ボブ・ディラン ~「転がる石」伝説誕生の記録~


映画「ノー・ディレクション・ホーム No Direction Home」

- ボブ・ディラン Bob Dylan -
<音楽映画の巨匠マーティン・スコセッシ>
 3時間半に及ぶこの大作ドキュメンタリー映画は、ボブ・ディランの半生を振り返った伝記映画ですが、同時に1950年代から1960年代にかけてのアメリカ史を収めた歴史ドキュメンタリーとして見ることもできるでしょう。
 それだけこの時代のディランの歌には、時代が映し出されているということですが、監督のマーティン・スコセッシはそうした時代を象徴する様々な映像を挿入し、観客をその時代へとタイム・スリップさせてくれます。「キング牧師の歴史的な演説」、「ケネディー大統領の暗殺」から、より日常的な「ディランの故郷ヒビングの街のお祭り」まで
 マーティン・スコセッシといえば、カメラマンとして参加した歴史的イベントの記録映画「ウッドストック 愛と平和と音楽の三日間」(フラワー・ムーブメントの頂点を記録)、「ラスト・ワルツ」(ザ・バンドの解散と「ロックの終焉」)、「レッド、ホワイト&ブルース」(ブルースの歴史)、「ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」(ストーンズのライブ)、「ジョージ・ハリソン リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」(ジョージ・ハリソンの生涯)など、多くの音楽ドキュメンタリー映画の監督・製作者として、最高峰の存在です!

<ディラン伝説の誕生>
 この映画でスコセッシ監督は、「ロック界のカリスマ・ヒーロー」ボブ・ディランの少年時代からフォーク・シンガーとしてのデビュー、ブレイク、フォーク・ロックへの転身までを描いています。(1940年代の戦後から1966年まで)もちろん、ディランの名曲のパフォーマンス(50曲以上)が、貴重なライブ映像を中心に収められていますが、彼に影響を与えた様々なジャンルのミュージシャンやアーティストの貴重な映像も数多く収められています。この作品を見ることは、ボブ・ディランのルーツを探る旅でもあるわけです。
 下記のリストにある曲を眺めてみると、ディランが歩んだ青春期が4つの時期に分けられることに気づきました。
(1)少年時代から青年時代へ
 カントリー、ポップス、ロカビリーから影響を受けた少年時代から青年時代まで(1950年前半)
(2)ガスリーズ・チルドレン時代
 ウディ・ガスリーだけでなくレッド・ベリーなど、フォーク、ブルース、トラッドなどの影響を強く受け、そのカバーに挑んだ青年時代(1950年代後半)
(3)プロテスト・フォークの騎手時代
 ピート・シーガー、ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズ、ピーター、ポール&マリーらによって認められた後、「フォークの女王」ジョーン・バエズのバック・アップを得てブレイクし「プロテスト・フォーク」の騎手となった時代(1960年代前半)
(4)エレクトリック・フォークへの転身時代
 「フォークの神様」に祭り上げられたことへの反発と歌いたい歌を歌うことへのこだわりから、正統派フォークの道をはずれ、エレクトリック・フォーク(フォーク・ロック)へと方向転換を行った記念すべき時代(1965年)

(注)リストは演奏・使用される順番になっています
曲名  パフォーマー  作者  コメントなど 
Like A Rolling Stone  Bob Dylan  Bob Dylan  オープニング曲
ボブ・ディラン最大のヒット曲であり、20世紀ロック史を代表する名曲 
(1965年「Highway 61 Revisited」収録)
Drifting Too Far From The Shore ビル・モンロー
Bill Monroe & His Bluegrass Boys
Chas Moody  「ブルーグラスの父」と呼ばれたビル・モンローのヒット曲 
カントリーをよりポップにダンサブルに進化させたアーティストでもあります
明日があるさ
Ac-Cent-Tchu-Ate The Positive 
ビング・クロスビー
Bing Crosby & The Andrew Sisters 
Harold Arlen,John Mercer  戦前戦後のアメリカを代表するポップスター(ビートルズ登場まで)
ミュージカル映画のスターで、歌って踊れるアーティスト
Ha Ha Ha Ha  Lawrence Duchow & His Red Raven Orc. Dick Metko,Barbara Kienast 東欧からの移民文化であるダンス音楽「ポルカ」バンド 
ディランの故郷ヒビングには東欧からの移民も多かったはず
Beloved Be Faithful  Lawrence Duchow & His Red Raven Orc. Erwin Drake,Jimmy Shirl
アマポーラ Amapola Jesse Crawford Joseph Lacalle  ジミー・ドーシ―が演奏し、1941年にアメリカで大ヒットしたラテンナンバー
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」でも有名です
