1960年代
1960年
<芥川賞>北杜夫「夜と霧の隅で」
<直木賞>司馬遼太郎「梟の城」、戸坂康二「団十郎切腹事件」、池波正太郎「錯乱」
「さようならコロンバス」フィリップ・ロス(全米図書賞)
雑誌「テル・ケル」創刊(P・ソレルス、J・ディボードーらの編集により1960年代フランス文学をリードする)
フランスの外交官であり詩人でもあるサン=ジョン・ペルスがノーベル文学賞受賞
「日本の黒い霧」松本清張、「いやな感じ」高見順、「幻視の中の政治」埴谷雄高、「傷ある翼」円地文子、「春夏秋冬料理王国」北大路魯山人、「どくとるマンボウ航海記」北杜夫、「あなたに」谷川俊太郎
「孤独な青年の休暇」大江健三郎、「ロビンソンの末裔」開高健、「静物」庄野潤三、「死の棘」島尾敏雄、「遅れてきた青年」大江健三郎
「アラバマ物語」 ハーパー・リー(アメリカ)
Harper Lee
アメリカの良心を象徴する勇気ある弁護士の物語 (米)ロバート・マリガン(1962年)
(出)グレゴリー・ペック
「ジム・ボタンの機関車大旅行」 ミヒャエル・エンデ (ドイツ)
Michael Ende
ドイツが生んだ偉大なファンタジー作家の処女作
「走れウサギ」 ジョン・アップ・ダイク(アメリカ)
John Updike
20世紀アメリカ文学を代表する作家の出世作
「ハードタイムスへようこそ」 E・L・ドクトロウ(アメリカ)
Edgar L Doctorow
後に「ラグタイム」や「ビリー・バスゲイト」などの作品を発表する作家の処女小説
1961年
<芥川賞>三浦哲郎「忍ぶ川」
<直木賞>黒岩重吾「背徳のメス」、寺内大吉「はぐれ念仏」、水上勉「雁の寺」
作家アーネスト・ヘミングウェイが7月2日に銃による自殺(62歳)
「シェイクスピアはわれらの同時代人」ヤン・コット(ポーランド)
ユーゴスラヴィアの作家イヴォ・アンドリッチ(「ドリナの橋」など)がノーベル文学賞受賞
「憂国」「獣の戯れ」三島由紀夫、「セブンティーン」大江健三郎、「極楽とんぼ」里見淳、「何でも見てやろう」小田実、「私は二歳」松田道雄、辻井喬「異邦人」(第2回室生犀星詩人賞)、宇野鴻一郎「鯨神」
「橋のない川」住井すゑ、「南の島に雪が降る」加藤大介、「黒魔術の手帖」澁澤龍彦、「言語にとって美とは何か」吉本隆明、「闇の中の祝祭」吉行淳之介「どくとるマンボウ昆虫記」北杜夫
「わるいやつら」「砂の器」松本清張、「幼児狩り」河野多恵子、「ジャズを楽しむ本」寺山修司
「異星の客」 ロバート・A・ハインライン(アメリカ)
Robert Anson Heinlein
ヒッピー文化にも影響を与えたといわれるSF史に残る超大作
「ギデオンと放火魔」 J・J・マリック(アメリカ)
J.J.Marric
イギリスの警視、ギデオンを主人公とする警察小説シリーズの代表作
「キャッチ=22」 ジョゼフ・ヘラー(アメリカ)
Joseph Heller
「マッシュ」とならぶ反戦ブラック・ユーモア小説の代表作
ただし、かなり難解な構造をもつ作品でもあります
(米)マイク・ニコルズ(1970年)
(出)アラン・アーキン、マーティン・バルサム、オーソン・ウェルズ
「恋人たち」 フィリップ・ホセ・ファーマー(アメリカ)
Philip Jose Farmer
セックスと種の保存を正面から扱った初めてのSF恋愛小説
「質屋」 エドワード・ルイス・ワラント(アメリカ)
Edward Lewis Wallant
家族を殺され人を信じられなくなったユダヤ人の質屋の苦悩と再生
ニューヨークを舞台にした人間ドラマ
(米)シドニー・ルメット(1964年)
(出)ロッド・スタイガー、ジェラルディン・チャップリン
「ソラリスの陽のもとに」 スタニスワフ・レム (ポーランド)
Stanislaw Lem
東欧が生んだ偉大な思弁的SF小説作家の代表作
「海」が生命体として存在する星という設定は後のSFに多大な影響を与えた
(ソ連)「惑星ソラリス」アンドレイ・タルコフスキー(1972年)
(出)ナターリア・ボンデルチュク
(米)「ソラリス」スティーブン・ソダーバーグ(2002年)
(出)ジョージ・クルーニー
「たんぽぽ娘」
The Dandelion Girl 
ロバート・F・ヤング(アメリカ)
Robert F. Young
タイムスリップもののSFノスタルジック・ラブ・ロマンス作品  
「地球の長い午後」
Hothouse
ブライアン・オールディス(イギリス)
Brian Wilson Aldiss
植物によって支配される星を描いた終末後SF小説の歴史に残る名作
「母なる夜」 カート・ヴォネガット (アメリカ)
Kurt Vonnegut
ナチス・ドイツのホロコーストをテーマにしたヴォネガットの非SF小説
「フラニーとゾーイ」 J・D・サリンジャー (アメリカ)
J.D,Salinger
「ライ麦畑でつかまえて」以外の数少ない作品のひとつ
世界になじめない若者を描いた青春小説
「星からの帰還」 スタニスワフ・レム(ポーランド)
Stanislaw Lem
宇宙版「浦島太郎」ともいえるタイム・パラドックスSF
「柔らかい機械」 ウィリアム・バロウズ (アメリカ)
William Burroughs
ビートニクを代表するカルト作家の代表作
1962年
<芥川賞>宇能鴻一郎「鯨神」、川村章「美談の出発」
<直木賞>伊藤桂一「螢の河」、杉森久英「天才と狂人の間」
「ギデオンと放火魔」J・J・マリック著(エドガー賞)
アメリカを代表する文学者ジョン・スタインベック(「怒りの葡萄」など)がノーベル文学賞受賞
「野生のエルザ」J・アダムソン
「島へ」島尾敏雄、「告別」福永武彦、「秀吉と利休」野上弥生子、「徳川家康1?18」山岡荘八、「この目で見たソ連」大宅壮一、「アメリカ感情旅行」安岡章太郎、「アメリカ」小田実、「黒の試走車」梶山秀之
「砂の女」安部公房、「悲の器」高橋和己、「太平洋ひとりぼっち」堀江謙一
「アルテミオ・クルスの死」 カルロス・フエンテス(メキシコ)     
イワン・デニーソヴィッチの一日 アレクサンドル・ソルジェニーツィン
(ソ連)
旧ソ連の体制を批判し続けたノーベル文学賞受賞作家の代表作
強制収容所で働く元農民の一日を描きスターリニズムを批判した小説
(英、ノルウェー)キャスパー・リード(1971年)(出)トム・コートネイ
「カッコーの巣の上で」 ケン・キージー(アメリカ)
Ken Kesey
60年代ヒッピー・ムーブメントを代表する作家の代表作 (米)ミロシュ・フォアマン(1975年)
(出)ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー
「古都」 川端康成(日本) 京都を舞台に生き別れた双子姉妹の運命を描いた代表作 〈日)中村登(1963年)
(出)岩下志麻、吉田輝雄
(日)市川崑(1980年)
(出)山口百恵、三浦友和
「時間調整研究所」  アフメト・ハムディ・タンナプル(トルコ)     
「自動車泥棒」 ウィリアム・フォークナー(アメリカ)
William Cuthbert Faulkner
20世紀アメリカ文学を代表する巨匠の代表作
「沈んだ世界」 J・G・バラード(イギリス)
James Graham Ballard
人間の心の中へと向かったニューウェーブSFの先駆的作品
「高い城の男」 フィリップ・K・ディック (アメリカ)
Philip K.Dick
日本がもし太平洋戦争で勝利していたら?
