「HANA-BI」 1997年

- 北野武 Takeshi Kitano -

<世界を意識した作品>
 北野武監督の代表作「HANA-BI」は、基本的には1998年公開の作品ということになっています。しかし、この作品は海外での映画祭に出品するため、この年すでに完成しており、いち早く9月のヴェネチア映画祭で公開されグランプリにあたる金獅子賞を受賞しています。
 北野作品といえば、日本国内ではヒットしないことで有名です。ヨーロッパでの彼の人気が高まり「天才キタノ」の名前が世界的な広がりをみせても、それは変わりませんでした。ならば、海外の映画祭で賞を獲り、海外で徹底的に知名度を上げて、その勢いで日本でもヒットさせてやろう、興行的にそう考えるのは当然の作戦かもしれません。島国根性の国、日本の国民は昔から「逆輸入商品」に弱いのです。まして、世界三大映画祭のひとつヴェネチア映画祭のグランプリとなれば、さすがに日本でもヒットするだろうというわけです。そんなこともあり、この映画は1997年にそのプロモーションも兼ねた映画祭のニュースでどんどん紹介されたため、僕の中では完全にこの年公開の映画になってしまいました。実際、日本での公開は1998年1月ですから、ほとんど1997年に近かったわけです。
 こうした海外を意識した戦略は、映画の内容はともかくタイトルにも影響を与えていたと思われます。「HANA」=「花」そして「BI」=「火」or「美」というアルファベット表記は、明らかに海外のファンに分かりやすいものになっていました。こうした、製作側の狙いは往々にして裏目に出て反感を買う場合もあるのですが、そんな感情論など吹き飛ばすほど、北野人気は加熱状態にあったのでしょう。そのうえ、この作品はある意味彼の作品の中でも、明らかに集大成的なものとなっており、賞を与えるには最適の作品だったのも確かだと思います。
 しかし、それは作品の質だけの問題ではなく、北野武=ビートたけしの人生においてもエポック・メイキングな作品に位置するものでした。それはどういうことかということで、北野武監督の「HANA-BI」に至るまでの作品と人生を振り返りたいと思います。

<監督デビュー>
 ビートたけしが俳優として注目を集めるきっかけとなったのは、1983年公開の「戦場のメリークリスマス」とテレビのスペシャル・ドラマ「昭和四十六年大久保清の犯罪・戦後最大の連続女性誘拐殺人事件」でした。その後、「イエスの箱舟」(1985年)「夜叉」(1985年)でも高い評価を受け、彼は超一流の性格俳優として認知されるようになりました。しかし、1986年絶好調だったはずのたけしは、週刊フライデーによる過剰な取材に怒り、「たけし軍団」を引き連れてフライデー編集部を襲撃、逮捕されてしまいます。(正直、この時のたけしの行動には拍手した人が多かったのではないでしょうか)
 7ヶ月間の謹慎の後も、彼はその活動を宣言されましたが、逆にそれが彼を映画に向かわせることになったのかもしれません。1989年、主役を演じることになっていた久々の映画「その男、凶暴につき」を監督するはずの深作欣二が降板してしまったため、彼は急遽、監督を務めることになります。この映画は監督としては途中参加だったため、彼の本当の意味での監督作品とはいえなかったかもしれません。しかし、出来上がった作品はその過激な暴力描写が話題になり、予想以上にヒット。一躍彼の監督としての手腕は評判になりました。(ちなみに、この映画の脚本を書いたのは野沢尚でした)
 1990年の第2作「3-4×10月」は、脚本も自らが書き、完全に北野武作品と呼べるものとなりました。ただし、主人公がはっきりせず、ストーリー展開もあまりに意外で単なる犯罪アクション映画とはいえない異色のドラマのため、誰もが楽しめる作品というわけではありませんでした。もちろん、そこが良いのですが。
 1991年の第3作「あの夏、いちばん静かな海」は、サーファーとその彼女のラブ・ストーリーでしたが、主人公の恋人二人(真木蔵人、大島弘子)を聾唖者に設定。さらに台詞だけでなくドラマも音楽も極力排除することで、かつてのサイレント映画の名作に匹敵する異色の作品となりました。数ある北野作品の中でも、この作品をベスト1にあげる人はけっこう多いでしょう。この作品の台詞のない主役カップルの設定は「HANA-BI」の主人公となる西夫婦に面白おかしく再現されることになります。

「・・・サイレントは、絶対に挑戦しておかないとしょうがないかなって。それができれば、それで足りない部分が言葉や音楽であって、なるたけ台詞もなしに、観た人がそれでもわかるような映画がいちばんじゃないかなって」
北野武「フィルム・メーカーズ 北野武」より

