ミュージカルの歴史
<PART4>
2000年代~
<「ジュークボックス・ミュージカル」ブーム>
 2000年代を代表するミュージカル、そして音楽映画として、過去のスターの伝記ミュージカルと映画があります。
 1999年にロンドンで上演が始まった「マンマ・ミーア!」が大ヒットとなり、それが映画化されてさらなるブームを巻き起こしたことがきっかけでした。
 その後、次々に大スターたちの伝記ミュージカルが制作され、それぞれが話題となりました。
 以下に、そのヒット作集をまとめます。
 残念ながら、その多くは短い期間で上演が終わり、日本では見られませんでしたが、映画化された場合もあり、今後も映画として世界公開はあり得ます。

「マンマ・ミーア! Mamma Mia!」(ロンドン1999年NY2001年5758+α公演)
 (作曲・作詞)ベニー・アンダーソン、ビヨルン・ウルヴァース(台)キャサリン・ジョンソン(演)フィリダ・ロイド(振付)アンソニー・ヴァン・ラースト
 特定のアーティストのヒット曲で構成する「ジュークボックス・ミュージカル」ブームの火付け役となったヒット作。
 「ダンシング・クイーン」「チキチータ」「マンマ・ミーア!」
 2008年、フィリダ・ロイド監督、メリル・ストリープ、メリンダ・セーフライド主演で映画化。「マンマ・ミーア!」

「ジャージー・ボーイズ Jersey Boys」(2005年4300+α)
 (作曲)ボブ・ゴーディオ(作詞)ボブ・かるー(台)マーシャル・ブリックマン、リック・エリス(演)デス・マカナフ
 アメリカ、ニューヨークの60年代を代表する白人コーラス・グループ、ザ・フォーシーズンズの伝記的ミュージカル。
 4人のメンバーを春、夏、秋、冬に分けて描いています。
 「シェリー」「君の瞳に恋してる」「あの素晴らしい夜」など
 2014年、クリント・イーストウッド監督、ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン主演で映画化。「ジャージー・ボーイズ」

「ビューティフル Beautiful The Carole King Musical」(2014年900+α公演)
 (作曲・作詞)キャロル・キング、ジェリー・ゴフィン、バリー・マン(台)ダグラス・マックグラス(演)マーク・ブルーニ
 キャロル・キングのヒット曲を使った彼女の伝記的ミュージカル。
 彼女が他のアーティストに提供した曲は、他のアーティストが歌います。

アーティスト名  作品名  製作年・公演回数  コメント 
ビリー・ジョエル 「ムーヴィン・アウト Movin' Out」 2002年1303公演  アメリカでのビリー人気は別格です。 
クイーン 「ウィ・ウィル・ロック・ユー
We Will Rock You」 
2002年4659公演
(ロンドン) 
ミュージカルもあったんですね! 
マッドネス  「アワ・ハウス Our House」  2002年(ロンドン)  ツートーン・ブームの代表的バンド
バート・バカラック
ハル・デヴィッド
「The Look of Love」  2003年49公演  映画音楽やポップ音楽の伝説的コンビ
ピーター・アレン  「The Boy from OZ」  1998年(オーストラリア)
2003年(NY)364公演 
 
ボーイ・ジョージ  「Taboo」  2003年100公演  カルチャー・クラブのヴォーカル
お騒がせで有名でした。 
ビーチ・ボーイズ 「Good Vibrations」  2005年94公演  ブライアン・ウィルソンの映画も有名 
エルヴィス・プレスリー 「All Shock Up」  2005年213公演  伝説の英雄のミュージカル 
ジョン・レノン  「Lennon」  2005年49公演  ビートルズではなくレノンは難しそう 
ジョニー・キャッシュ  「Ring of Fire」 2006年57公演 カントリー界の枠を超えた大御所 
アース、ウィンド&ファイヤー 「Hot Feet」  2006年97公演  ファンクの大御所のミュージカルは楽しそう
ボブ・ディラン  「The Times They Are A-Changin'」  2006年28公演  よくディランはOK出しましたね? 
ヴァリアス・アーティスト  「ロック・オブ・エイジズ」 2009年 1980年代のヒット曲を使用した恋愛もの

