ボクシング映画の名作たち


「あゝ荒野」、「ミリオン・ダラー・ベイビー」、「シンデレラマン」、「レイジング・ブル」・・・
<ボクシング映画の名作>
 ボクシングの栄光と敗北の美学を映し出した数々の映画は、その多くが名作と呼べる作品ばかりです。ここでは、僕がお勧めできる範囲でボクシングに関する映画、もしくはボクシングの名シーンが登場する作品をご紹介させていただきます。ボクシングというスポーツが「究極の格闘技」だけに、これらの映画はいつまでも古くならずにすむかもしれません。

<ボクシング映画になぜ傑作が多いのか?>
(1)主演俳優の演技が素晴らしい!
 主演俳優たちは、隠すことのできない身体を本物のボクサー体型にするところから演技を始めています。それだけに、彼らはおのずと魂を込めた演技をすることになります。
(2)名監督たちが演出している!
 映画監督になったら一度はボクシング映画を撮ってみたいと思うのでしょう。多くの名監督が一度はボクシング映画を撮っています。過去の名作も多いことから、誰もがボクシング映画を一度は撮ってみたいと思っているのでしょう。
(3)ボクシングは人生の縮図!
 15ラウンドという限られた時間(今は12ラウンド)は、映画の上映時間とほぼ同じです。そして、その中に人生の様々な縮図を収めることで、主人公の生き様を描き出せるのです。
(4)ボクシング映画は究極の青春映画!
 ボクシングは年齢的に30代前半までのスポーツです。それだけにボクシングと青春時代はきっけも切り離せず、その終わりは青春時代の終わりでもあります。したがって、ボクシング映画は青春映画でもあり、青春時代の終わりを描いたノスタルジックな映画でもあります。
(5)リアリティーが半端ない!
 名作映画の多くは実在の人物の伝記映画であり、実際にあった試合をもとにしています。それだけに、リアリティーのある映像が生まれ観客を引き込むことができるのです。

下記の映画リストで取り上げられている名選手の多くは、下記のページで取り上げています!
ボクシングの歴史と名選手


 
「あゝ荒野」(前・後編) (2017年) 
(監)(脚)岸善幸(製)河村光庸、瀬井哲也ほか(原)寺山修司(脚)港岳彦(撮)夏海光造(音)岩代太郎
(出)菅田将暉、ヤンイクチュン、でんでん、ユースケ・サンタマリア、木村多江、高橋和也、モロ師岡、木下あかり
 2020年東京オリンピック後の東京を舞台にボクシングに青春をかける二人の若者を描いた大作 
 原作が寺山修司ということで昭和臭さも強烈なこれぞボクシング映画という作品です
 菅田将暉のスピードとヤンイクチュンのパワーが、ボクシングと演技でぶつかり合う強烈な作品です
「あしたのジョー」(2010年) 
(監)曽利文彦(製)渡辺香、服部洋ほか(原)高森朝雄、ちばてつや(脚)篠崎絵里子(撮)橋本桂二(音)高橋哲也、北里玲二
(出)山下智久、伊勢谷友介、香里奈、香川照之、モロ師岡、西田尚美、杉本哲太、倍賞美津子、津川雅彦
 あの伝説的ボクシングマンガを映画化する挑戦する勇気に拍手 
「ALI アリ」 (2001年) 
(監)(脚)(製)マイケル・マン(原)グレゴリー・アレン・ハワード(脚)スティーブン・J・リヴェル、クリストファー・ウィルキンソンほか(撮)エマニュエル・ルベツキ
(音)ピーター・バーク、リサ・ジェラード(出)ウィル・スミス、ジョン・ヴォイト、ジェイミー・フォックス 、ジェフリー・ライト、マリオ・ヴァン・ピーブルズ、ジョー・モートン
 モハメド・アリの伝記映画 
 ボクシング映画であると同時に公民権運動に揺れるアメリカの歴史ドラマでもあります
 マルコムX、イライジャ・ムハンマド、アンジェロ・ダンディ、ドン・キングなども登場します
