(出)ニコラス・ホルト、ケヴィン・スペイシー |
作家J・D・サリンジャーの半生を描いた伝記映画であり「ライ麦畑でつかまえて」誕生秘話 |
「メアリーの総て」 |
(監)ハイファ・アル=マンスール(脚)エマ・ジェンセン
(出)エル・ファニング、ダグラス・ブース |
永遠の元祖SF小説「フランケンシュタイン」の著者メアリー・シェリーの伝記映画 |
2018年 |
「ガーンジー島の読書会の秘密」 |
(監)マイク・ニューウェル(原)メアリー・アン・シェーファー「ガーンジー島の読書会」
(出)リリー・ジェームズ、トム・コートネイ、ミキール・ハースマン |
読書会のメンバーに誘われた作家ジュリエットは取材を兼ねた旅に出ます。
英国の島で戦争中に起きた事件に迫り、読書の魅力を描いた感動作。 |
「グッバイ・リチャード!」 |
(監)(脚)ウェイン・ロバーツ(出)ジョニー・デップ、ローズマリー・デウィット |
余命半年の宣告を受けた文学部の教授サイドの日々を描いたコメディタッチの感動作 |
「孤独なふりした世界で」 |
(監)(撮)リード・モラーノ(脚)マイク・マコウスキー
(出)ピーター・ディンクレイジ、エル・ファニング、シャルロット・ゲンズブール、ポール・ジアマッティ |
謎の病原菌によって世界がほぼ全滅した世界
生き残った人々が図書館を守り、生き延びようとしていますが・・・
様々な本も登場する本好きにうれしい近未来SF |
「博士と狂人」 |
(監)(脚)P・B・シェムラン(原)ウィリアム・ウィンチェスター(脚)トッド・コマーニキ
(出)メル・ギブソン、ショーン・ペン、ナタリー・ドーマー |
オックスフォード英語大辞典を生み出した言語学者と協力者となった殺人犯の秘話 |
「シェイクスピアの庭」 |
(監)(製)ケネス・ブラナー(脚)ベン・エルトン
(出)ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、イアン・マッケラン |
郊外に隠遁し庭作りに励む戯曲作家ウィリアム・シェイクスピアの晩年を描いた伝記映画 |
「パブリック 図書館の奇跡」 |
(監)(脚)(出)エミリオ・エステベス(出)アレック・ボールドウィン、ジェナ・マローン、ジェフリー・ライト |
寒波を逃れるため図書館に立てこもった人々と図書館員たちによる感動の物語
「薔薇の名前」の青年クリスチャン・スレイターが悪役で登場! |
「読まれなかった小説」 |
(監)(脚)ヌイ・ビルゲ・ジェイラン(脚)アキン・アクス、エブル・ジェイラン |
しがない教師の父親に反発し、作家志望の青年が処女小説を発表しようと奔走するが。
「昔々、アナトリア」「雪の轍」などトルコの巨匠による青春文学映画 |
「ビブリア古書堂の事件手帖」 |
(監)三島有紀子(原)三上延(脚)渡部亮平、松井香奈
(出)黒木華、野村周平、成田凌、夏帆、東出昌大、神野三鈴 |
古書店で働くことになった読書が苦手な青年と美人店主。
古書にまつわる謎を解く推理小説の映画化 |
「マイ・ブックショップ」 |
(監)(脚)イザベル・コイシェ(原)ペネロピ・フィッツジェラルド
(出)エミリー・モーティマー、ビル・ナイ、パトリシア・クラークソン |
1959年海辺の小さな村に本屋を始めようとする戦争未亡人。
本という新しい文化の流入を認めたくない人々がそれを妨害します。
ブッカー賞受賞作の映画化。 |
2019年 |
「一度も撃ってません」 |
(監)阪本順治(脚)丸山昇一(出)石橋蓮司、大楠道代、岸部一徳、桃井かおり |
売れないハードボイルド作家が実は伝説のヒットマンだった。
文学の映画というより殺し屋の映画ではありますが・・・ 究極のリアリズム犯罪小説作家なので |
「9人の翻訳家 狙われたベストセラー」 |