<過去に上演されたジュークボックス・ミュージカル>
アーティスト名  作品名  製作年・公演回数 コメント 
ファッツ・ウォーラー 「Ain't Misbehavin!」  1978年1604公演  アメリカの心の故郷的黒人シンガー
デューク・エリントン 「Sophisticated Ladies」  1981年767公演 スウィング・ジャズ黄金期の最高峰
バディ・ホリー  「Buddy 」  英1989年5140公演
NY1990年225公演
ロックンロール・ヒーロー
ルイ・ジョーダン  「モーという名の5人男」
Five Guys Named Moe 
英1990年
NY1992年445公演
ジャンプ・ブルースの大御所

<名作映画・アニメのミュージカル・リメイク作品>
 21世紀は、ヒット映画を原作としたミュージカル。ヒット・アニメを原作としたミュージカルも数多く制作されています。
 前述の「ジュークボックス・ミュージカル」といい、ミュージカルのアイデアが不足してきたと考えることもできそうです。
作品タイトル  公開年・公演回数 原作映画
「天使にラブソングを Sister Act」 英2009年
NY2011年561公演 
「天使にラブソングを」(1992年)
(監)エミール・アドリーノ(出)ウーピー・ゴールドバーグ 
「9 to 5」  2009年148公演  「9時から5時まで」(1980年)
(監)コリン・ヒギンズ(出)ジェーン・フォンダ、リリー・トムリン、ドリー・パートン
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
Catch Me If You Can」 
2011年166公演 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(2002年)
(監)スティーブン・スピルバーグ(出)レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス
「スパイダーマン Spider-Man」  2011年1066公演  「スパイダーマン」(2002年)
(監)サム・ライミ(出)トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー 
「キンキー・ブーツ Kinky Boots」 2013年 「キンキー・ブーツ」(2005年)
(監)ジュリアン・ジャロルド(出)ジョエル・エガートン、キウェテル・ジェフォー
「ロッキー Rocky」  2014年180公演  「ロッキー」(1976年)
(監)ジョン・G・アビルドセン(出)シルベスター・スタローン、タリア・シャイア 
「ブロードウェイと銃弾
Bullets Over Broadway」 
2014年156公演  「ブロードウェイと銃弾」(1994年)
(監)ウディ・アレン(出)ジョン・キューザック、ダイアン・ウィースト 
「巴里のアメリカ人
An American on Paris 
2015年 「巴里のアメリカ人」(1951年)
(監)ヴィンセント・ミネリ(出)ジーン・ケリー、レスリー・キャロン


<2000年代の代表作>
 ブロードウェイ作品が巨大化し、ヒット作間違いなしの作品しか上演できなくなったのに対し、より自由なオフ・ブロードウェイは新たなヒット作を生み出す場となります。
 トニー賞作品賞を受賞する作品もオフ・ブロードウェイから生まれることが続きます。
 そこから新たなアイデアを導入したミュージカルが生まれることで、ミュージカルの人気は保たれているのが21世紀のミュージカルと言えそうです。

「アイーダ Aida」(2000年1852公演)
 (作曲)エルトン・ジョン(作詞)ティム・ライス
 (台)リンダ・ウールヴァートン、デヴィッド・ヘンリーワン(演・台)ロバート・フォールズ(振付)ウェイン・シレント
 ヴェルディの同名オペラを原作にディズニーがミュージカル化。
 ファラオが治めるエジプトの将軍ラダメスが捕虜として連れ帰ったヌビア人の中に王女アイーダがいました。
 アイーダは王女アムネリスにつかえることになりますが・・・