「傷だらけの栄光 Sombody Up There Likes Me」(1956年)
(監)ロバート・ワイズ(製)チャールズ・シュニー(脚)アーネスト・レーマン(脚)ロバート・グラジアノ、ローランド・バーバー(撮)ジョセフ・ルッテンバーグ
(出)ポール・ニューマン、サル・ミネオ、ピア・アンジェリ 
 ロッキー・グラジアノの自伝をもとにした作品 
 イタリア系の世界ミドル級チャンピオンを演じたポール・ニューマンはこれが出世作となり、大スターとなって行きます
「キッズ・リターン」(1996年) 
(監)(脚)北野武(撮)柳島克己(音)久石譲(出)金子賢、安藤政信、石橋凌、森本レオ、山谷初男、寺島進 
 北野武による永遠の青春映画であり、ボクシング映画の傑作
 主演の二人は、あまりにもこの映画にはまりすぎたのか、その後、伸び悩むことに・・・青春はまだ始まってもいなかった
「キッズ・リターン/再会の時」(2013年) 
(監)(脚)清水浩(原案)ビートたけし(脚)益子昌一(撮)鍋島淳裕(音)遠藤浩二(出)平岡祐太、三浦貴大、倉科カナ、中尾明慶 、小倉久寛、べんがる
 ビートたけし原案による「キッズ・リターン」の続編
 一作目から10年後、二人の再会とボクシングに再び挑戦する姿を描きます
「クリード チャンプを継ぐ男」(2015年) 
(監)(原)(脚)ライアン・クーグラー (製総)ニコラス・スターン(脚)アーロン・コヴィントン(撮)マリス・アルベルチ(PD)ハンナ・ビークラー(音)ルートヴィッヒ・ヨーランソン
(出)マイケル・ジョーダン、シルベスタ―・スタローン、テッサ・トンプソン、フィリシア・ラシャド 
 ロッキーのライバルだったアポロの息子を主人公にしたスピンオフ作品。
 ライアン・クーグラーがスタローンに脚本を持ち込んだ企画。これはスタローンの第一作「ロッキー」と同じ流れでした
 大ヒット作「ブラック・パンサー」につながる作品
「サウスポー Southpaw」(2015年)
(監)アントン・フークア(製)トッド・ブランク、ジェイソン・ブルメンタルほか(脚)カート・サッター(撮)マウロ・フィオーレ(PD)デレク・R・ヒル(音)ジェームズ・ホーナー
(出)ジェイク・ギレンホール、フォレスト・ウィテカー、レイチェル・マクアダムス、ナオミ・ハリス 
 事故で妻を失いどん底に落ちた元チャンピオン・ボクサーが復帰を目指す感動の戦い 
 ビリー・‘ザ・グレート’・ホープというボクサーは架空の存在のようです
「静かなる男 The Quiet Man」(1952年) 
(監)(製)ジョン・フォード(原)モーリス・ウォルシュ(脚)フランク・S・ニュージェント(撮)ウィントン・C・ホック、アーチ―・スタウト(音)ヴィクター・ヤング
(出)ジョン・ウェイン、モーリン・オハラ、ヴィクター・マクラグレン、ウォード・ボンド、フランシス・フォード、バリー・フィッツジェラルド
 元ボクサーの引退後の人生を描いたドラマですが、再び彼はボクシングをすることになります
 こうして始まるボクシング・シーンが有名な作品
 アイルランド系のジョン・フォードが故国を舞台に描いた代表作
「シンデレラマン Cinderella Man」(2005年) 
(監)(製)ロン・ハワード(原案)クリフ・ホリングワース(脚)アキバ・ゴールズマン、クリフ・ホリングワース(撮)サルヴァトーレ・トチノ(PD)ウィン・トーマス(音)トーマス・ニューマン
(出)ラッセル・クロウ、レニー・ゼルウィガー、ポール・ジアマッティ、クレイグ・ビアーコ、ブルース・マッギル
 実在のボクサー、ジェームズ・J・ブラドックの物語
 1935年、マックス・ベアという当時最強のチャンピオンに大番狂わせで勝利し、世界ヘビー級チャンピオンとなった奇跡のボクサー