パラレル・ワールドSFの傑作
「沈黙の春- 生と死の妙薬 -」
(環境問題)
レイチェル・カーソン(アメリカ)
Rachel Carson
農薬による公害問題を初めて取り上げた歴史的ノンフィクション
環境問題の聖典を生んだのは、科学者であり詩人でもある女性だった
「時計じかけのオレンジ」 アンソニー・バージェス(イギリス)
Anthony Burgess
暴力性を精神的な治療によって強制する近未来の管理社会を描いたSF (英)スタンリー・キューブリック(1971年)
(出)マルコム・マクドウェル
「もうひとつの国」 ジェームス・ボールドウィン(アメリカ)
James Baldwin
同性愛者であり黒人でもある作家が人種問題、性の問題を扱った代表作
1963年
日本SF作家クラブ発足(小松左京、星新一・・・)
<芥川賞>河野多恵子「蟹」、後藤紀一「少年の橋」
<直木賞>杉森苑子「孤愁の岸」、山口瞳「江分利満氏の優雅な生活」、佐藤得ニ「女のいくさ」
「自動車泥棒」ウィリアム・フォークナー(ピューリツァー賞受賞)
ギリシャの作家ギオルギオス・セフェリスがノーベル文学賞受賞
「わが埋葬」「いやな感じ」高見順、「薔薇刑」細江英公、「現代の青春論(家出のすすめ)」寺山修司、「性的人間」大江健三郎、「文学の責任」高橋和己、「毒薬の手帖」澁澤龍彦
「地の群れ」井上光晴、「サド裁判(上)(下)」澁澤龍彦、「白い巨塔」山崎豊子、「午後の曳航」三島由紀夫
「石蹴り遊び」 フリオ・コルタサル(アルゼンチン) 155章からなり読む順序を読者に選択させるという異色の小説
「グループ」 メアリー・マッカーシー (アメリカ)
Mary McCarthy
女子大生たちのその後の人生を描いた女性群像劇
ユーミンがこの映画版をもとに曲を作っています
(米)シドニー・ルメット(1966年)
(出)キャンディス・バーゲン
「コレクター」 ジョン・ファウルズ(イギリス)
John Fowles
異常性愛者の犯罪を描いた「羊たちの沈黙」の原点 (英)ウィリアム・ワイラー(1965年)
(出)テレンス・スタンプ、サマンサ・エッガー
「ケンタウロス」 ジョン・アップ・ダイク (アメリカ)
John Updike
架空の街オリンガーを舞台にした少年アレンを中心とした人々の物語
「寒い国から帰ってきたスパイ」 ジョン・ル・カレ(イギリス)
John le Carre
古典的スパイ小説の名作、冷戦下のドイツを舞台に繰り広げられるリアルなスパイ戦争 〈米)マーティン・リット(1965年)
(出)リチャード・バートン
「中継ステーション」 クリフォード・D・シマック (アメリカ)
Clifford Donald Simak
田舎の農家に隠された銀河系の宇宙旅行をするための中継点を管理する謎の人物は地球人か宇宙人か?
「次は火だ」 ジェームス・ボールドウィン(アメリカ)
James Baldwin
1960年代の小説、公民権運動についてのエッセイ集
「都会の犬ども」 マリオ・バルガス・リョサ(ペルー)
Mario Vargas Lhosa
ペルーの名門士官学校を舞台に少年たちと腐敗した社会を描いた初期の傑作
「ベル・ジャー」 シルヴィア・プラス(アメリカ)     
「猫のゆりかご」 カート・ヴォネガット(アメリカ)
Kurt Vonnegut
架空の国の宗教ボコノン教と地球を滅亡へと追いやる物質アイスナインを巡る物語
コメディー・ファンタジーSF
「V」 トマス・ピンチョン(アメリカ)
Thomas Pynchon
どのジャンルにも分類不能なメタ・フィクションの伝説的作品
1964年
<芥川賞>田辺聖子「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」、柴田翔「されどわれらが日々」
<直木賞>安藤鶴夫「巷談本牧亭」、和田芳恵「塵の中」
「ケンタウロス」ジョン・アップダイク(全米図書賞)
フランスの実存主義哲学者ジャン・ポール・サルトル(小説「嘔吐」など)がノーベル文学賞受賞
「日のちぢまり」島尾敏雄、「秀吉と利休」野上弥生子、「砂の上の植物群」吉行淳之介、「楡家の人々」北杜夫、「世界悪女物語」「夢の宇宙誌」澁澤龍彦、「韃靼人宣言」平岡正明
「ヒロシマ・ノート」「個人的な体験」大江健三郎、「死の淵より」高見順
「火星のタイムスリップ」 フィリップ・K・ディック(アメリカ)
Philip K.Dick
娯楽小説としても楽しめるディック初期の傑作
少年の夢が現実となる異常な世界が現実とリンクする異次元SF
「砂漠の惑星」
NIEZWYCIEZONY
スタニスワフ・レム(ポーランド)
Stanislaw Lem
共産圏を代表するSF作家による思弁的SFの代表作
生命が存在しないはずの砂漠の惑星で宇宙船が攻撃されたのはなぜか?