「プロデューサーズ The Prodecers」(2001年2502公演)
 (作曲・作詞)メル・ブルックス(共同台本)トーマス・ミーハン(演・振付)スーザン・ストローマン
 メル・ブルックス監督による同名映画「プロデューサーズ」(1968年)のミュージカル化。
 1959年ブロードウェイの落ちぶれたプロデューサーのマックス。
 資金を集めてミュージカルの上演準備を始めますが、公演期間が短いと利益が出ることに気づきます。
 そのために、わざと失敗作を作ったつもりが、なぜかヒットしてしまいます。
 2005年、スーザン・ストローマン監督、ネイサン・レイン、マシュー・ブロデリック主演で映画化。「プロデユーサーズ」

「ユーリンタウン Urintown」(2001年965公演オフ・ブロードウェイ)
 (作曲・作詞)マーク・ホフマン(作詞・台)グレッグ・コティス(演)ジョン・ランド
 近未来を舞台にしたディストピアSFミュージカル。
 水不足による節水により、社会から自家用のトイレが消えた世界が舞台。

「ヘア・スプレー Hairspray」(2002年2642公演)
 (作曲・作詞)マーク・シャイマン(作詞)スコット・ウィットマン(台)マーク・オドネル、トーマス・ミーハン(演)ジャック・オブライエン
 (振付)ジュリー・ミッチェル
 原作は、ジョン・ウォーターズ監督の同名映画「ヘア・スプレー」(1988年)。
 1962年人種差別が残るボルチモアのぽっちゃり系白人女子高校生トレーシーがテレビのダンス番組に出ようとオーディションに挑戦。
 ところが、容姿で落とされたため、どうすれば出演できるか?
 容姿による差別、人種による差別を否定する社会派の作品でもあります。
 2007年、アダム・シャンクマン監督、ジョン・トラボルタ、ニッキー・ブロンスキー主演で映画化。「ヘア・スプレー」

「ウィキッド Wicked」(2003年5200+α)
 (作曲・作詞)スティーブン・シュワルツ(演)ジョー・マンテ(台)ウィニー・ホルツマン(振付)ウェイン・シレント
 原作は、グレゴリー・マグワイアの小説「ウィキッド 西の悪い魔女の生涯とその時代」(1995年)
 「オズの魔法使い」のスピンオフ的ブラック・ユーモア作品。

「アヴェニューQ Avenue Q」(2003年2534公演オフ・ブロードウェイ)
 (作曲・作詞・原案)ロバート・ロペス、ジェフ・マーカス(台)ジェフ・ウィッティ(演)ジェイソン・ムーア(振付)ケン・ロバートソン
 出演者は9人のみで人間とパペットによる異色のミュージカル作品。
 人形劇でありながら、失業問題、格差問題、同性愛、人種差別など社会派のテーマを盛り込んだ作品。
 オフ・ブロードウェイ作品にも関わらず、トニー賞の作品・楽曲・台本賞を受賞。

「ビリー・エリオット Billy Elliot」(英国2005年NY2008年1312公演)
 (作曲)エルトン・ジョン(作詞・台)リー・ホール(演)スティーブン・ダルドリー(振付)ピーター・ダーリング
 映画「リトル・ダンサー」のミュージカル版として、ロンドン製ミュージカルとして「サンセット大通り」以来のトニー賞作品賞作。
 1984年不況下の英国、炭鉱労働者の息子ビリーがボクシングを習うはずがバレエに・ダンサーを目指し成功する物語。
 2000年、スティーブン・ダルドリー監督、ジェイミー・ベル主演で映画化され大ヒットした作品。「リトル・ダンサー」
「リトル・ダンサー BILLY ELLIOT」
(監)スティーブン・ダルドリー(英) 
(脚)リー・ホール(撮)ブライアン・テュファーノ
(出)ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ジェイミー・ドレイブン

