クラシック音楽と映画

 映画において、既存のクラシック音楽を用いて、最初に大きな効果を生み出したのは、「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリックと言われています。「ツァラトストラはかく語りき」と映画のオープニングの結びつきは、一度見た人なら忘れられないはずです。その他にも、映画のシーンにあまりにもピタリとはまり、オリジナルの音楽としか思えない作品は数多くあります。それがクラシック音楽の既存の曲とは思えない場合も多いはずです。
(でももとはといえば、映画音楽の原点はクラシックの作曲家たち(サン=サーンスなど)が映画のための音楽を作曲したところから始まったので、クラシック音楽そのものだったのですが・・・)
 ということで、ここではその一部をご紹介したいと思います。本当はまだまだあってきりがないのですが、確認しきれないので・・・。

 僕の中で、特に印象的な作品をあげると、・・・。
2001年宇宙の旅」の「ツァラトストラはかく語りき」と「美しく青きドナウ」(これはもう文句なし!映画とは、映画音楽とは、その両方の究極に位置する作品です)
「クレイマー、クレイマー」の「マンドリン協奏曲ハ長調」(軽快な曲調が映画の雰囲気にぴったりでした。トリュフォーの「野生の少年」も印象的でした)
マンハッタン」の「ラプソディー・イン・ブルー」(白黒映像のニューヨークの街のバックには、この曲じゃないといけません)
転校生」の「トロイメライ」(ラストの二人の別れのシーンで使われた泣ける曲。当時、大林監督は映画の製作費が足りなくてオリジナル曲を使えず、仕方なく選んだのがこの曲だったそうです)
「なぞの転校生」の「雨だれ」(オリジナルのテレビ版もはまりましたが、2014年の岩井俊二監督作品も最高でした)
惑星ソラリス」のオルガン小曲集41番「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」(衝撃的なラストシーンにはまったスケールの大きな名曲、「2001年宇宙の旅」に匹敵するインパクトでした)
普通の人々」のパッヘルベルの「カノン」(クラシックのピアノ曲を映画に用いた最初の曲ともいわれています。今や定番曲のひとつですが、当時は新鮮な曲でした)
「月の輝く夜に」のオペラ「ラ・ボエーム」より「みんな行ってしまったのね」(イタリア系移民家族の映画には「ゴッドファーザー」同様オペラがつきものです)
「ショーシャンクの空に」のオペラ「フィガロの結婚」(人間にとって「音楽」の存在が「自由」と結びつくいかに素晴らしいものか!それをここまで見事に表現した場面はありません)
「ある日どこかで」の「パガニーニの主題による狂詩曲」(タイムトラベルものの女々しいラブ・ストーリーでしたが、この曲の素晴らしさがすべてを救っていました)
地獄の黙示録」の「ワルキューレの騎行」(音楽さえあれば、戦争だって最高の娯楽にもなりえてしまう。そんな恐ろしくも楽しい場面でした。まさに「戦争の狂気」そのもの。この映画最大の見せ場はこの場面)

みなさんにとっての思い出の曲は、どれでしょうか?