 そんなわけで、「HANA-BI」では日本を代表する名女優、岸本加世子が優れた演技力を封印されてしまいます。ほとんどパントマイムのような二人のやり取りは、銀行強盗のシーンでは笑わせ、海辺のラスト・シーンでは観客をしっかりと泣かせることに成功しています。
 1993年の第4作「ソナチネ」は再び暴力と死をテーマとする作品となりました。やくざ同士の抗争を撮りながら、そこからカッコいいアクション・シーンを取り去るという逆転の発想によって生まれた不思議な暴力映画は、世界各地の映画祭で上映され「キタノ」の名を世界に広めるきっかけとなりました。(クエンティン・タランティーノの「レザボア・ドッグス」がその対局に位置する作品と言うことになるのでしょう)この作品の主人公が自ら死へと突き進む様は、これもまた「HANA-BI」の主人公、西へと受け継がれことになります。

<「死」からの生還>
 1994年、彼は再び大事件を引き起こしてしまいます。といっても今回は、深夜にバイクを運転していての転倒事故でした。危うく命を落としかねない大事故のおかげで、彼は再び活動を休止することになりました。結局彼は7ヶ月間にわたり、テレビなどの仕事を休むことになり、復帰後も顔面麻痺が残るなど影響が残りました。1995年、すでに交通事故の前に撮り終えていたコメディー映画「みんな〜やってるか!」を公開。事故の後、彼はリハビリも兼ねて絵を描き出します。そして、この頃描いた絵は「HANA-BI」の中で下半身不随となった刑事、堀部(大杉漣)の描く絵として使われることになります。
 1996年の第6作「キッズ・リターン」は、彼の作品としては初めての青春友情ドラマでした。といっても、青春時代の成功と挫折を描く感動作ではありません。「ボクシング界」と「やくざの世界」それぞれにおいて成功を目指した二人の若者が成功を賭けた勝負に挑むこともないままに自滅してしまうという「宙ブラリンの青春挫折映画」でした。北野監督ならではの「青春」に対する思いは、有名なラストの台詞によって、永遠に映画史に刻まれることになりました。
「マーちゃん、俺たちもう終っちゃったのかな」
「ばかやろう、まだ始まっちゃいねえよ」


 その後も、二人の青春はドラマを生むことなく、ただただグラウンドを回り続ける自転車のように毎日が繰り返されることになるのでしょうか?それとも、もう一度生きるための闘いを始めることになるのでしょうか?それとも、すべてを運命にゆだねて惰性で生きる道を選ぶのでしょうか?
 事故によって、生と死の狭間をさ迷った末に生還した北野武は、そこで何かを悟ったのかもしれません。そして、1997年、それまでの集大成ともいえる作品「HANA-BI」が撮られることになるのでした。

<北野組の製作現場>
 「HANA-BI」製作当時の北野武のの忙しさは今と変わらず大変なものでした。テレビのレギュラー番組が7つもあったといいます。そんな中で彼が映画を撮る暇をどうやってつくっていたのか?そのために彼はテレビ用の収録を2週間分まとめて一週間で撮るのを基本としていたといいます。そうして開いた一週間で映画を撮っていたのでした。といっても、一週間刻みの撮影ではやはり撮影は倍の日数を必要とするはずです。ところが、彼の映画は他の監督たちよりいつも短い日数で完成しています。それは彼の場合、撮影において必要の無いシーンはほとんど撮らず、必要なシーンだけを確実に撮って行くからです。
 そのため、彼は自分が思うイメージのカットを脚本の順番に従って撮ってゆき、予備のシーンを撮ったり、とりあえず長く回して後でカットするということはほとんどしないそうです。当然、撮影後の編集も監督自らが頭の中のイメージどうりに行うので非常に早く仕上がることになります。黒澤明らの大物監督は自ら絵コンテを描いてすべてのシーンを指示しましたが、彼の頭の中には動く映像として完成されたものが存在しているということなのでしょう。これこそが天才の成せる業といえそうです。映画監督にとっては、画面上に生まれる絵が頭の中に浮かぶことは絶対的な条件なのかもしれません。
 例えば、「ソナチネ」の場合、彼は映画を撮り出す前に二つのシーンが頭の中にあったといいます。
 一つは、エレベーターの中で村川(ビートたけし)が敵の組の殺し屋たちと鉢合わせをして銃撃戦になってしまうシーン。もう一つは、沖縄の浜辺の廃家に隠れていた村川たちが暇つぶしに海辺で相撲をとるというシーン。この二つのシーンから、映画の全体像が生まれてゆくことになったということです。どちらも確かに印象深い場面です。
 もちろん、毎回必ず撮影するシーンのイメージが頭の中にあるとは限らず、そんな時はとりあえず使えるようにいろいろなカットを撮っておき、後で編集して使うこともあるようですが、多くはそのままシーンごと使うのをやめてしまうそうです。そのぶん、無駄になってしまうこともあるのですが、北野組はそれを当然と受け止めているようです。ちなみに、「キッズ・リターン」の場合は、やはり二人が校庭を自転車でグルグル回るシーンがすべての始まりだったようです。