モンティ・パイソンのスパマロット Monty Python's Spamalot」(2006年1575公演)
 (作曲・作詞・台)エリック・アイドル(作曲)ジョン・デュプレ(演)マイク・ニコルズ(振付)ケイシー・ニコロウ
 英国を代表するコメディ・グループ、モンティ・パイソンの代表作「モンティ・パイソン&ザ・ホーリー・グレイル」のミュージカル化。
 アーサー王と円卓の騎士の伝説をパロディー化した作品でした。

「ドラウジー・シャペロン The Drowsy Chaperone」(2006年674公演)
 (作曲・作詞)リサ・ランパート、グレッグ・モリソン(台)ボブ・マーティン、ドン・マッケラー(演・振付)ケイシー・ニコロウ
 劇中劇のアイデアが画期的なミュージカル。
 レコードをかける「椅子の男」、その音楽が劇の進行を左右する不思議で楽しいコメディ作品。

「春のめざめ Spring Awaking」(2006年859公演オフ・ブロードウェイ)
 (作曲)ダンカン・シーク(作詞・台)スティーブン・セイター(演)マイケル・メイヤー(振付)ビル・T・ジョーンズ
 ドイツの古い戯曲「春のめざめ」(1891年)をロック・ミュージカル化した作品。
 19世紀末、ドイツの保守的な地方都市が舞台。
 性に悩み、DVに苦しむ少年少女の恋愛と悲劇を描いた作品。
 オフ・ブロードウェイ作品ながらトニー賞作品賞を受賞。

「イン・ザ・ハイツ In The Heighs」(2008年1184公演オフ・ブロードウェイ)
 (作曲・作詞・出)リン=マヌエル・ミランダ(台)キアーラ・アレグリア・カデス(演)トーマス・カイル(振付)アンディ・ブランケンビューラー
 ヒスパニック系移民の共同体をヒップホップのスタイルで描いたミュージカル。
 ニューヨークのワシントンハイツのヒスパニック人街で食料品店を営むドミニカ出身のウスナビとその周囲の人々。
 オフ・ブロードウェイ作品ながらトニー賞作品賞を受賞。
 2020年、ジョン・M・チュウ監督、アンソニー・ラモス、コーリー・ホーキンズ主演で映画化。「イン・ザ・ハイツ」
「イン・ザ・ハイツ In The Heighs」 
(監)ジョン・M・チュウ(アメリカ/中国系)
(製)(原案)(作詞・作曲)リン=マヌエル・ミランダ(製)スコット・サンダーズ他(製総)デヴィッド・ニックセイ他(撮)アリス・ブルックス
(原戯)(脚)キアラ・アレグリア・ヒューディーズ(PD)ネルソン・コーツ(編)マイロン・カースタイン(振)クリストファー・スコット
(出)アンソニー・ラモス、コーリー・ホーキンズ、レスリー・グレイス、ネリッサ・バレラ、オルガ・メレディス、ジミー・スミッツ
<あらすじ>
ニューヨーク北部のヒスパニック系の街ワシントン・ハイツに住むウスナビは父と過ごした故郷ドミニカでの日々を懐かしむ毎日。
ついには父から受け継いだ店を売り、故国へ帰国しようと決心します。そして彼は憧れの女性ヴァネッサをデートに誘います。
ヴァネッサはファッション・デザイナーになる夢を追い、街を出ようとしていました。
そんなハイツに住む人々の日々に突然大停電が起きます。
トニー賞作品賞など4部門受賞の傑作を映画化した作品。
監督は中国系移民のジョン・M・チュウ。アメリカの移民問題を描いた社会派のミュージカルでもあります。
音楽は、サルサ&ヒップホップとNYらしいサウンドで素晴らしい!
「ザ・ニューヨーク」ムービーの一作です。 