ヴィヴァルディ
Antonio Lucio Vivaldi 
「四季」 「四季」(1981年アラン・アルダ)、「風櫃の少年」(1984年ホウ・シャオシェン)、「刑務所の中」(2002年崔洋一)
「みじかくも美しく燃え」(1967年ボー・ヴィーデルベリ)
マンドリン協奏曲ハ長調 「クレイマー、クレイマー」(1979年ロバート・ベントン)、「野生の少年」(1969年フランソワ・トリュフォー
弦楽のための協奏曲 「オール・ザット・ジャズ」(1979年ボブ・フォッシー)
ヴェルディ
Giuseppe Fortunino Francesco Verdi 
オペラ「リゴレット」 暗殺のオペラ」(1971年ベルナルド・ベルトルッチ)
1900年」(アリア「慕わしき人の名は」)(1976年ベルナルド・ベルトルッチ)
オペラ「椿姫」 「そして船は行く」(1983年フェデリコ・フェリーニ)、「プリティ・ウーマン」(1990年ゲイリー・マーシャル)
オペラ「アイーダ」 「そして船は行く」(1983年フェデリコ・フェリーニ)、「はじまりはオペラ」(1993年ヒルデ・ハイエル)
「トスカニ―ニ・愛と情熱の日々」(1988年フランコ・ゼフェレッリ)
エルガー
Edward William Elgar 
「威風堂々」 「フォレスト・ガンプ」(1994年ロバート・ゼメキス)、「炎のランナー」(1981年ヒュー・ハドソン)
「オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー」(2002年ジェイ・ローチ)、「ブラス!」(1996年マーク・ハーマン)
「気まぐれな女」  「シンドラーのリスト」(1993年スティーブン・スピルバーグ) 
オッフェンバック
Jacques Offenbach
オペラ「ホフマン物語」 「ホフマン物語」(1951年マイケル・パウエル)
ガーシュイン
George Gershwin
「ラプソディ・イン・ブルー」 マンハッタン」(1979年ウディ・アレン
カタラーニ
Alfredo Catalani
オペラ「ワリー」より
「私は遠くに行きましょう」
「ディーバ」(1981年ジャン=ジャック・ベネックス) 
クシシュトフ・ペンデレツキ
Krzysztof Penderecki
「広島の犠牲者に捧げる哀歌」 トゥモロー・ワールド」(2006年アルフォンソ・キュアロン)
クライスラー
Fritz Kreisler
「愛の喜び」 「小さな中国のお針子」(2002年ダイ・シージエ) 
グリーグ
Edvard Hagerup Grieg
組曲「ペールギュント」 「少林サッカー」(2001年チャウ・シンチー)
サラサーテ
Pablo Martín Melitón de Sarasate
「ツィゴイネルワイゼン」 ツィゴイネルワイゼン」(1980年鈴木清順)
シベリウス
Jean Sibelius
「フィンランディア」 「ダイハード2」(1990年レニー・ハーリン) 
シューベルト
Franz Peter Schubert   
「四つの即興曲」より第三番  「ガタカ」(1997年アンドリュー・ニコル) 
歌曲集「冬の旅」より「村で」 「ピアニスト」(2001年ミヒャエル・ハネケ)
交響曲第8番「未完成」 「マイノリティ・リポート」(2002年スティーブン・スピルバーグ)、「素晴らしき日曜日」(1947年黒澤明
弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」  「死と乙女」(1994年ロマン・ポランスキー)、「美しすぎて」(1989年ベルトラン・ブリエ) 
弦楽五重奏曲ハ長調 「白いカラス」(2003年ロバート・ベントン、「インド夜想曲」(1989年アラン・コルノー) 
「アヴェ・マリア」 「我が道を往く」(1944年レオ・マッケリー) 
シューマン
Robert Alexander Schumann 
ピアノ五重奏曲 「イザベル・アジャーニの惑い」(2002年ブノワ・ジャコー)
「トロイメライ」 転校生」(1982年大林宣彦)
ショスタコーヴィッチ
Dmitrii Dmitrievich Shostakovich 
「交響曲第10番」 トゥモロー・ワールド」(2006年アルフォンソ・キュアロン)
「ジャズ組曲第2番」 「アイズ・ワイド・シャット」(1999年スタンリー・キューブリック) 