<集大成となった「HANA-BI」>
 こうして、 「HANA-BI」までの作品と彼の人生を振り返ってみると、この作品はそれまでの作品の集大成であると同時に、人生における重要な区切りとなった作品であったことがわかります。かつて、ボブ・ディランはオートバイの事故によって重傷を負い、しばらく間音楽界から消えていたことがあります。それがちょうど1970年代の初めだったことから、ディランは60年代から70年代への変化を拒否して引退するのではないか?自殺しようとしたのではないか?といわれたりしたものです。
 フォークからロックへの転向。そして「ライク・ア・ローリングストーン」の大ヒットと時代の先を行き、大きな成功をとげたボブ・ディランに訪れた小休止期間。この時期、彼はこの後「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」を発表して、全世界にその名を知られることになるザ・バンドのメンバーとセッションを繰り返す日々を送っていました。彼にとって、このセッションは身体と心のためのリハビリであると同時に新しい時代に向けた新しいボブ・ディランを生み出すための創造行為だったのでしょう。
 映画監督、北野武もまた見事に「死の淵」より蘇りました。そして、この作品 「HANA-BI」を発表して以降、より自由な作品作りをすることができるようになります。彼が身につけたもうひとつの表現行為タップ・ダンス。絵画以上に生き生きとした「生」を表現することができるこのダンスによって、彼は死とは対局に位置する「生」を力強く表現し、再び世界中の映画ファンを驚かせることになります。
 そう「座頭市」の登場です。

<予期せぬ死>(追記)2013年
 「HANA-BI」で、暴力は死の象徴になっている。あまりに意外で、考えもつかないような死。ふつう、ヤクザが主人公の映画だと、だいたい何が起こるのかってわかるじゃない。死って、ほとんど理にかなったことだからさ。でも「HANA-BI」の中では、死は逆に予期せぬときにやってくる。台詞がめちゃくちゃ短いのは、意図的にしていること。登場人物は多くを語らない。感情は空白の中から生まれてくるから。・・・
「北野武によるたけし」より

「HANA-BI」 1998年公開
(監)(脚)(編)(挿入絵)北野武
(製)森昌行、鍋島寿夫、吉田多喜男
(撮)山本英夫
(編)太田義則
(音)久石譲
(出)ビートたかし、岸本加世子、大杉漣、寺島進、白竜、薬師寺保栄、芦川誠

<あらすじ>
 ベテラン刑事の西(ビートたけし)は不治の病と宣告された妻、美幸(岸本加世子)と二人暮らしをしていました。ところが妻の見舞い中、自分に代わって張り込みをしていた堀部(大杉漣)が撃たれたことを知り、同僚たちとその犯人を追い詰めます。しかし、そこでも後輩の田中(芦川誠)が射殺されてしまいます。西はショックと怒りのあまり、犯人を負傷させた後、すべての弾丸を撃ち込んで殺してしまいました。事件の責任を問われた彼は警察を辞職します。
 数ヵ月後、下半身付随となり妻子に捨てられた堀部を見舞いに訪れた西は、絵でも描いてみろと画材一式を置いて帰ります。そして、夫を失った田中の妻にも生活費を送ります。しかし、そのお金はヤクザからの借金だったため、彼はその返済のために妻と二人で銀行強盗を決行します。ところがヤクザに借金は返したものの、銀行強盗をしたことを知る彼らは西を追って、その金を奪おうとします。車での逃避行の後、夫婦はヤクザたちに追いつかれます。しかし、死を覚悟していた西はヤクザの追手を皆殺しにしてしまいます。そして、彼を追ってきた同僚の刑事、中村(寺島進)に、少しだけ時間をくれと言い残し妻と自らの命を断つのでした。