 アメリカの大恐慌時代に怪我と貧困と闘った苦難の人生をリアリズムに徹して描いたロン・ハワード入魂の傑作 
「ストリート・ファイター The Streetfighter」(1975年) 
(監)(脚)ウォルター・ヒル(原案)(脚)ブライアン・ギンドーフ、ブルース・ヘンステル(撮)フィリップ・H・ラスロップ(音)バリー・デ・ヴォーゾン
(出)チャールズ・ブロンソン、ジェームス・コバーン、ジル・アイアランド、ストローサー・マーティン、ブルース・グローヴァー
 正式なボクシングではないものの、その原点ともいえるストリート・ファイトを描いた異色作
 舞台は1930年のニューオーリンズ、ストリート・ファイティングに命を懸ける男たちの戦いのドラマ
 アクション映画界のレジェンド、ウォルター・ヒル初期の名作
 
「チャンピオン Champion」(1949年) 
(監)マーク・ロブソン(製)スタンリー・クレイマー(脚)カール・フォアマン(原)リング・ラードナー(撮)フランク・プラナー(音)ディミトリ・ティオムキン
(出)カーク・ダグラス、ルース・ローマン、ジョン・デイ、マリリン・マックスウェル、ポール・スチュワート 
 リング・ラードナーの同名タイトルの小説を映画化
 スタンリー・クレイマーの製作者としての出世作であり、カーク・ダグラス初期の代表作でもある作品 
「チャンピオン Champion」(2002年) 
(監)(脚)クァク・キョンテク(製)チョ・ワンジャン(撮)ホン・クンピョ(出)ユ・オソン、チェ・ミンソ、ユン・スンワン、ジョン・ドホン
 世界ライト級チャンピオンとして当時最強だったレイ”ブンブン”マンシーニに挑み、試合中に死亡してしまった韓国人ボクサーの伝記映画
 もちろん実話、韓国の国民的英雄キム・ドゥックの悲劇の死までの生涯を描いた作品
「チャンプ The Champ」(1931年) 
(監)キング・ヴィダー(脚)(原)フランセス・マリオン(撮)ゴードン・アヴィル(出)ウォーレス・ビアリー、ジャッキー・クーパー、アイリーン・リッチ
 元チャンピオンとその息子の物語で、アカデミー脚本賞(ウォーレス・ビアリー)、主演男優賞を受賞しています
 引退したものの息子から「チャンプ」と呼ばれる父親が期待に応えるため、再びリングに上がる感動のドラマ 
「チャンプ The Champ」(1979年) 
(監)フランコ・ゼフィレッリ(製)ダイソン・ラヴェル(原)フランセス・マリオン(脚)ウォルター・ニューマン(撮)フレッド・F・コーネカンプ(監)デイヴ・グルーシン
(出)ジョン・ヴォイト、リッキー・シュローダー、フェイ・ダナウェイ、ジャック・ウォーデン、アーサー・ヒル、ジョーン・ブロンデル
 1931年に製作された同名映画のリメイク 
「鉄腕ジム Gentleman Jim」(1942年) 
(監)ラオール・ウォルシュ(製)ロバート・バークナー(脚)ヴィンセント・ローレンス、ホレイス・マッコイ(撮)シド・ヒコックス(音)ハインツ・ロームヘルド
(出)エロール・フリン、アレクシス・スミス、ジャック・カーソン、アラン・ヘイル、ジョン・ローダー 
 5オンスのグローブを使用した近代ボクシング初の世界ヘビー級チャンピオン、ジム・コーベットの物語
 ジョン・L・サリバンからチャンピオンを奪ったがアウトボクシングの戦いぶりが観客の批判を浴びることになり、「紳士」と呼ばれた 
「どついたるねん」(1989年) 
(監)(脚)阪本順治(製)荒戸源次郎(撮)笠松則通(音)原一博(出)赤井英和、相楽晴子、麿赤児、原田芳雄 、大和武士、笑福亭松之助
 「浪速のロッキー」と呼ばれた赤井英和の自伝をもとにした映画
 世界チャンピオンになると思われていながら試合中の事故で再起不能となった赤井選手は本当に素晴らしいボクサーでした! 