ショパン
Frédéric François Chopin  
「24の前奏曲」より「雨だれ」 「夢」(1990年黒澤明)、「トリプルX」(2002年ロブ・コーエン)、「ニクソン」(1995年オリヴァー・ストーン)
「なぞの転校生」(TV2014年岩井俊二)
ピアノ協奏曲第一番  「トゥルーマン・ショー」(1998年ピーター・ウィアー) 
ワルツ第10番 愛人ラ・マン」(1982年ジャン=ジャック・アノー) 
スケルツォ第1番~第4番 「北京ヴァイオリン」(2002年チェン・カイコー) 
練習曲第3番「別れの曲」 「さみしんぼう」(1985年大林宣彦
バラード第一番  戦場のピアニスト」(2002年ロマン・ポランスキー) 
夜想曲第20番 戦場のピアニスト」(2002年ロマン・ポランスキー)
夜想曲第2番「ノクターン」 「愛情物語」(1956年ジョージ・シドニー)
スメタナ
Bedřich Smetana
連作交響詩「わが祖国」 「コーリャ 愛のプラハ」(1996年ヤン・スヴェラーク)、「ツリー・オブ・ライフ」(2011年テレンス・マリック)
ストラヴィンスキー
(イゴーリ・フョードリビッチ・ストラビンスキー)  
バレエ「春の祭典」 「ファンタジア」(1940年ベン・シャープスティーン)、「アメリカン・バレエ・シアターの世界」(1995年)
「ニジンスキー」(1980年ハーバート・ロス)
小オーケストラのための組曲より
第一番アンダンテ
「聖なる酔っぱらいの伝説」(1988年エルマンノ・オルミ) 
チャイコフスキー
Peter Ilyich Tchaikovsky 
バレエ「くるみ割り人形」 「ファンタジア」(1940年ベン・シャープスティーン)
バレエ「白鳥の湖」 「赤い靴」(1948年マイケル・パウエル)、「愛と喝さいの日々」(1977年ハーバート・ロス) 
ピアノ協奏曲第1番 「シャイン」(1995年スコット・ヒックス)
「アンダンテ・カンタービレ」  「ピクニックatハンギングロック」(1975年ピーター・ウィアー) 
ヴァイオリン協奏曲 「北京ヴァイオリン」(2002年チェン・カイコー)
ドビュッシー
Claude Achille Debussy 
「ベルガマスク組曲」より「月の光」 ライトスタッフ」(1983年フィリップ・カウフマン)、「青いパパイヤの香り」(1993年トラン・アン・ユン)
「リリイ・シュシュのすべて」(2001年岩井俊二)、「オーシャンズ11」(2001年スティーブン・ソダーバーグ)
「亜麻色の髪の乙女」 「ジェニーの肖像」(1947年)
ドヴォルザーク
Antonín Leopold Dvořák
交響曲第9番「新世界より」 「コーリャ 愛のプラハ」(1996年ヤン・スヴェラーク)
パガニーニ
Nicolò Paganini
ヴァイオリン協奏曲第1番 「レッド・ヴァイオリン」(1998年フランソワ・ジラール) 
(ヘンリー)パーセル
Henry Purcell
「妖精の女王」より
「嘆きの歌」
「トーク・トゥ・ハー」(2002年ペドロ・アルモドバル
ハチャトリアン
(アラム・ハチャトリアン)
バレエ「ガイーヌ」より
「剣の舞」
「パンチライン」(1988年デヴィッド・セルツァー)
バーバー
Samuel Barber 
弦楽のためのアダージョ プラトーン」(1986年オリバー・ストーン)、「模倣犯」(2002年森田芳光
J・S・バッハ
Johann Sebastian Bach     
「ゴルトベルク変奏曲」 「地球が静止する日」(2008年スコット・デリクソン)、「スローターハウス5」(1972年ジョージ・ロイ・ヒル)
「恋人までの距離」(1995年リチャード・リンクレイター)、「羊たちの沈黙」(1991年リドリー・スコット)
「イングリッシュ・ペイシェント」(1996年アンソニー・ミンゲラ)、「沈黙」(1963年イングマール・ベルイマン)
「時をかける少女」(2006年細田守)、「風音」(2004年東陽一
チェンバロ協奏曲第3番 「ある愛の詩」(1970年アーサー・ヒラー)
チェンバロ協奏曲第5番 「恋するガリア」(1965年ジョルジュ・ロートネル)、「ハンナとその姉妹」(1986年ウディ・アレン)
オルガン小曲集41番
「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」