Cold,Cold Heart ハンク・ウィリアムズ Hank Williams  ハンク・ウィアムズは、カントリー界の大御所であり、「ジャンバラヤ」などロック、フォークにも大きな影響を残したミュージシャン
アルコール依存症に苦しむ人生も後のロックスターの先駆となった
The Little White Clud That Cried  Johnnie Ray  ジミー・レイは、1950年代を代表するピアノ弾き語りシンガー・ソングライター
There Stands The Glass ウェブ・ピアース Webb Pierce  Russ Hull,Mary Jean Shurtz
Audrey Grisham 
ウェブ・ピアースは、1950年代のカントリー・シンガー
Got My Mo Jo Walking マディ・ウォーターズ Muddy Waters  Preston Foster  マディ・ウォーターズは、1950年代半ばに登場したブルース界の大御所
1960年代末にストーンズらによって世界的に再ブレイクします
Rip It Up ジーン・ビンセント
Gene Vincent & The Blue Caps 
Robert Blackwell,John Marascaco  ジーン・ビンセントは、ロカビリー(ロックン・ロール)のアイドル・スター
1955年「暴力教室」のヒットからロックン・ロールの時代が始まります
1956年の「ビ・バップ・ア・ルーラ」の大ヒットで知られる 
Little Richard  Bob Dylan  ロックン・ロール界の大スター、リトル・リチャードに捧げた曲
How Much Is That Doggie In The Window  パティ・ペイジ Patti Page Bob Merill パティ・ペイジは、1927年オクラホマ生まれの女性アイドル歌手
ポップスとカントリーのクロス―バーにより1950年代に大活躍した
When I Got Troubles Bob Dylan   
Teen Love Serenade Bob Dylan   
Mr.Tambourine Man  Bob Dylan  (1965年「Bringing It All Back Home」収録)
Suzy Baby ボビー・ヴィー Bobby Vee Robert Velline  ボビー・ヴィーは、1960年代を代表するポップ・アイドル
まだ無名時代、同じく無名のディランと同じバンドにいたことがあった 
Walkin' With My Angel  Bobby Vee ジェリー・ゴフィン&キャロル・キング
Gerry Goffin,Carole King 
Praised Be Man  ジャック・ケルアック Jack Kerouac  50年代若者文化を牽引したビートニクの小説「路上」の著者
Go'way From My Window  John Jacob Niles  
The Waterboy オデッタ Odetta  Odetta Feliouse Gordon オデッタは、1930年アラバマ生まれの黒人フォークシンガー
音楽学校卒業後、ブルース、スピリチュアル、バラードを歌いスターとなった。ディランのカバーも多い
Muleskinner Blues  Odetta  Jimmie Rogers,George Vaughn 
Streets of Glory  Bob Dylan  Traditional  
Johnny Henry ウディ・ガスリー Woodie Guthrie   
Johnny I Hardly Knew You Bob Dylan  Liam,Pat&Tom Clancy,Tommy Makem(クランシ―兄弟) クランシ―兄弟は、アイリッシュ・フォークを代表するグループ
KC Moon Bob Dylan & The Memphis Jug Band  Tewer Blackman アメリカン・フォークの原点でもある「ジャグ・バンド」との共演
Jesus Christ ウディ・ガスリー&ボブ・ディラン
Woody Guthrie & Bob Dylan 
Woody Guthrie  憧れのウディ・ガスリーと夢の競演が実現 
Leopard-Skin Pill Box Hat  Bob Dylan  (1965年「Bringing It All Back Home」収録)
Ramblin'Round Bob Dylan Woody Guthrie,Huddie Ledbetter,John A Lomax  
Little Margaret  Bascom Lamar Lunstord Traditional   
Rambler,Gambler  Bob Dylan  Traditional (1960年録音) 
The Virgin Mary Had One Son ジョーン・バエズ Joan Baez  Traditional  ジョーン・バエズは、1941年NY生まれ。高校時代サンフランシスコでフォークと出会い、ボストン大に入学後、ライブ活動を開始。
1960年アルバム「ジョーン・バエズ」でデビュー。時代を象徴する美しい声でフォークのアイドルとなる。
 1963~1964年ディランの才能を認めた彼女は、彼を自分のステージに上げることでスターに押し上げました。