「殴られる男 The Harder They Call」(1956年)
(監)マーク・ロブソン(製)(脚)フィリップ・ヨーダン(原)バッド・シュールバーグ(撮)バーネット・ガフィ(音監)エミール・ニューマン
(出)ハンフリー・ボガート、ロッド・スタイガー 、マイク・レイン、ジャン・スターリング、マックス・ベア
 八百長によって勝ち進んだ新人ボクサーの戦いの人生を描いたサスペンス映画
 未見ですがボクシングの場面も迫力があるようです 
「モハメド・アリ/ザ・ファイターズ The Fighters」(1991年)
(監)ウィリアム・グリーヴス(脚)ジョセフ・コンセンティノ、スティーヴン・ラーナー(出)モハメド・アリ、ジョー・フレイジャー、バート・ランカスター
 徴兵を拒否したために世界ヘビー級タイトルを剥奪されたモハメド・アリが3年半の後、1971年マジソン・スクエア・ガーデンのリングに立つ
 ジョー・フレイジャーとの復帰戦を撮ったドキュメンタリー作品 
「ザ・ハリケーン The Hurricane」(1999年) 
(監)(製)ノーマン・ジェイソン(製)(脚)アーミアン・バーンスタイン(脚)ダン・ゴードン(撮)ロジャー・ディーキンス(音)クリストファー・ヤング
(出)デンゼル・ワシントン、ヴィセラス・レオン・シャノン、デボラ・カーラ・アンガー、リーヴ・シュレイバー、ロッド・スタイガー 
 ルービン”ハリケーン”カーターをモデルとする冤罪実録映画
 人種差別批判の映画として原点ともいえるノーマン・ジェイソンの代表作「夜の大捜査線」のロッド・スタイガーが出演していて感動 
「ハンズ・オブ・ストーン Hands of Stone」(2016年) 
(監)(製)(脚)ジョナタン・ヤクボウィッツ(撮)M・ヨアン・リッティン(PD)トーマス・ヴォス(音)アンジェロ・ミィリ
(出)エドガー・ラミレス、ロバート・デニーロ、アッシャー・レイモンド、ルベン・ブラデス、エレン・バーキン、ジョン・タトゥーロ 
 伝説的なボクサー、ロベルト・デュランの伝記映画、ミドル級が最も面白かった黄金時代の大スターです 
 トマス・ハーンズ、シュガー・レイ・レナード、マービン・ハグラー、ヘクター・カマチョ、ガッツ石松、ビニー・パジェンサ・・・個性的なボクサーばかりでした!
「ビニー/信じる男 Bleed For This」(2016年) 
(監)(製)(原案)(脚)ベン・ヤンガー(撮)ラーキン・サイプル(PD)ケイ・リー(音)ジュリア・ホルター(出)マイルズ・テラー、アーロン・エッカート、ケイティ・セイガル 
 ビニー・パジェンサの伝記映画
 世界ジュニア・ミドル級チャンピオンを獲得後、交通事故で再起不能の怪我を負い、そこから奇跡の復活を遂げたボクサー。
 あのロベルト・デュランを破って再び世界チャンオピオンに返り咲いた奇跡のボクサーの実話  
「ボクサー The Great White Hope」(1970年) 
(監)マーティン・リット(製)ローレンス・ターマン(原)(脚)ハワード・サックラー(撮)バーネット・ガフィ(音)ライオネル・ニューマン
(出)ジェームス・アール・ジョーンズ、ジェーン・アレキサンダー、ルー・ギルバート、チェスター・モリス、ロバート・ウェッバー 
 人種差別と闘い黒人初の世界チャンピオンとなったジャック・ジョンソンの物語 
「ボクサー」(1977年) 
(監)(脚)寺山修司(脚)石森史郎、岸田理生(撮)鈴木達夫(音)J・A・シーザー(出)菅原文太、清水健太郎、小沢正一、春川ますみ、伊佐山ひろ子
 青春映画であり、本格派ボクシング映画 
「ボクサー The Boxer」(1997年) 
(監)(製)(脚)ジム・シェリダン(脚)テリー・ジョージ(撮)クリス・メンゲス(音)ギャヴィン・フライデー(出)ダニエル・デイ=ルイス、エミリー・ワトソン、ブライアン・コックス 
IRAのテロリストとして留置されていた主人公がボクサーとして復活を目指そうとしますが・・・彼にはテロリストたちに監視されていました 
「ボディ・アンド・ソウル Body and Soul」(1947年) 
(監)ロバート・ロッセン(製)ボブ・ロバーツ(脚)エイブラハム・ポロンスキー(撮)ジェームズ・ウォン・ハウ(編)フランシス・D・ライオン、ロバート・パリッシュ(アカデミー編集賞)
(音)ヒューゴ・フリードホーファー(出)ジョン・ガーフィールド、リリー・パルマー、ヘイゼル・ブルックス
 ジャズの名曲をタイトルにしたボクシングの世界を舞台にしたフィルムノワール作品 
 「赤狩り」の際、ブラックリストに載せられ、39歳の若さで他界した名優ジョン・ガーフィールドの代表作
 ボクシング・シーンの迫力は評価が高く、アカデミー編集賞を受賞しています
「街の灯 City Lights」(1931年) 
(監)(製)(脚)(作曲)チャールズ・チャップリン(撮)ロリー・トザロー、ゴードン・ポロック(音)アルフレッド・ニューマン(出)チャールズ・チャップリン、ヴァージニア・チェリル 
 ボクシング映画ではありませんが、永久不滅伝説的なボクシング・ファイトは爆笑間違いなし! 