「小さな巨人」 トマス・バージャー(アメリカ)
Thomas Berger
インディアンに育てられた白人青年と残忍な白人カスター将軍を描いた
反体制歴史小説
(米)アーサー・ペン(1970年)
(出)ダスティン・ホフマン
「ノヴァ急報」 ウィリアム・バロウズ(アメリカ)
William Burroughs
ビート族の父と呼ばれた作家の代表作、難解です。
「ハーツォグ」 ソール・ベロー(アメリカ)
Saul Bellow
離婚、家庭崩壊で全てを失った元大学教授が山にこもり、自らの思索によってそこから逃れようと苦闘する物語
「ブルックリン最終出口」 ヒューバート・セルビー(アメリカ) Hubert Selby ニューヨークのブルックリンを舞台にアメリカの性と暴力の無法地帯を描き出した20世紀アメリカ文学の代表作のひとつ (独米)ウーリー・エデル(1989年)
(出)ジェニファー・ジェイソン・リー
「放浪惑星」 フリッツ・ライバー(アメリカ)
Fritz Leiber
宇宙を放浪し地球に接近した謎の惑星とは、何なのか?
アメリカのニューウェーブSFを代表する作家の代表作
ぼくのために泣け
Cry for me
ウィリアム・メルヴィン・ケリー
(アメリカ)William Melvin Kelley
アメリカにおける黒人たちの過酷な人生を描いた短編小説集
1965年
<芥川賞>津村節子「玩具」
<直木賞>安西篤子「張少子の話」、永井路子「炎環」、藤井重夫「虹」
「ハーツォグ」ソール・ベロウ(全米図書賞)
J・R・R・トールキン著「指輪物語」のペーパー・バック版が発売され、静かなブームが始まる
ロシア革命期を代表する作家ミハイル・ショーロホフ(「静かなるドン」)がノーベル文学賞受賞
「邪宗門」高橋和己、「黒い雨」井伏鱒二、「ヨーロッパ退屈日記」伊丹十三、「ベトナム戦記」開高健、「血は立ったまま眠っている」「田園に死す」寺山修司、「エロスの解剖」澁澤龍彦、「春の雪」三島由紀夫
「聖少女」倉橋由美子、「東海道戦争」筒井康隆、「氷点」三浦綾子、「憂鬱なる党派」高橋和己
「抱擁家族」小島信夫(第1回谷崎潤一郎賞受賞)
「アメリカの夢」 ノーマン・メイラー(アメリカ)
Norman Mailer
国会議員だった主人公が妻を殺し、アメリカという国を捨てて南米のジャングルへと向かう脱アメリカ社会派小説
「ウィリアム・ポスターズの死」 アラン・シリトー(イギリス)
Alan Sillitoe
「長距離走者の孤独」の著者による、ある労働者のその後の物語
反体制プロレタリア小説の名作
「鏡の国の戦争」 ジョン・ル・カレ(イギリス)
John le Carre
イギリスを代表するスパイ小説作家のヒット作 〈米)フランク・ピアソン(1968年)
(出)クリストファー・ジョーンズ
「されどわれらが日々」 柴田翔(日本) 全共闘世代の青春を描いた名作。この時代を象徴する代表作です。 〈日)「されどわれらが日々より別れの詩」森谷司郎(1971年)
(出)小川知子、山口崇
「ジャズ・ストリート」 ウィリアム・メルヴィン・ケリー
(アメリカ)William Melvin Kelley
盲目の少年がジャズ・ミュージシャンになるまでの苦闘の人生
「人類皆殺し」 トーマス・M・ディシュ(アメリカ)
Thomas Michael Disch
植物による人類皆殺しを描いた救いなき破滅テーマSFの傑作
「デューン/砂の惑星」 フランク・ハーバート(アメリカ)
Frank Herbert
エコロジーについて本格的に扱った最初の傑作大河SF小説 (米)デヴィッド・リンチ(1984年)
(出)カイル・マクラクラン、スティング
(米)テレビ版もあり
「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」 フィリップ・K・ディック (アメリカ)
Philip K.Dick
宗教にも迫ったその後のディック作品を思わせる初期の傑作SF
ディックらしいが、わかりやすい貴重な作品
「燃える世界」 J・G・バラード(イギリス)
James Graham Ballard
バラードの地球破滅3部作の一つであり初期バラードの代表作
「指輪物語」(ペーパーバック版) J・R・R・トールキン (イギリス)
J.R.R.Tolkin
ペーパーバック版が60年代後半のカウンター・カルチャーブームに乗り、若者たちに受け、世界的な大ヒットとなったファンタジー大河小説 「ロード・オブ・ザ・リング」ピーター・ジャクソン(2001年)
(出)イライジャ・ウッド
(米)ラルフ・バクシ(アニメ)
(1978年)
「レ・コスミコミケ」 イタロ・カルヴィーノ(イタリア)
Italo Calvino
寓話世界に科学を導入してSFとしても評価されるようになった代表作
「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」 カート・ヴォネガット (アメリカ)
Kurt Vonnegut
SFではないが「愛にあふれた」最もヴォネガット的な小説
「わが名はコンラッド」 ロジャー・ゼラズニイ(アメリカ)
Roger Zelazny
未来の地球を舞台に不死の男コンラッドが果たす役割とは?
ギリシャ神話を下敷きにしたゼラズニイの代表的なSF歴史小説
1966年
<芥川賞>高井有一「北の河」
<直木賞>新橋遊吉「八百長」、千葉治平「虜愁記」、立原正秋「白い罌粟」
ヘブライ語文学の作家シュムエル・ヨセフ・アグノン(イスラエル)がノーベル文学賞受賞
ドイツの文学者でナチスからの迫害を逃れたネリー・ザックスがノーベル文学賞受賞
「沈黙」遠藤周作、「秘密結社の手帖」澁澤龍彦、「生きがいについて」神谷美恵子、「競馬場で会おう」寺山修司、「私をささえた一言」扇谷正造、 「山本五十六」(阿川弘之)、「おはなはん」(林謙一)
「吉川英治全集 三国志1」、司馬遼太郎「竜馬がゆく」完結、「一家団欒」藤枝静男、「華岡青洲の妻」有吉佐和子、「蒼ざめた馬を見よ」五木寛之、「頭の体操」多湖輝
「アルジャーノンに花束を」(長篇) ダニエル・キイス(アメリカ)
Daniel Keyes
泣かせるSF小説の最高傑作
SFというよりも精神医療小説というべきか?