 彼女はディランを愛しますが、彼は彼女とフォークを捨てることで、新たなステージに向かいます。この作品でも、彼女は第二の主役的存在 
 映画「ドント・ルック・バック」ではディランに捨てられた不幸な存在でしたが、この映画のインタビューで当時を振り返る彼女はすでに当時のディランを許しています。なんだか菩薩のような雰囲気を漂わせています。ディランより数段大人ですね
Memphis Blues  Phil Napoleon ウィリアム・C・ハンディ
W.C.Handy,Geore Norton
ブルースの生みの親の一人、ウィリアム・C・ハンディの代表曲
Mad Mama's Blue Josie Miles    
America  アレン・ギンズバーグ
Allen Ginsberg 
ビートニクを象徴する詩人
Brennan On The Moon  Liam,Pat&Tom Clancy,Tommy Makem(クランシ―兄弟) アイルランドを代表するのフォーク・グループ 
Haul Away Joe Liam,Pat&Tom Clancy,Tommy Makem
My Long Journey Home ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズ
The New Lost City Ramblers 
Charlie Monroe ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズは、1959年デビュー。フォーク・リバイバルを代表するグループで、多くのトラッドの名曲を発掘、復活させた。
後のフォーク系ミュージシャンに多大な影響を与えた存在
メンバーは、ピート・シーガーの弟、マイク・シーガーとトム・ペイリー、ジョン・コーエン
Big Fat Woman Blues  マリア・マルダー Maria Muldaur
The Jim Kweskin Jug Band
マリア・マルダーは、ライ・クーダードクター・ジョンなど豪華なバックにより1973年「マリア・マルダ―」でデビュー。(様々なアーティストのコーラスとしたデビュー前からスターだった)
The Jim Kweskin Jug Bandは、白人リバイバル・ジャグバンドとして長く活躍。
アルバム「Garden of Joy」は名盤
Girl I Left Behind ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズ
The New Lost City Ramblers 
Traditional  
Baby Please Don't Go  Bob Dylan  Joseph Lee Williams  (1962年録音)1935年発表のブルース 
Dink's Song Bob Dylan  Traditional  
Desolation Row Bob Dylan  ←   
This Land Is Your Land  Bob Dylan  ウディ・ガスリーWoody Guthrie   
Gettin' Nearer Brother John Sellers  Traditional   
アイラ・ヘイズのバラード
The Ballad of Ira Hayes 
ピーター・ラ・ファージ
Pete La Farge 
←  ネイティブ・アメリカンの血を引くフォーク・シンガー
社会派のシンガーとして期待されたが1964年若くして死亡
アイラ・ヘイズは太平洋戦争の激戦地「硫黄島」のアメリカ軍占領時に有名な旗を立てたネイティブ・アメリカンの兵士
Dust Bowl Refugee  シスコ・ヒューストン
Cisco Houston 
ウディ・ガスリーWoody Guthrie シスコ・ヒューストンは、ウディと共にホーボー生活をしたシンガー
1961年若くして死去
ウディのカバーアルバム「I Ain't Got No Home」が有名
Coplas De Amor Cynthia Gooding Traditional   
Waly Waly  Peter Yarrow Traditional  
He Was A Friend of Mine  デイブ・ヴァン・ロンク
Dave Van Ronk
Dave Van Ronk 映画「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」のモデルとなったフォーク・シンガー
ボブ・ディランの登場時期のフォーク・シーンである1961年が描かれています
The Wild Colonial Boy and Butcher Boy  Liam,Pat&Tom Clancy,Tommy Makem(クランシ―兄弟)  
Man of Constant Sorrow  Bob Dylan Traditinal  (1962年「ボブ・ディラン」収録) 
1913 Massacre  ウディ・ガスリーWoody Guthrie  
Song to Woody  Bob Dylan  ウディ・ガスリーに捧げる歌(1962年「ボブ・ディラン」収録)
Talking Bear Mountain Picnic Massacre Blues  Bob Dylan  
Sally Gal Bob Dylan (1962年録音)
A Lovely Way To Spend An Evening  ジョニー・マティス