惑星ソラリス」(1972年アンドレイ・タルコフスキー) 
「イタリア協奏曲」 「リプリー」(1999年アンソニー・ミンゲラ)
「小フーガ」  「木靴の樹」(1978年エルマンノ・オルミ) 
「ブランデンブルグ協奏曲第3番」 「ハンニバル」(2001年リドリー・スコット) 
「二つのヴァイオリンのための協奏曲」 「愛は静けさの中に」(1986年ランダ・ヘインズ) 
ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 「トゥーム・レイダー」(2001年サイモン・ウェスト)
管弦楽組曲第3番より「G線上のアリア」 「お葬式」(1984年伊丹十三)、「コラテラル」(2004年アンドリュー・デイヴィス)
「プリティ・ブライド」(1999年ゲイリー・マーシャル)、「新世紀エヴァンゲリオン」(1997年庵野秀明) 
無伴奏チェロ組曲第一番  「マスター・アンド・コマンダー」(2003年ピーター・ウィアー)
無伴奏チェロ組曲第5番より
第四楽章「サラバンド」 
「地獄に墜ちた勇者ども」(1969年ルキノ・ヴィスコンティ )、「サラバンド」(2003年イングマール・ベルイマン)
「太陽」(2005年アレクサンドル・ソクーロフ)、「叫びとささやき」(1972年イングマール・ベルイマン)
パッヘルベル
Johann Pachelbel
「カノン」 普通の人々」(1980年ロバート・レッドフォード)、「カスパー・ハウザーの謎」(1975年ヴェルナー・ヘルツォーク)
「猟奇的な彼女」(2001年クァク・ジェヨン)、「新世紀エヴァンゲリオン」(1997年庵野秀明)
山下達郎「クリスマス・イブ」) 
バルトーク
Bartók Béla Viktor
弦楽器打楽器とチェレスタのための音楽 第2楽章は「マルコビッチの穴」(1999年スパイク・ジョーンズ)
第3楽章は「シャイニング」(1980年スタンリー・キューブリック
ビゼー
Georges Bizet
オペラ「真珠採り」
「耳に残るは君の歌声」
「耳に残るは君の歌声」(2000年サリー・ポッター)
プッチーニ
Maria Puccini 
オペラ「ラ・ボエーム」より
「みんな行ってしまったのね」
「乙女の祈り」(1994年ピーター・ジャクソン)、「月の輝く夜に」(1987年ノーマン・ジェイソン)
オペラ「ジャンニ・スキッキ」より
「私のお父さん」
「眺めのいい部屋」(1986年ジェームズ・アイヴォリー)
オペラ「蝶々夫人」 「乙女の祈り」(1994年ピーター・ジャクソン)、「Mバタフライ」(1993年デヴィッド・クローネンバーグ)
「危険な情事」(1989年エイドリアン・ライン)、「永遠のマリア・カラス」(2002年)
「終着駅 トルストイ最後の旅」(2009年)
オペラ「トスカ」 「「耳に残るは君の歌声」(2000年サリー・ポッター)、「永遠のマリア・カラス」(2002年フランク・ゼフェレッリ) 
オペラ「トゥーランドット」より
「トータル・フィアーズ」(2002年フィル・アンデル・ロビンソン)
「キリング・フィールド」(1984年ローランド・ジョフィ)
ブラームス
Johannes Brahms     
ハンガリー舞曲 独裁者」(1940年チャーリー・チャップリン)、「連弾」(1998年竹中直人)
「ブラームスの子守唄」  「いのちの海」(2001年福原進) 
弦楽六重奏曲第一番第2楽章  「恋人たち」(1958年ルイ・マル) 
ピアノ四重奏曲第一番第四楽章  「仕立て屋の恋」(1989年パトリス・ルコント)
ヴァイオリンソナタ第一番「雨の歌」 「メロ」(1986年アラン・レネ) 
交響曲第三番第三楽章  「さよならをもう一度」(1961年アナトール・リトヴァク) 
ブルックナー
Joseph Anton Bruckner 
交響曲第7番 「夏の嵐」(1954年ルキノ・ヴィスコンティ
プロコフィエフ
Sergeevich Prokofiev
バレエ「ロメオとジュリエット」 「愛と喝さいの日々」(1977年ハーバート・ロス)
ベートーヴェン
Ludwig van Beethoven    
交響曲第3番「英雄」 サイコ」(主人公ノーマンが好きな曲)(1960年アルフレッド・ヒッチコック
交響曲第5番「運命」 「アンネの日記」(1959年ジョージ・スティーブンス)、「史上最大の作戦」(1962年ケン・アナキンほか)