(米)「まごころを君に」ラルフ・ネルソン(1968年)
(出)クリフ・ロバートソン(アカデミー主演男優賞)
「競売ナンバー49の叫び」 トマス・ピンチョン (アメリカ)
Thomas Pynchon
メタ小説の鬼才ピンチョンの代表作
「結晶世界」
The Crystal World
J・G・バラード(イギリス)
James Graham Ballard
内なる宇宙に迫ったSF界の大御所による世界終末を描いた美しき代表作
「サルガッソーの広い海」  ジーン・リース(ドミニカ)     
「月は無慈悲な夜の女王」 ロバート・A・ハインライン(アメリカ)
Robert Anson Heinlein
月と地球を舞台に植民地問題を描いた社会派SFの超大作
「ナット・ターナーの告白」 ウィリアム・スタイロン(アメリカ)
William Styron
黒人奴隷の暴動とその指導者を描いた白人作家による傑作歴史大作 (米)「バース・オブ・ネーション」ネイト・パーマー(2016年)
(出)ネイト・パーカー(この小説が原作ではないのですが・・・)
「バベル17」 サミュエル・ディレイニー(アメリカ)
Samuel Delany
言語と認識をテーマとしたニューウェーブSFの傑作
「修理屋(フィクサー)」 バーナード・マラマッド(アメリカ)
Bernard Malamud
アメリカを代表するユダヤ人作家による代表的伝記小説 (米)「フィクサー」ジョン・フランケンハイマー(1968年)
(出)アラン・ベイツ(脚)ドルトン・トランボ
「緑の家」 マリオ・バルガス・リョサ(ペルー)
Mario Vargas Lhosa
ラテン・アメリカのジャングルや砂漠を舞台に「緑の家」という名の娼家を舞台にした実験的で娯楽性も高いラテン・アメリカ文学の最高峰
「冷血」(ノンフィクション・ノベル) トルーマン・カポーティ (アメリカ)
Truman Capote
ノンフィフィクションであり同時にフィクションという新しいスタイルを生み出したノンフィクション・ノベルの歴史的傑作 (米)リチャード・ブルックス(1967年)(出)ロバート・ブレイク
(米)ベネット・ミラー「カポーティ」(2005年) 
(出)フィリップ・シーモア・ホフマン(アカデミー主演男優賞
1967年
<芥川賞>丸山健二「夏の流れ」、大城立裕「カクテル・パーティー」
<直木賞>五木寛之「蒼ざめた馬を見よ」、生島治郎「追いつめる」
「百年の孤独」ガルシア=マルケス(コロンビア)、「新しい産業国家」ジョン・K・ガルブレイス(米)(軍産複合体として成長するアメリカの国家独占資本主義体制を告発した書)
「修理屋」バーナード・マラマッド(全米図書賞)(ピューリツァー賞受賞)
グァテマラの文学者ミゲル・アンヘル・アストゥリアス(「マヤの三つの太陽」など)ノーベル文学賞受賞
「レイテ戦記」大岡昇平、「天皇の世紀」大佛次郎、「まぼろしの邪馬台国」宮崎康平、 「書を捨てよ 町へ出よう」寺山修司、「至福千年」石川淳 、「マクルーハンの世界」竹村健一、「姓名判断」野末陳平
「時をかける少女」筒井康隆、「ジャズの前衛と黒人たち」植草甚一、「成熟と喪失」江藤淳、「アメリカひじき」「火垂るの墓」野坂昭如、「万延元年のフットボール」大江健三郎、「エロティシズム」澁澤龍彦
<文化大革命批判>川端康成、石川淳、安倍公房、三島由紀夫らが文化大革命への批判声明を公表
「アメリカの鱒釣り」 リチャード・ブローディガン(アメリカ)
Richard Brautigan
60年代ヒッピー・ムーブメントの代表作
「氷」 アンナ・カヴァン(フランス生まれ)
Anna Kavan
氷りつつある世界の終末を描いたSFを越えたSF小説  
「書を捨てよ町へ出よう」 寺山修司(日本) 60年代から70年代にかけて日本の前衛芸術をリードしたマルチな天才の出世作
「裸のサル」(人類学) デズモンド・モリス(イギリス)
Desmond Morris
20世紀の人間学に多大な影響を与えた問題作
「光の王」 ロジャー・セラズニイ(アメリカ)
Roger Zelazny
ある星を支配した人類が神になってゆくという異色のSF
「百年の孤独」 ガルシア・マルケス (コロンビア)
Garcia Marquez
ラテン・アメリカ文学ブームのきっかけともなった20世紀文学の金字塔 (日)「さらば箱舟」寺山修司(1982年)
(出)山崎努、小川真由美
「柔らかい月」 イタロ・カルヴィーノ (イタリア)
Italo Calvino
SFファンタジーであり前衛文学でもある独自の世界を生み出した作者の代表作
「雪白姫」 ドナルド・バーセルミ (アメリカ)
Donald Barthelme
異色の前衛作家による白雪姫の超パロディー
前衛ファンタジー小説の代表作
「我輩はカモである」 ドナルド・E・ウェストレイク(アメリカ)
Donald Edwin Westlake
莫大な遺産を相続した男が次々にカモられてゆく、彼はどうする?
お笑いミステリー小説の名作
1968年
<芥川賞>柏原兵三「徳山道助の帰郷」、大庭みな子「三匹の蟹」
<直木賞>野坂昭如「アメリカひじき」、「火垂るの墓」、三好徹「聖少女」
スチュアート・ブランドらが「Whole Earth Catalog」創刊
「ナット・ターナーの告白」ウィリアム・スタイロン(ピューリツァー賞受賞)
「第八の日に」ソーントン・ワイルダー(全米図書賞)
「我輩はカモである」ドナルド・E・ウェストレイク(エドガー賞)
吉本隆明「共同幻想論」、丸谷才一「年の残り」、中村真一郎「火の祭り」、中野重治「春夏秋冬」、稲垣足穂「少年愛の美学」、唐十郎「腰巻お仙」、寺山修司「街に戦場あり」
丸山健二「正午なり」、吉岡実「静かな家」、寺山修司・森山大道「にっぽん劇場写真帖」、小田実「現代史」、倉橋由美子「ヴァージニア」
川端康成(「雪国」「伊豆の踊り子」)がノーベル文学賞受賞
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 フィリップ・K・ディック (アメリカ)
Philip K.Dick
ディックの作品の中では並みの出来だが映画によって有名になった作品
ハードボイルド近未来SFの代表作
(米)「ブレードランナー」リドリー・スコット(1982年)
(出)ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー
「俺には口がない、それでも俺は叫ぶ」 ハーラン・エリスン(アメリカ)
Harlan Jay Ellison
ニューウェーブSFの代表的作品
SFの文学性、奥深さを知らしめた名作
「影との戦い(ゲド戦記)」 アーシュラ・K・ル=グィン(アメリカ)
Ursula K.LeGuin
20世紀ファンタジーを代表する大河小説 〈日)宮崎吾朗(2006年)アニメ作品
「カップルズ」 ジョン・アップ・ダイク(アメリカ)
John Updike
「口に出せない習慣、不自然な行為」 ドナルド・バーセルミ(アメリカ)
Donald Barthelme
「熊を放つ」 ジョン・アーヴィング(アメリカ)
John Winslow Irving
アーヴィングの処女作であり出世作となった青春冒険小説
「呪術師と私 - ドン・ファンの教え -」 カルロス・カスタネダ(アメリカ)
Carlos Castaneda
ヒッピー・ムーブメントを代表するカルト作品。小説か?宗教の書か?