Johnny Mathis 
Harold Adamson,Jimmy McHugh  1950年代末から60年代にかけて活躍したポップスター 
I'm A Man of Constant Sorrow マイク・シーガー Mike Seeger  Carter Stanley   
The Coo Coo Bird  ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズ
The New Lost City Ramblers 
Clarence Ashley  
Bald HeadedWoman ハリー・ベラフォンテ
Harry Belafonte
カリプソを世界的にメジャーにした黒人歌手
「バナナ・ボート」は代表曲
奇妙な果実 Stange Fruit ビリー・ホリディ Billie Holiday  Lewis Allan   
連れてってよ
Baby,Let Me Follow You Down
Bob Dylan  Rev.Gary Davis  (1962年「ボブ・ディラン」収録) 
朝日のあたる家
House of the Rising Sun
Bob Dylan  Traditional  (1962年「ボブ・ディラン」収録)
Fixin' To Die Bob Dylan Booker T White   
Festival of Flowers  ピート・シーガー Pete Seeger  Pete Seeger,Jesus Monge   
Hard Time in New York Town Bob Dylan  (1963年「The Freewheelin'」収録)
Penny's Farm The Bentley Boys Traditional  「マギーズ・ファーム」の元になったトラッド曲 
Let Me Die In My Footsteps  Bob Dylan  (1962年録音) 
No Move Auction Block For Me  Odetta  Traditional  
風に吹かれて Blowin' In The Wind Bob Dylan (1963年「The Freewheelin'」収録)
Don't Think Twice , It's All Right  Bob Dylan (1963年「The Freewheelin'」収録) 
Autobiography  Lawrence Ferlinghetti   
激しい雨
A Hard Rain's A-Gonna Fall 
Bob Dylan ←  (1963年「The Freewheelin'」収録) 
Ballad of a Thin Man  Bob Dylan  (1965年「Bringing It All Back Home」収録)
Rainy Day Woman  Bob Dylan (1966年「Blonde on Blonde」収録)
風に吹かれて Blowin' In The Wind  ピーター、ポール&マリー
Peter,Pul and Mary
Bob Dylan  ディランと同じアルバート・グロスマンに見出されたフォーク・トリオ
未だに多くのミュージシャンにカバーされ続けている歴史的名曲
(1963年「The Freewheelin'」収録)
↑  Trini Lopez  ↑   
デューク・エリントン Duke Ellington   
The Caravans  
戦争の親玉
Masters of War
Bob Dylan (1963年「The Freewheelin'」収録)
Oxford Town Bob Dylan  (1963年「The Freewheelin'」収録) 
Which Side Are You On  The Weavers  Florence Reece ウィーバーズは、ピート・シーガーが在籍したフォーク・グループ
フレッド・ヘラーマン、リー・ヘイズ、ロニー・ギルバートが初期メンバー
1952年マッカーシーによる「赤狩り」により解散に追い込まれました 
Goodnight Irene レッドベリー
Lead Belly 
Huddie Leadbetter
John A.Lomax 
1950年代にローマックス親子に見出され、その後、フォーク・リバイバルで再発見されたブルースの伝説
If I Had A Hammer
(The Hammer Song)
ピート・シーガー Pete Seeger Pete Seeger,Lee Hayes  
Only a Pawn in Their Game  Bob Dylan  (1964年「The Times They Are a-Changin」収録)
With God On Our Side  Bob Dylan  ←  (1964年「The Times They Are a-Changin」収録)
All My Trials Joan Baez  Traditional   
When the Ship Comes In Bob Dylan  (1964年「The Times They Are a-Changin」収録) 
I Walk The Line ジョニー・キャッシュ Johnny Cash  カントリー界だけでなくフォーク、ロック界にも大きな影響を与えた大御所