ジェームス・キャメロンの「タイタニック」が世界的大ヒット(興行収入最高を記録)
宮崎駿の「もののけ姫」が日本における興行収入の記録更新

「アイス・ストーム」(監)アン・リー(脚)ジェームズ・シェイマス(主)ケヴィン・クライン(カンヌ映画祭脚本賞受賞)
「アミスタッドAmistad」(音)John Williams (スピルバーグ監督の奴隷解放への闘いの物語)
「イヤー・オブ・ザ・ホース Year of The Horse 馬年」(監)(脚)ジム・ジャームッシュニール・ヤング率いるクレイジー・ホースのライブ・ツアー・ドキュメント)
「運動靴と赤い金魚」(監)(脚)マジッド・マジディ(撮)パーヴィス・マレクザデー(出)ミルファロク・ハシェミアン、バハレ・セッデキ
「L.A.コンフィデンシャルL.A.Confidential」(監)カーティス・ハンソン(音)Jerry Goldsmith (警察サスペンスの傑作、役者も良し!、キム・ベイシンジャーがアカデミー助演女優賞
「桜桃の味」(監)(脚)アッバス・キアロスタミ(イランの巨匠カンヌ映画祭パルム・ドール受賞)
「オースチン・パワーズ Austin Powers International Man of Mystery」(監)ジェイ・ローチ(音)ジョージ・S・クリントン
クインシー・ジョーンズバート・バカラックセルジオ・メンデスなど)
「河」(監)(脚)ツァイ・ミンリャイ(脚)ヤン・ビーイン、ツァイ・イーチュン(出)リー・カンション、ミャオ・ティエン
「グッド・ウィル・ハンティング Good Will Hunting」(監)ガス・ヴァン・サント(脚)(出)マット・デイモン、ベン・アフレック(音)Donny Elfman
(ロヴィン・ウィリアムスがアカデミー助演男優賞
「シーズ・ソー・ラブリー」(監)ニック・カサベテス(脚)ジョン・カサベテス(主)ショーン・ペン(カンヌ映画祭主演男優賞、フランス映画高等技術委員会賞受賞)
「ジャッキー・ブラウン Jackie Brown」(監)(脚)クエンティン・タランティーノ(ボビー・ウーマック、ミニー・リパートン、ランディー・クロフォードなど)
「スウィート・ヒア・アフター」(監)アトム・エゴヤン(カンヌ映画祭グランプリ受賞のカナダ映画)
「タイタニック Titanic」(音)James Honor アカデミー劇映画音楽賞 「My Heart Will Go On」 アカデミー歌曲賞ジェームス・キャメロン監督の歴史的ブームを呼んだ作品、アカデミー作品賞、監督賞受賞)
「ニル・バイ・マウス」(監)(脚)ゲイリー・オールドマン(主)キャシー・バーク(カンヌ映画祭主演女優賞受賞)
「フェイク」(監)マイク・ニューウェル(原)ジョゼフ・D・ピストーネ(脚)ポール・アタナシオ(出)ジョニー・デップ、アル・パチーノ
「ブエノスアイレス」(監)ウォン・カーウェイ(主)レスリー・チャン、トニー・レオン(カンヌ映画祭監督賞受賞)
ブギー・ナイツ Boogie Nights」(音)マイケル・ペン Michael Penn(監)(脚)ポール・トーマス・アンダーソン(エモーションズ、KC&ザ・サンシャインバンド、コモドアーズ、ホット・チョコレートなど)
「フル・モンティ The Full Monty」(音)アン・ダッドリー アカデミー・ミュージカル・喜劇映画音楽賞(イギリスのしがない男たちのストリッパー修行、ピーター・カッタネオ監督)
「メン・イン・ブラック Men In Black」(音)ダニー・エルフマン (お子さま向けコメディーSF)
「恋愛小説家 As Good As It Gets」(音)ハンス・ツィマー (ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハントがアカデミー主演男優、女優賞受賞、こんな映画をもっと観たい!)
「ロスト・ハイウェイ Lost Highway」(監)デヴィッド・リンチ(音)マリリン・マンソン、デヴィッド・ボウィなど

「うなぎ」(監)今村昌平(主)役所広司、清水美砂(カンヌ映画祭パルム・ドール受賞)
「鬼火」(監)望月六郎(原)山之内幸夫(脚)森岡利行(出)原田芳雄、片岡礼子、哀川翔
「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」(監)篠田正浩(原)阿久悠(脚)成瀬活雄(出)長塚京三、岩下志麻、鳥羽潤
「東京日和」(監)竹中直人(原)荒木陽子、荒木経惟(脚)岩松了(出)中山美穂、竹中直人、松たか子、三浦友和
「東京夜曲」(監)市川準(脚)佐藤信介(撮)小林達比古(出)長塚京三、桃井かおり、倍賞美津子
「バウンス ko GALS」(監)(脚)原田眞人(撮)阪本善尚(出)佐藤仁美、佐藤康恵、岡本夕紀子
「身も心も」(監)(脚)荒井晴彦(原)鈴木貞美(企)黒澤満、植村徹(出)奥田瑛二、かたせ梨乃、柄本明、永島映子
「萌の朱雀」(監)(脚)河瀬直美(主)國村隼(カンヌ映画祭カメラ・ドール賞受賞)
「もののけ姫」(監)(原)(脚)宮崎駿(プ)鈴木敏夫(作監)安藤雅司、高坂希太郎、近藤喜文
「誘拐」(監)大河原孝夫(脚)森下直(撮)木村大作(音)服部隆之(出)渡哲也、永瀬正敏、酒井美紀、柄本明
「ラヂオの時間」(監)(脚)三谷幸喜(撮)高間賢治(音)服部隆之(出)唐沢寿明、鈴木京香、西村雅彦、戸田恵子



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