「マチルダ Matilda The Musical」(英国2011年NY2013年1200+α公演)
 (作曲・作詞)ティム・ミンチン(台)デニス・ケリー(演)マシュー・ウォーチャス(振付)ピーター・ダーリング
 原作は、ロアルド・ダールの同名児童文学作品。
 早熟な少女マチルダが超能力を使って学校の悪い教師たちを退治する物語。
 「大人になったら」
 1996年、ダニー・デビート監督・主演、マリー・ウィルソン主演で映画化。「マチルダ」

「ワンス once」(2012年1168公演オフ・ブロードウェイ)
 (作曲・作詞)グレン・ハンザード、マルケタ・イルグロヴァ(台)エンダ・ウォルシュ(演)ジョン・ティファニー(振付)スティーブン・ホゲット
 ジョン・カーニー監督の映画「ONCE ダブリンの街角で」(2006年)をミュージカル化した作品。
 アイルランドのダブリンを舞台にしたストリート・ミュージシャンの男性とチェコからの移民女性との恋愛ドラマ。
 「ゆっくりと落ちて」
「ONCE ダブリンの街角で」 ONCE 
(監)(脚)ジョン・カーニー(イギリス)
(製)マルティナ・ニーランド(製総)デヴィッド・コリンズ(撮)ティム・フレミング(PD)タマラ・コンボイ
(出)(音)グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ(出)ヒュー・ウォルシュ、ゲリー・ヘンドリック
アイルランド、ダブリンのストリート・ミュージシャンの男性とチェコからの移民女性
二人のセッションから恋と音楽活動がスタートします。
ジョン・カーニーとグレン・ハンサードは、ザ・フレイムスのメンバーとして活動していた。 

「ファン・ホーム FUN HOME」(2015年400+α公演オフ・ブロードウェイ)
 (作曲)ジャニーン・テソーリ(作詞・台)リサ・クロン(演)サム・ゴールド(振付)ダニー・サフォード
 マンガの作者アリソンの少女、青春、現在を3人の女優が演じるミュージカル。
 オフ・ブロードウェイ作品ながらトニー賞作品賞を受賞。

「ハミルトン Hamilton」(2015年)
 (作曲・作詞・台・出)リン=マニュエル・ミランダ(演)トーマス・マイル
 「建国の父」合衆国憲法の起草者アレグザンダー・ハミルトンの半生を描いた伝記ミュージカル。
 カリブの島から10代でアメリカに渡り、ニューヨークの大学で政治・法律学を学び、独立戦争で軍人として活躍し、ワシントンの右腕となりました。
 その後、憲法制定会議の代理人に抜擢され、憲法の指針とな「フェデラリスト・ペーパー」を起草。
 楽曲の多くはヒップホップで全編歌のみで展開。
 ナレーション部分をヒップホップで聞かせる進化系のミュージカル。
 2020年、リン=マニュエル・ミランダ監督、自身の主演で映画化。「ハミルトン」
「ハミルトン」 Hamilton 
(監)トーマス・ケイル(アメリカ)
(脚)(音)(出)リン=マヌエル・ミランダ(出)ダヴィ―ド・ディグス、レネー・エリス・ゴールドベリー、ジョナサン・グロフ(英国王)、クリストファー・ジャクソン
ジャスミン・セファス・ジョーンズ、アンソニー・ラモス、フィリッパー・スー、アリアナ・デヴォーズ
ミュージカル界の天才、リン=マヌエル・ミランダのまさに独り舞台!とも言える作品。
あえて多人種で独立の英雄たちを描いたダーバーシティ・ミュージカル作品。
ワシントン初代大統領の副官として独立戦争を率いたアレクサンダー・ハミルトンの伝記ミュージカルの舞台を映像化。
アメリカの独立史の物語をラップで展開するので歴史的事件がてんこ盛りに詰め込まれています。
字幕の読みとりが大変ですし、2時間半越えと長いのですが、見応えは十分の傑作です。
「ウエストサイド・ストーリー」でアカデミー助演女優賞を受賞するアリアナ・デヴォーズも出ています!

<参考>
「ミュージカルの歴史」
 2016年
(著)小山内伸
中央公論新社

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