映画「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」は素晴らしい伝記映画です
I Have A Little Girl ハウリン・ウルフ Howlin' Wolf Chester Burnet 独特の声をもつ孤高のブルース・シンガー 
Help Me Jesus  ステープル・シンガーズ
The Staple Singers 
Roebuck Stoples  ファミリー・ゴスペル・コーラスの最高峰でザ・バンドの「ラストワルツ」にも出演 
With God on our Side  Bob Dylan,Joan Baez Bob Dylan  (1964年「The Times They Are a-Changin」収録) 
Talkin' World War Ⅱ Blues Bob Dylan  ←  (1963年「The Freewheelin'」収録)
風に吹かれて Blowin' In The Wind  Bob Dylan,Joan Baez,Peter,Pul and Mary,Pete Seeger
The Freedom Singers
Bob Dylan 1963年ニューポート・フォーク・フェスティバルのステージ上での録音
ここから「ディランの時代」が始まったともいえる映像
(オリジナルは1963年「The Freewheelin'」収録)
Just Like Tom Thumb's Blues Bob Dylan ←  (1965年「Highway 61 Revisited」収録)
When the Ships Comes In  Bob Dylan,Joan Baez  Bob Dylan  (1964年「The Times They Are a-Changin」収録) 
激しい雨
A Hard Rain's A-Gonna Fall  
Bob Dylan (1963年「The Freewheelin'」収録)
自由の鐘 Chimes of Freedom  Bob Dylan  (1964年「Another Side of Bob Dylan」収録)
All I Really Want To Do Bob Dylan  (1964年「Another Side of Bob Dylan」収録) 
Don't Think Twice , It's All Right  ジョニー・キャッシュ
Johnny Cash
Bob Dylan (1963年「The Freewheelin'」収録) 
It's Alright , Ma(I'm Only Bleeding)  Bob Dylan  (1965年「Bringing It All Back Home」収録)
Gates of Eden  Bob Dylan (1965年「Bringing It All Back Home」収録) 
It Ain't Me , Babe Bob Dylan,Joan Baez  Bob Dylan (1964年「Another Side of Bob Dylan」収録) 
All My Trials   Joan Baez  Traditional   
With God On Our Side  Joan Baez Bob Dylan  (1964年「The Times They Are a-Changin」収録)
Subterranean Homesick Blues  Bob Dylan  ←  (1965年「Bringing It All Back Home」収録)
映画「ドント・ルック・バック」での歌詞を書いた紙をめくるパフォーマンスで有名
この映画で撮影された英国でのコンサートから帰国直後、ディランは歴史的名曲「ライク・ア・ローリングストーン」を書き上げ、フォークへの決別へと向かいます
Maggie's Farm Bob Dylan  ←  (1965年「Bringing It All Back Home」収録)
Bob Dylan's 115th Dream  Bob Dylan  ←  (1965年「Bringing It All Back Home」収録) 
Love Minus Zero/No Limit Bob Dylan  (1965年「Bringing It All Back Home」収録) 
How Long , How Long Blues  Bob Dylan  Leroy Auther Carn  
Percy's Song Joan Baez Bob Dylan  (1964年収録、1985年「バイオグラフ」に収録)
Love is Just a Four Letter Word  Joan Baez Bob Dylan 
Mr.Tamdourine Man  ザ・バーズ The Byrds  Bob Dylan  フォークからフォーク・ロックへの進化過程を代表するバンド 
(1965年「Bringing It All Back Home」収録)
Like A Rolling Stone(out Take)  Bob Dylan Bob Dylan  
It Takes Time マイク・ブルームフィールド
Mike Bloomfield
Otis Rush ディランのご指名によって参加した白人ブルース・ギターの最高峰