謎の多い作品だが絶対に面白い!
「罰金」 ディック・フランシス(イギリス)
Dick Francis
「マッシュ」 リチャード・フッカー(アメリカ)
Richard Hooker
朝鮮戦争を舞台にしたブラック・ユーモア満載の反戦小説 (米)「M☆A☆S☆H」ロバート・アルトマン(1970年)
(出)エリオット・グールド、ドナルド・サザーランンド
(米)テレビ版「マッシュ」も大好きでした!
「夜の軍隊」 ノーマン・メイラー(アメリカ)
Norman Mailer
「笑う警官」 ペール・バールー、マイ・シューバル
(スウェーデン)
リアリズム警察小説の傑作
マルティン・べック・シリーズの代表作
〈米)「マシンガン・パニック」スチュアート・ローゼンバーグ
(1973年)(出)ウォルター・マッソー
1969年
<芥川賞>庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」、田久保英夫「深い河」
<直木賞>早乙女貢「僑人の檻」、陳舜臣「青玉獅子香炉」、佐藤愛子「戦いすんで日が暮れて」
「薔薇と革命」P・H・ニュービー(ブッカー賞受賞)
「異境」イエールジ・コジンスキー(全米図書賞)
「アメリカン・パワーと新官僚」ノーム・チョムスキー(アメリカの外交政策に対する批判の書)
アイルランド出身の不条理劇作家サミュエル・ベケット(「ゴドーを待ちながら」)がノーベル文学賞受賞
三島由紀夫「豊穣の海 春の雪」、寺山修司編著「ドキュメンタリー・家出」、大江健三郎「沖縄ノート」、種村季弘「ナンセンス詩人の肖像」
「異境」 イエールジ・コジンスキー(アメリカ)
「歌え、翔べない鳥たちよ」  マヤ・アンジュロウ(アメリカ)     
「選ばれし者」 バーニス・ルーベンス (イギリス)
Bernice Rubens
「消えた消防車」 ペール・バールー、マイ・シューバル
(スウェーデン)
スウェーデン製リアリズム警察小説
マルティン・ベック・シリーズの最高傑作だと僕は思うのですが・・・
「スローターハウス5」 カート・ヴォネガット (アメリカ)
Kurt Vonnegut
ドレスデンへのアメリカによる空爆を描いたタイム・スリップSFの傑作
映画版がまた幻の名作なんです!
(米)ジョージ・ロイヒル(1972年)
(出)マイケル・サックス
「世界の中心で愛を叫んだけもの」 ハーラン・エリスン (アメリカ)
Harlan Jay Ellison
タイトルは今やあまりに有名になった?
ニューウェーブSFの代表作
「フランス軍中尉の女」 ジョン・ファウルズ(イギリス)
John Fowles
時代を越えた「愛」を描いた名作。映画版もまた名作でした! (英)カレル・ライス(1981年)
(出)メリル・ストリープ、ジェレミー・アイアンズ
「別離」 フランソワーズ・サガン(フランス)
Francoise Sagan
〈仏)アラン・カヴァリエ(1968年)
(出)カトリーヌ・ドヌーブ、ミシェル・ピッコリ
「闇の左手」
The Left Hand of Darkness
アーシュラ・K・ル=グィン(アメリカ)
Ursula K.LeGuin
男と女、「性」とは何かを取り上げた異色のSF
ル=グィンの代表作となった美しきファンタジーSF小説
「ラ・カテドラルでの対話」 マリオ・バルガス・リョサ(ペルー)
Mario Vargas Lhosa
1970年代
1970年
<芥川賞>清岡卓行「アカシヤの大連」、古山高麗雄「プレオ―8の夜明け」、吉田知子「無明長夜(むみょうちょうや)」
<直木賞>結城昌治「軍旗はためく下に」、渡辺淳一「光と影」
「かれら」ジョイス・キャロル・オーツ(全米図書賞)、「選ばれし者」バーニス・ルーベンス(ブッカー賞)、「罰金」ディック・フランシス(エドガー賞)
アレクサンドル・ソルジェニーツィンが「収容所群島」「イワン・デニソーヴィチの一日」などの作品によりノーベル文学賞受賞
沼正三「家畜人ヤプー」、吉増剛造「黄金詩篇」、曽野綾子「誰のために愛するか」、稲垣足穂・中村宏「機械学宣言 地を匍う飛行機と飛行する蒸気機関車」、古井由吉「杳子」、石原慎太郎「化石の森」
広瀬正「マイナス・ゼロ」
植草甚一「ぼくは散歩と雑学が好き」、河野多恵子「回転扉」
「アインシュタイン交差点」 サミュエル・ディレイニー(アメリカ)
Samuel Delany
「海流の中の島々」 アーネスト・ヘミングウェイ(アメリカ)
Ernest Hemingway
遺族によって死後出版された作品 (米)フランクリン・J・シャフナー(1977年)
(出)ジョージ・C・スコット
「かもめのジョナサン」
Jonathan Livingston Seagull
リチャード・バック(アメリカ)
Richard Bach
反体制運動がカルトな宗教的世界を求めるようになった象徴的な作品。 (米)ホール・バートレット(1973年)
「かれら」 ジョイス・キャロル・オーツ
(アメリカ)
Joyce Carol Oates
「クロウ」  テッド・ヒューズ(イギリス)     
「ゴール・キーパーの不安」 ペーター・ハントケ (ドイツ)
Peter Handke
後に「ベルリン天使の詩」で再び共作するコンビ(ヴェンダース、ハントケ)
の出世作
(独)ヴィム・ヴェンダース(1971年)(出)アルトゥール・ブラウス
「サムラー氏の惑星」 ソール・ベロー(アメリカ)
Saul Bellow
「シティ・ライフ」 ドナルド・バーセルミ (アメリカ)
Donald Barthelme
「富めるもの貧しきもの」 アーウィン・ショー(アメリカ)
Irwin Shaw
(米)テレビ・ドラマ
「拾われた男」  ガストン・ミロン(カナダ)     
「リングワールド」 ラリー・ニーヴン(アメリカ)
Larry Niven
「夜のみだらな鳥」 ホセ・ドノソ(チリ)
Jose Donoso