 何回見ても、あまりに計算された動きに驚かされます。ここまでくると、ボクシングというよりもシンクロナイズド・ダンスというべきでしょう
 盲目の少女と彼女に恋をしたホームレスの物語が本筋
「ミリオン・ダラー・ベイビー Million Dollar Baby」(2004年) 
(監)(製)クリント・イーストウッド(脚)(製)ポール・ハギス(原)F・X・トゥール(撮)トム・スターン(音)クリント・イーストウッド
(出)クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキー、マイケル・ペーニャ 
 前半は本格的なボクシング映画ですが、後半は究極の人間ドラマとなるイーストウッド入魂のボクシング映画
 ボクシングというスポーツは、試合の前後にもまたドラマがあります。普通のボクシング映画は試合の前を丹念に描き、クライマックスに試合を持ってきます
 しかし、この作品は試合の後の長い人生をもまた描くことで、新たな名作となりました。ボクシングと共に人生を描いた大作です
 アカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞
「レイジング・ブル Raging Bull」(1980年) 
(監)マーティン・スコセッシ(製)アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ(脚)ポール・シュレーダー、マーディク・マーティン(撮)マイケル・チャップマン(音)レス・ラゾロビッツ
(出)ロバート・デニーロ、ジョー・ペシ、キャシー・モリアーティ、フランク・ヴィンセント 
 伝説的ミドル級世界チャンピオン、ジェイク・ラモッタの自伝をもとにした作品
 オープニングのスローのモノクロ映像の美しさは映画史に残るもの
 太ったり痩せたりと身体作りも含めて素晴らしい演技をしたデニーロがアカデミー主演男優賞を獲得
「ロッキー Rocky」(1976年) 
(監)ジョン・G・アビルドセン(製)ロバート・チャートフ、アーウィン・ウィンクラー(脚)シルベスター・スタローン(撮)ジェームズ・クレイブ(音)ビル・コンティ
(出)シルベスター・スタローン、タリア・シャイア、バージェス・メレディス、バート・ヤング、カール・ウェザース 
 主演のスタローンが自ら書いた脚本を持ち込んで実現した企画
 この作品の成功により、スタローンはハリウッド入りし、その後のシリーズも誕生することになります
 経済的に負け続け不況が続き、ベトナム戦争にも破れてプライドまで失ったアメリカを再び立ち上がらせるきっかけにもなった重要な作品でもありました
「ザ・ファイター The Fighter」(2010年) 
(監)デヴィッド・O・ラッセル(脚)スコット・シルバー、ポール・タマシー
(出)マーク・ウォルバーグ、クリスチャン・ベイル(アカデミー助演男優賞)、メリッサ・レオ(アカデミー助演女優賞) 
 実在のアイルランド系ボクサー、ミッキー・ウォードの伝記映画 
 ボクシング映画であると同時に兄弟愛の人間ドラマとしての名作でもあります
「リベンジ・マッチ」(2013年) 
(監)(製)ピーター・シーガル(脚)(原)ティム・ケルハー(脚)ロドニー・ロスマン(撮)ディーン・セムラー(PD)ウィン・トーマス(音)トレヴァー・ラヴィン
(出)ロバート・デニーロ、シルベスター・スタローン、キム・ベイシンガー、アラン・アーキン、ケヴィン・ハート、L・L・クールJ 
 「イタリアの種馬」ロッキーと「狂える牡牛」ジェイク・ラモッタがまさかの対戦!これは掘り出し物ですよ
 ヘンリー・“レーザー”・シャープ(スタローン)VSビリー・“ザ・キッド”・マクドネン(デニーロ)
 笑いと感動の掘り出し物、イベンダー・ホリフィールドマイク・タイソンが特別出演! 
 ちなみにこの映画の監督ピーター・シーガルは、アメフト映画の傑作「ロンゲスト・ヤード」のリメイクを監督しています。

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