「ライク・ア・ローリング・ストーン」を生み出した立役者の一人
ライク・ア・ローリング・ストーン
Like A Rolling Stone
Bob Dylan この曲の録音に呼ばれたアル・クーパーは、天才マイク・ブルームフィールドにその座を奪われ、無理やりオルガン奏者として参加
独特の遅れ気味の演奏により、見事な味付けをしてみせました。
Green Corn ピート・シーガー Pete Seeger  Huddie Leddybetter
John A.& Alan Lomax 
 
It's All Over Now,Baby Blue  Bob Dylan 1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでディランは「悲しみは果てしなく」、「ライク・ア・ローリング・ストーン」を演奏して退場。
その後、スタッフに懇願されてギターを抱えステージに上がった彼は、この曲を演奏してステージを下りました。
それはまさにフォーク・ファンへの決別を歌でした
(1965年「Bringing It All Back Home」収録)
Highway 61 Revisited Bob Dylan 「フォーク・ロック」に突入したディランの名盤タイトル曲 
(1965年「Bringing It All Back Home」収録)
Ballad of a Thin Man Bob Dylan (1965年「Bringing It All Back Home」収録) 
Desolation Row(out Take)  Bob Dylan  ←  (1965年「Bringing It All Back Home」収録) 
It Takes a Lot to Laugh,It Takes a Train to Cry(out Take) Bob Dylan  (1965年「Bringing It All Back Home」収録)
悲しみは果てしなく
It Takes a Lot to Laugh,It Takes a Train to
Bob Dylan  (1965年「Bringing It All Back Home」収録) 
Just Like Tom Thumb's Blues Bob Dylan (1965年「Bringing It All Back Home」収録) 
Tell Me ,Mamma  Bob Dylan ←  レボン・ヘルムが抜けたホークス(後のザ・バンド)をバックに従えたフォーク・ロック・スタイルのボブ・ディランによるロンドンでのライブ
「ユダ公!」
「お前は嘘つきだ!」
 長く海賊版として売れ続けていたライブの映像より
 このツアーから帰国後の7月、ディランはバイク事故を起こし、しばしの隠遁生活が始まり、ザ・バンドをバックにした新たな時代が始まることになります。
(1966年5月26日「ロイヤル・アルバート・ホール・ライブ」収録) 
I'm So Lonesome I Could Cry Bob Dylan,Johnny Cash  ハンク・ウィリアムス
Hank Williams 
 
Visions of Johanna  Bob Dylan (1965年「Bringing It All Back Home」収録)
Like A Rolling Stone  Bob Dylan  エンドロール曲
Lay Down Your Weary Tune  Bob Dylan  エンドロール曲(1963年録音)1985年の「バイオグラフ」に収録

「ボブ・ディラン:ノー・ディレクション・ホーム No Direction Home」 2005年
(監)(製)マーティン・スコセッシ
(製)スーザン・レイシー、ジェフ・ローゼン、ナイジェル・シンクレア、アンソニー・ウォール
(編)デヴィッド・テデスキ
(訳・監修)萱野ヘッケル
(訳詞)中川五郎
インタビュー 
ボブ・ディラン Bob Dylan
ジョーン・バエズ Joan Baez、リアム・クランシー Liam Clancy、ジョン・コーエン John Cohen(ニュー・ロストシティ―・ランブラーズ)、アレン・ギンズバーグ Allen Ginsberg、ボブ・ジョンストン Bob Jhnston、アル・クーパー Al Kooper、ブルース・ラングホーン Bruce Langhorne、ミッチ・ミラー Mitch Miller、マリア・マルダー Maria Muldaur、ボビー・ニューワース Boby Neuwirth、D・A・ペネベイカー D.A.Pennebaker、スージー・ロトロ Suze Rotolo(当時のディランの恋人)、ピート・シーガー Pete Seeger、メイヴィス・ステイプルズ Mavis Staples(ステイプル・シンガーズのメンバー)、デイヴ・ヴァン・ロンク Dave Van Ronk、ピーター・ヤーロウPete Yarrow(ピーター、ポール&マリー)
映像出演
 オデッタ Odetta、ロビー・ロバートソン Robbie Robertson、ブライアン・ウィルソン Brian Willson・・・
<出展映像>
「Don't Look Back」(D・A・ペネベイカー)
「Festival」(マーレイ・ラーナー)

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