古い修道院に住む主人公の語る現実と虚構の区別の失われた異様な人生の物語
1971年
<芥川賞>古井由吉「杳子(ようこ)」
<直木賞>豊田穣「長良川」
「自由の国にて」V・S・ナイポール(ブッカー賞受賞)
「サムラー氏の惑星」ソール・ベロウ(全米図書賞)
「笑う警官」マイ・シューバル、ペール・ヴァールー(エドガー賞)
チリの国民的詩人パブロ・ネルーダ(「マチュピツの高み」「女のからだ」)がノーベル文学賞受賞
大岡昇平「焚火」、花田清輝「室町画人伝」、吉行淳之介「湿った空乾いた空」、永山則夫「無知の涙」、堀田善衛「方丈記私記」、新田次郎「八甲田死の彷徨」、開高健「夏の闇」、中野重治「ちりがみ交換」
金井美恵子「岸辺のない海」、清岡卓行「海の瞳」
「アメリカーナ」 ドン・デリーロ(アメリカ)
Don Delillo
「ジャッカルの日」 フレデリック・フォーサイス(イギリス)
Frederick Forsyth 
一時代を築いたフレデリック・フォーサイスの処女作で出世作(エドガー賞)
(大好きな作家でした!出ると必ず買っていました)
(米)フレッド・ジンネマン(1973年)(出)エドワード・フォックス
(米)マイケル・ケイトン=ジョーンズ(1996年)
(出)ブルース・ウィリス
「自由の国にて」 V・S・ナイポール(イギリス)
Vidiadhar Surajprasad Naipaul
「唾棄すべき男」 ペール・バールー、マイ・シューバル
(スウェーデン)
スウェーデンを舞台にしたリアル警察小説の傑作
(一時期はまってすべて読みました!)
(スウェーデン)「刑事マルティンベック」ボー・ウィデルベルイ
(1976年)(出)カルル・グスタフ・リンドステット
「ダニエルの書」 E・L・ドクトロウ (アメリカ)
Edgar L Doctorow
「冷たい水の中の小さな太陽」 フランソワーズ・サガン(フランス)
Francoise Sagan
〈仏)「水の中の小さな太陽」ジャック・ドレー(1971年)
(出)クロディーヌ・オージェ
「庭師 ただそこにいるだけの人」 イエールジ・コジンスキー(アメリカ) (米)「チャンス」ハル・アシュビー(1979年)
(出)ピーター・セラーズ
1972年
<芥川賞>李恢成「砧(きぬた)をうつ女」、東峰夫「オキナワの少年」、畑山博「いつか汽笛を鳴らして」、宮原昭夫「誰かが触った」
<直木賞>井上ひさし「手鎖心中」、綱淵謙錠「斬」
「G」ジョン・バージャー(ブッカー賞受賞)
ジャッカルの日」フレデリック・フォーサイス(エドガー賞)
「精神の生態学」グレゴリー・ベイトソン(人類学、精神分裂病、進化論、エコロジーなど、多彩な内容をもつ大著)
ドイツの作家ハインリッヒ・ベル(「カタリーナの失われた名誉」など)がノーベル文学賞受賞
司馬遼太郎「翔ぶがごとく」、庄司薫「狼なんかこわくない」、羽仁進「放任主義」、「日本の演劇人」(中原弓彦=小林信彦)、有吉佐和子「恍惚の人」、島尾敏雄「日の移ろい」、種村季弘「薔薇十字の魔法」
澁澤龍彦「偏愛的作家論」、藤原新也「印度放浪」、草森紳一「江戸のデザイン」
「印度放浪」(フォト・エッセイ) 藤原新也(日本) フォト・エッセイ作家として一時代を築いた作者の出世作
「エドウィン・マルハウス
あるアメリカ作家の生と死」
スティーブン・ミルハウザー(アメリカ)
Steven Millhauser
メディシス賞
「フライデーあるいは太平洋の冥界」
Vendrei Ou Les Limbes Du Pacifque
ミシェル・トゥルニエ(フランス)
Michel Tournier
もうひとつの「ロビンソン・クルーソー物語」
「オデッサファイル」 フレデリック・フォーサイス(イギリス)
Frederick Forsyth
社会派サスペンスの大ヒット作を連発したフォーサイスのブレイク作
映画も話題になったナチスの残党をめぐるサスペンス小説
(米)ロナルド・ニーム(1974年)
(出)ジョン・ヴォイト、マクシミリアン・シェル
「神々自身」 アイザック・アシモフ(アメリカ)
Izaac Asimov
「キマイラ」 ジョン・バース(アメリカ)
John Simmons Barth
全米図書賞
「G」 ジョン・バージャー (アメリカ)
John Berger
ブッカー賞
「鉄の夢」 ノーマン・スピンラッド(アメリカ)
Norman Richard Spinrad
SF作家となったアドルフ・ヒトラーが描いた第三次世界大戦後の架空世界の物語。並行宇宙ものSFの異色の傑作
「町でいちばんの美女」 チャールズ・ブコウスキー(アメリカ)
Challes Bukowski
再評価により再編集されて1983年に出版
過激なセックスを描写し続けたカルト作家の自伝的作品
「町でいちばんの美女/ありきたりな狂気の物語」(1981年)
(監)マルコ・フェレーリ(出)ベン・ギャザラ、オルネラ・ムーティ
「路傍のピクニック」 アルカジイ&ボリス・ストルガツキー
(ソ連)
映画化によりソ連が生んだSF作家コンビの名を世界に知らしめた作品 (ソ連)「ストーカー」アンドレイ・タルコフスキー(1979年)
(出)アレクサンドル・カイダノフスキー
「ラス・ヴェガスをやっつけろ」 ハンター・S・トンプソン(アメリカ)
Hunter.S.Thompson
(米)テリー・ギリアム(共脚)アレックス・コックス(1998年)
(出)ジョニー・デップ、ベニチオ・デル・トロ
「リンガラ・コード」 ウォーレン・キーファー(アメリカ)
Warren David Kiefer
エドガー賞
1973年
<芥川賞>郷静子「れくいえむ」、山本道子「ベティさんの庭」、三木卓「鶸(ひわ)」
<直木賞>長谷部秀雄「津軽世去れ節」、「津軽じょんがら節」、藤沢修平「暗殺の年齢」
「セポイの反乱」ジェイムズ・G・ファレル(ブッカー賞受賞)
「キマイラ」ジョン・バース(全米図書賞)
「リンガラ・コード」ウォーレン・キーファー(エドガー賞)