「逃走迷路」(1942年アルフレッド・ヒッチコック)、「陽のあたる教室」(1995年スティーブン・ヘレク)
「セレブリティ」(1998年ウディ・アレン)、「気狂いピエロ」(1965年ジャン=リュック・ゴダール)
「時計じかけのオレンジ」(1971年スタンリー・キューブリック)
交響曲第6番「田園」 「ファンタジア」(1940年)、「地球は女で回っている」(1998年ウディ・アレン)、「白痴」(1951年黒澤明)
「ソイレント・グリーン」(1973年リチャード・フライシャー)、「オズの魔法使い」(1939年ヴィクター・フレミング)
交響曲第7番 「陽のあたる教室」(1995年ステーブン・ヘレク)、「のだめカンタービレ」(TV2006年)
交響曲第8番「悲愴」  「バーバー」(2001年コーエン兄弟)
交響曲第9番「合唱」 「ダイハード」(1988年ジョン・マクティアナン)、「エトワール」(2000年ニルス・タヴェルニエ)
「いまを生きる」(1989年ピーター・ウィアー)、「時計じかけのオレンジ」(1971年スタンリー・キューブリック)
「歓喜に向かって」(1950年イングマル・ベルイマン)、「ここに泉あり」(1955年今井正)
「バルトの楽園」(2006年出目昌伸)、「俺たちの交響楽」(1979年朝間義隆)
「赤ひげ」(1965年黒澤監督の指示でこの曲のイメージの曲が誕生)
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 「春のソナタ」(1990年エリック・ロメール)
「エリーゼのために」 「エレファント」(2003年ガス・ヴァン・サント)
「創作主題による32の変奏曲」 シャンドライの恋」(1998年ベルナルド・ベルトルッチ)
ベッリーニ
Vincenzo Bellini 
「ノルマ」より
「清き女神よ」
「2046」(2004年ウォン・カーウェイ)、「永遠のマリア・カラス」(2002年フランコ・ゼフェレッリ)
「マディソン郡の橋」(1995年クリント・イーストウッド)、「ロレンツォのオイル」(1992年ジョージ・ミラー)
「アトランティック・シティ」(1980年ルイ・マル
ベルリオーズ
Louis Hector Berlioz 
「幻想交響曲」 「シャイニング」(1980年スタンリー・キューブリック)
ヘンデル
Georg Friedrich Händel  
オラトリオ「メサイア」より
「ハレルヤ・コーラス」
「フェイス/オフ」(1997年ジョン・ウー)、「ジム・キャリーはMrダマー」(1995年ピーター・ファレリー)
「オンリー・ユー」(1994年ノーマン・ジェイソン
オラトリオ「メサイア」より
「Pifa(Pastoral Shymphony) The Messiah」田園交響曲  
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2016年ケネス・ロナーガン) 
「オーボエとピアノのためのソナタ
Sonata For Oboe & Piano 1st Movement」 
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2016年ケネス・ロナーガン)  
ホルスト
Gustav Holst
組曲「惑星」 ライトスタッフ」(1983年フィリップ・カウフマン)、(平原綾香「ジュピター」)
ポール・デュカス
Paul Abraham Dukas
交響詩「魔法使いの弟子」 「ファンタジア」(1940年ベン・シャープスティーン)
マスカーニ
Pietro Mascagni
オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」 「レイジング・ブル」(1980年マーティン・スコセッシ)、「ゴッドファーザーPART3」(1990年F・F・コッポラ
マーラー
Gustav Mahler 
交響曲第5番第4楽章
「アダージェット」
ベニスに死す」(1971年ルキノ・ビスコンティ)、「陽のあたる教室」(1995年スティーブン・ヘレク)
「亡き子をしのぶ歌」 トゥモロー・ワールド」(2006年アルフォンソ・キュアロン)
ムソルグスキー
(モデスト・ペトロヴィッチ・ムソルグスキー) 