(監)(脚)レジス・ロワンサル(仏)(脚)ダニエル・プレスリー、ロマン・コンパン
(出)ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ、エドゥアルド・ノリエガ |
世界的ベストセラー完結篇を翻訳するために集められた9か国語の翻訳家たち
作業中にその原稿が盗み出され、脅迫メールが送られてきます。 |
「ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語」 |
(監)(脚)グレタ・ガーウィグ(原)ルイーザ・メイ・オルコット
(出)シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、ティモシー・シャラメ |
マーチ家4姉妹の人生を描いたベストセラー小説「若草物語」を現代的解釈で映画化
「若草物語」の誕生秘話として見ることもできる作家志望の次女視点の物語 |
「トールキン 旅のはじまり」 |
(監)ドメ・カルコスキ(脚)デヴィッド・グリーソン他
(出)ニコラス・ホルト、リリー・コリンズ |
「ロード・オブ・ザ・リング」の作者J・R・R・トールキンの青春時代を描いた伝記映画 |
「人間失格 太宰と3人の女たち」 |
(監)蜷川実花(脚)早船歌江子
(出)小栗旬、二階堂ふみ、宮沢りえ 、沢尻エリカ、成田凌、藤原竜也、千葉雄大 |
「人間失格」を書き上げる頃の太宰治と彼の恋人たちの関係を描いた伝記映画
自殺未遂を繰り返した後の最後の心中までを描きます。女性たちが美しい! |
「ぶあいそうな手紙」 |
(監)(脚)アイ・ルイーザ・アゼヴェード(ブラジル)(脚)ジョルジ・フルタード
(出)ホルヘ・ボラーニ、ガブリエラ・ポエステル |
視力を失いつつある老人に手紙の朗読を頼まれた女性。
老人がストリートで参加する詩の朗読バトルシーンは見所です! |
「ブックセラーズ」(ドキュメンタリー) |
(監)(編)D・W・ヤング |
世界最大のブックフェア「ニューヨーク・ブックフェア」を舞台にしたドキュメンタリー
希少本コレクター、ブック・ディーラー、本屋の店主らを撮影。 |
「マーティン・エデン」 |
(監)(脚)ピエトロ・マルチェッロ(イタリア)(原)ジャック・ロンドン(脚)マルリツィオ・ファブリッチ
(出)ルカ・マリネッリ、ジェシカ・クレッシー、カルロ・ツェッキ |
冒険小説作家ジャック・ロンドンの自伝的小説を舞台をイタリアに移して映画化。 |
2020年 |
「GIVING VOICE 内なる声が語ること」(ドキュメンタリー) |
(監)ジェームズ・D・スターン、フェルナンド・ヴィレラ(戯)オーガスト・ウィルソン
(出)オーガスト・ウィルソン、ヴィオラ・デイヴィス、デンゼル・ワシントン |
アメリカを代表する黒人戯曲作家オーガスト・ウィルソンの戯曲を一人芝居で演じるコンテスト
決勝大会に勝ち残った高校生たちのドキュメンタリー |
「騙し絵の牙」 2021年 |
(監)(脚)吉田大八(原)塩田武士(脚)楠野一郎
(出)大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、リリー・フランキー |
廃刊危機の雑誌を救うためにやった来た編集長が次々に新しい作戦を展開。
出版界を舞台にしたサスペンスタッチの権力闘争ドラマの快作。 |
「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」(ドキュメンタリー) |
(監)豊島圭介(編)村上雅樹(出)三島由紀夫、芥正彦、木村修、橋爪大三郎 |
作家、三島由紀夫が全共闘が占拠する東大に入り、学生たちと討論した記録。
これぞ「議論」が展開されます。学生たちの素晴らしい弁舌に驚かされます。 |