「脱工業社会の到来」ダニエル・ベル
「メタヒストリー - 十九世紀ヨーロッパにおける歴史的想像力」ハイデン・ホワイト(米)
オーストラリアを代表する作家パトリック・ホワイト(「ヴォス」など)がノーベル文学賞受賞
「モモ」ミヒャエル・エンデ(独)
小松左京 「日本沈没」、五島勉「ノストラダムスの大予言」、安倍公房「箱男」、光瀬龍「百億の昼と百億の夜」、澁澤龍彦「ヨーロッパの乳房」、種村季弘「アナクロニズム」、中上健次「十九歳の地図」、森敦「月山」
大江健三郎「洪水はわが魂に及び」
「イーダの長い夜」 エルサ・モランテ(イタリア)     
「重力の虹」 トマス・ピンチョン(アメリカ)
Thomas Pynchon
全米図書賞
「素晴らしきアメリカ野球」 フィリップ・ロス(アメリカ)
Philip Roth
「スモール・イズ・ビューティフル」
(経済学)
E.F.シューマッハー (ドイツ)
Ernst Schumacher
大量生産大量消費の現代社会の経済システムを批判し新しい社会システムを提案した非主流派の経済学
「セポイの反乱」 ジェイムズ・G・ファレル(アイルランド) J.G. Farrell ブッカー賞
「チャンピオンたちの朝食」 カート・ヴォネガット (アメリカ)
Kurt Vonnegut
「飛ぶのが怖い」 エリカ・ジョング (アメリカ)
Erica Jong
フェミニスト時代を象徴する大ヒット作品
「ビザンチウムの夜」 アーウィン・ショー(アメリカ)
Irwin Shaw
「ボアズ=ヤキンのライオン」 ラッセル・ホーバン(アメリカ)
Russell Hoban
大人のための幻想文学
「僕が戦場で死んだら」 ティム・オブライエン(アメリカ)
Tim O'Brien
ヴェトナム戦争での従軍体験をもとに描かれたリアルな戦争小説
「モモ」 ミヒャエル・エンデ (ドイツ)
Michael Ende
大人も読めるファンタジー小説の傑作
子供たちと「時間泥棒」との闘いを描いた物語
〈独伊)ヨハネス・シャーフ(1986年)(出)ラドスト・ボーケル
1974年
<芥川賞>森敦「月山」、野呂邦暢「草のつるぎ」
<直木賞>藤本義一「鬼の詩」
「重力の虹」トマス・ピンチョン(全米図書賞)
「保護管理人」ナディン・ゴーディマ(ブッカー賞受賞)
「死者の舞踏場」トニイ・ヒラーマン(エドガー賞)
かもめのジョナサン」(リチャード・バック)
スウェーデンの作家エイヴィンド・ユーンソン、ハリー・マルティンソンがノーベル文学賞を同時受賞
灰谷健次郎「兎の眼」、種村季弘「怪物の解剖学」、澁澤龍彦「胡桃の中の世界」、菅孝行「解体する演劇」、吉岡実「神秘的な時代の詩」、三隅治雄「さすらいの芸能史」
「大統領の陰謀」(ノンフィクション) ウッドワード&バーンシュタイン
(アメリカ)
ニクソン大統領による民主党本部盗聴事件を暴露した歴史を変えたルポ (米)アラン・J・パクラ(1976年)
(出)ロバート・レッドフォード、ダスティン・ホフマン
「カタリーナの失われた名誉」 ハインリッヒ・ベル(ドイツ)
Heinrich Theodor Boll
(独)「カタリーナ・ブルームの失われた名誉」
フォルカー・シュレンドルフ(1975年)(出)アンゲラ・ヴィンクラー
「逆転世界」 クリストファー・プリースト(イギリス)
Christpher Priest
「キャリー」 スティーブン・キング (アメリカ)
Stephen Edwin King
スティーブン・キングの出世作となったオカルトものの原点 〈米)ブライアン・デ・パルマ(1976年)
(出)シシー・スペイセク、パイパー・ローリー
「苦海浄土」 石牟礼道子(日本) 「公害」の原点ともなった「水俣病」によって失われた海と命のために闘った作家の日本文学史に残る傑作
「死者の舞踏場」 トニー・ヒラーマン(アメリカ)
Tony Hillerman
エドガー賞
「所有せざる人々」 アーシュラ・K・ル=グィン(アメリカ)
Ursula K.LeGuin
ニューウェーブSF作家としての代表作
「戦争の犬たち」 フレデリック・フォーサイス (イギリス)
Frederick Forsyth 
傭兵を主人公としたアフリカを舞台にした戦争ドキュメント小説 〈米)ジョン・アーヴィン(1980年)
(出)クリストファー・ウォーケン
「保護管理人」 ナディン・ゴーディマ(南アフリカ)
Nadine Gordimer
ブッカー賞
1975年
<芥川賞>阪田寛夫「土の器」、日野啓三「あの夕陽」、林京子「祭りの場」
<直木賞>井出孫六「アトラス伝説」、半村良「雨やどり」
「最後の一球」マイケル・シャーラ(ピューリツァー賞受賞)
「これからの一生」エミール・アジャール Emile Ajar(仏ゴンクール賞受賞)
「族長の秋」ガルシア・マルケス
「法王の身代金」ジョン・クリアリー(エドガー賞)
イタリアの詩人、作家、翻訳家エウジェーニオ・モンターレがノーベル文学賞受賞
加賀乙彦「宣告」、つかこうへい「熱海殺人事件」、檀一雄「火宅の人」、中村真一郎「四季」、柄谷行人「意味という病」、加藤周一「日本文学史序説」、丸谷才一「横しぐれ」、庄野潤三「丘の明り」
吉本隆明「書物の解体学」、埴谷雄高「夢魔の世界 - <死霊>第5章」、中上健二「岬」、佐木隆三「復讐するは我にあり」
「複合汚染」(有吉佐和子)(農薬や食品添加物により食料品が複合的に汚染されていることを指摘して話題となった)
「これからの一生」 エミール・アジャール(フランス)
Emile Ajar
仏ゴンクール賞 (仏)「これからの人生」モーシェ・ミズライ(1977年)
(出)シモーヌ・シニョレ
「最後の一球」〈ノンフィクション) マイケル・シャーラ(アメリカ)
Michael Shaara
ピューリッツァー賞 (米)「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」サム・ライミ(1999年)