交響詩「禿山の一夜」 「ファンタジア」(1940年ベン・シャープスティーン)、「サタデーナイト・フィーヴァー」(1977年ジョン・バダム)
組曲「展覧会の絵」 「ファンタジア」(1940年ベン・シャープスティーン) 
メンデルスゾーン
Felix Mendelssohn
劇音楽「真夏の夜の夢」 「レッド・ドラゴン」(2002年ブレット・ラトナー)
モーツァルト
Wolfgang Amadeus Mozart
          
「アヴェ・マリア」 「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年行定勲)、「未完成交響曲」(1933年ウィリー・フォルスト)
「ファンタジア」(1940年ベン・シャープスティーン)、「我が道を行く」(1944年レオ・マッケリー)
クラリネット五重奏曲 「幸福」(1964年アニエス・ヴァルダ)
クラリネット協奏曲 「愛と哀しみの果てに」(1985年シドニー・ポラック)、「ハンカチのご用意を」(1978年ベルトラン・ブリエ)
「勝手にしやがれ」(1959年ジャン=リュック・ゴダール)、「グリーン・カード」(1990年ピーター・ウィアー)
「アメリカン・ジゴロ」(1980年ポール・シュレーダー))
交響曲第25番より
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
「アマデウス」(1984年ミロシュ・フォアマン
交響曲第40番(ト短調交響曲)  マンハッタン(1979年ウディ・アレン) 
交響曲第41番(ジュピター)  「愛すれど心さびしく」(1968年ロバート・エリス・ミラー) 
「レクイエム」 「アマデウス」(1984年ミロシュ・フォアマン)、「パッション」(1987年ジャン=リュック・ゴダール
「真実の行方」(1996年グレゴリー・ホブリッド)
オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」  「クローサー」(2004年マイク・ニコルズ) 
オペラ「魔笛」 「愛の嵐」(1973年リリーナ・カヴァーニ) 
オペラ「フィガロの結婚」 「ショーシャンクの空に」(1994年フランク・ダラボン) 
ピアノ協奏曲第20番 「アマデウス」(1984年ミロシュ・フォアマン) 
ピアノ協奏曲第21番第二楽章  「みじかくも美しく燃え」(1967年ボー・ヴィーデルベリ)
ピアノ協奏曲第23番 「天使の詩」(1966年ルイジ・コメンチーニ)
ピアノ協奏曲第27番  「ある映画監督の生涯・溝口健二の記録」(1975年新藤兼人) 
フルートとハープのための協奏曲  「別離」(1968年アラン・カバリエ)、「グリーン・カード」(1990年ピーター・ウィアー)
アリア「われ汝に明かしたし、おお神よ」K918  「家族の肖像」(1974年ルキノ・ヴィスコンティ) 
「ハ短調ミサ曲」  「抵抗」(1956年ロベール・ブレッソン) 
「ラウダーテ・ドミヌム(ヴェスぺレ)
証聖者のための晩課 K399」 
ムーンライト」(2016年バリー・ジェンキンズ)
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲第2楽章 「家族の肖像」(1974年ルキノ・ヴィスコンティ)
ヴァイオリン協奏曲第三番第三楽章 「マスター・アンド・コマンダー」(2003年ピーター・ウィアー) 
ヤナーチェク
Leoš Janáček
「(チェロとピアノの)おとぎ話」 存在の耐えられない軽さ」(1988年フィリップ・カウフマン)
ヨハン・シュトラウス
Johann Strauß
「美しく青きドナウ」 2001年宇宙の旅」(1968年スタンリー・キューブリック)、「下妻物語」(2004年中島哲也)
「ボイス・オブ・ムーン」(1990年フェデリコ・フェリーニ)、「ポンヌフの恋人」(1991年レオス・カラックス)
ラヴェル
Joseph-Maurice Ravel
「ボレロ」 「愛と哀しみのボレロ」(1981年クロード・ルルーシュ)、「交渉人 真下正義」(2005年本広克行)
「羅生門」(1950年早坂文雄が黒澤監督からの指示で似せて作曲)
ラフマニノフ
Sergei Vasil'evich Rachmaninov 
ピアノ協奏曲第2番 「逢びき」(1945年デヴィッド・リーン)、「七年目の浮気」(1955年ビリー・ワイルダー
「旅愁」(1950年ウィリアム・ディターレ)、「グランド・ホテル」(1932年エドマンド・グールディング)
(エリック・カルメン「オール・バイ・マイセルフ」)
ピアノ協奏曲第3番 「シャイン」(1995年スコット・ヒックス)
「パガニーニの主題による狂詩曲」 「ある日どこかで」(1980年ジュノー・シュウォーク) 
リヒャルト・シュトラウス
Richard Georg Strauss 
交響詩「ツァラトストラはかく語りき」 2001年宇宙の旅」(1968年スタンリー・キューブリック)
楽劇「サロメ」 「愛の嵐」(1973年リリーナ・カヴァーニ) 
「四つの最後の歌」より「夕映えの中で」 「ワイルド・アット・ハート」(1990年デヴィッド・リンチ) 
「四つの最後の歌」より「眠りにつく時」  「危険な年」(1982年ピーター・ウィアー)、「めぐりあう時間たち」(2002年スティーブン・ダルドリー)
リスト
Franz Liszt
ハンガリー狂詩曲第2番 「ロジャー・ラビット」(1988年ロバート・ゼメキス
レオンカヴァッロ
Ruggero Leoncavallo
オペラ「道化師」より
「衣装をつけろ」
「アンタッチャブル」(1987年ブライアン・デ・パルマ)、「カリフォルニア・ドールズ」(1981年ロバート・アルドリッチ
レモ・ジャゾットRemo Giazotto
(トマゾ・アルビノーニの曲の断片から作曲)
アルビノーニのアダージョ 「誓い」(1981年ピーター・ウィアー)、「ローラー・ボール」(1975年ノーマン・ジェイソン
「審判」(1963年オーソン・ウェルズ)、「ソロモンの偽証」(2015年成島出)
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2016年ケネス・ロナーガン)
ロドリーゴ
Joaquín Rodrigo Vidre
アランフェス協奏曲 「ブラス!」(1996年マーク・ハーマン)
ワーグナー
Wilhelm Richard Wagner    
<ワーグナーとヒトラー>
 ワーグナーと妻コジモの子供であるジークフリートの妻ヴィニフリートは、熱心なナチ党員でした。
彼女は「ミュンヘン暴動」で逮捕され服役していたヒトラーにペンと紙を差し入れ。それを使ってヒトラーは、「我が闘争」を書いたと言われています。
ジークフリートの死後、ヒトラーと彼女は結婚するのではと噂される仲だったとか、そうしたかかわりもあり、ヒトラーはワグナーの曲を愛したようです。
「ニュルンベルグのマイスター・ジンガー」は特にヒトラーが愛した曲で、ナチス・ドイツを象徴する曲として様々な式典などで使用されていました。
ワーグナーはユダヤ人嫌いの差別主義者であったことも知られていて、ナチス・ドイツのテーマ曲になるのも不思議ではなかったのです。
だからこそ、ワーグナーの曲はそうした暴力的、差別的なシーンに使用されるわけです。
楽劇「トリスタンとイゾルデ」 「ロミオとジュリエット」(1996年バズ・ラーマン)、「運命の逆転」(1990年バーベット・シュローダー)
メランコリア」(2011年ラース・フォン・トリアー)、「エクスカリバー」(1981年ジョン・ブアマン)
「嵐が丘」(1953年ルイス・ブニュエル)、「憂国」(1966年三島由紀夫)
楽劇「ワルキューレ」より
「ワルキューレの騎行」
地獄の黙示録」(1979年F・F・コッポラ) 、「8 1/2」(1963年フェリーニ
「何かいいことないか子猫チャン」(1965年クライブ・ドナー)、「ブルース・ブラザース」(1980年ジョン・ランディス)
「マーラー」(1974年ケン・ラッセル)、「リストマニア」(1975年ケン・ラッセル)
「モンスターズ/地球外生命体」(2010年ギャレス・エドワーズ)(兵士が鼻歌でテーマ曲と言って披露しています!)
楽劇「ローエングリーン」より
第一幕「前奏曲」 
「ルードヴィッヒ」(1972年ルキノ・ヴィスコンティ)
楽劇「タンホイザー」より
「夕星の歌」 
「ルードヴィッヒ」(1972年ルキノ・ヴィスコンティ) 

<参考>
「映画で覚えるクラシック名曲」
 2005年
山崎まどか(編)
学習研究社
「映画でクラシック」 2007年
西村雄一郎(著)
新潮社

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