(出)ケヴィン・コスナー
「族長の秋」 ガルシア・マルケス(コロンビア)
Garcia Marquez
中南米を代表する作家が政治的なメッセージをこめた代表作
「テネシー・ウィリアムズ回想録」
(自伝)
テネシー・ウィリアムズ(アメリカ)
Tennessee Williams
「欲望という名の電車」の作者
ゲイであることをカミングアウトしていた天才作家衝撃の自伝
「フンボルトの贈り物」 ソール・ベロー(アメリカ)
Saul Bellow
ピューリッツァー賞
「法王の身代金」 ジョン・クリアリー (オーストラリア)
Jon Stephen Cleary
エドガー賞
「ミスター・グッドバーを探して」 ジュディス・ロスナー(アメリカ)
Judith Rossner
女性の側から男性遍歴を描いた異色の問題小説 (米)リチャード・ブルックス(1977年)(出)ダイアン・キートン
「ラグタイム」 E・L・ドクトロウ(アメリカ)
Edgar L Doctorow
アメリカ南部における人種差別問題を扱った大河小説 (米)ミロシュ・フォアマン(1981年)(出)エリザベス・マクガヴァン
1976年
<芥川賞>岡松和夫「志賀島」、中上健次「岬」、村上龍「限りなく透明に近いブルー」
<直木賞>佐木隆三「復讐するは我にあり」
アレックス・ヘイリーの「ルーツ」がベストセラーとなる
「フンボルトの贈りもの」ソール・ベロー(ピューリツァー賞受賞)
「蜘蛛女のキス」マヌエル・プイグ(アルゼンチン)
「サヴィルの青春」デイヴィッド・ストーリー(ブッカー賞受賞)
「ホップスコッチ」ブライアン・ガーフィールド(エドガー賞)
アメリカの作家ソール・ベロー(「宙ぶらりんの男」「オーギー・マーチの冒険」)がノーベル文学賞受賞
司馬遼太郎「翔ぶが如く」、立花隆「田中角栄研究全記録(上・下)」、「日本共産党の研究」、森村誠一「人間の証明」、深田祐介「新西洋事情」、徳大寺有恒「間違いだらけのクルマ選び」、美輪明宏「新・紫の履歴書」
湯村輝彦、糸井重里「さよならペンギン」、中上健次「枯木灘」、澁澤龍彦「マドンナの真珠」(池田満寿夫挿画)、ドナルド・キーン「日本文学史 近世篇上」
「カエアンの聖衣」 バリントン・J・ベイリー(アメリカ)
Barrington J. Bayley
「限りなく透明に近いブルー」 村上龍(日本) 村上龍のデビュー作であり、新時代の小説として大きな話題となった異色作 (日)村上龍(脚)(1979年)
(出)三田村邦彦、中山麻里、平田満
「蜘蛛女のキス」 マヌエル・プイグ(アメリカ)
Manuel Puig
ブエノスアイレスの刑務所を舞台に政治犯とホモセクシュアルの会話からアルゼンチンの政治状況や性や世代の問題を描いた小説 (ブラジル・米)ヘクトール・バベンコ(1985年)
(出)ウィリアム・ハート
「田中角栄研究全記録(上・下)」 立花隆
Takashi Tatibana
現職の総理大臣を逮捕に追い込んだ日本ジャーナリズムの最高峰
「ホップスコッチ」 ブライアン・ガーフィールド(アメリカ)
Brian Francis Wynne Garfield
エドガー賞
「約束の地」 ロバート・B・パーカー(アメリカ) エドガー賞
「ラトナーの星」 ドン・デリーロ(アメリカ) Don Delillo
「ルーツ」 アレックス・ヘイリー(アメリカ)
Alexander Palmer Haley
世界中に「ルーツ探し」ブームを巻き起こした大ヒット大河小説
(米)テレビドラマ化
1977年
<芥川賞>池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」、三田誠広「僕って何」
<直木賞>三好京三「子育てごっこ」
唐十郎「海星・河童」(第6回泉鏡花文学賞)
「約束の地」ロバート・B・パーカー(エドガー賞)
パリを代表する文化施設「ポンピドゥー・センター」完成
「ポスト・モダニズムの建築言語」チャールズ・ジェンクス
(ポスト・モダン・ブームの先駆となった著作)
スペインの作家ヴィセンテ・アレイクサンドレがノーベル文学賞受賞
ソロモンの歌」 トニ・モリスン
水上勉「金閣炎上」、中村光夫「シャボン玉に映る」、高平哲郎「みんな不良少年だった」、黒井千次「五月巡歴」、丸山健二「バス停」、大庭みな子「浦島草」、平岡正明「戦後日本ジャズ史」
村上龍「海の向こうで戦争が始まる」、澁澤龍彦「思考の紋章学」、高橋三千綱「五月の傾斜」、庄野潤三「水の都」、川本三郎「同時代を生きる『気分』」、宮本輝「泥の河」、大岡昇平「事件」
中原弓彦「定本 日本の喜劇人」、五木寛之「鳥の歌」、新田次郎「八甲田山死の彷徨」
小林秀雄「本居宣長」、田中子実昌「ポロポロ」、小林信彦「エルヴィスが死んだ」
「アマゾンの皇帝」
Galvez , Imperador Do Acre
マルシオ・ソウザ (ブラジル)
Marcio Souza
「偉大なるアマゾン川が生んだ三文冒険小説」
「ある夢想者の肖像」
Portrait of Romantic
スティーブン・ミルハウザー
(アメリカ)Steven Millhauser
初期の長編青春文学、これでもか!という退屈な青春を描いた作品  
「ゲイトウェイ」 フレデリック・ポール(アメリカ)
Frederik Pohl
「サヴィルの青春」 デイヴィッド・ストーリー(アメリカ)
David Storey
ブッカー賞
「シャイニング」 スティーブン・キング(アメリカ)
Stephen Edwin King
スティーブン・キングの代表作となったオカルト小説 〈米)スタンリー・キューブリック
(1980年)(出)ジャック・ニコルソン
「世界終末10億年前
 異常な状況で発見された手記」
アルカージイ&ボリス・ストルガツキイ 世界の終末は今もどこかで進んでいるのかもしれない。
謎の妨害工作は誰が?
(露)「日陽はしづかに発酵し・・・」(1988年)
(監)アレクサンドル・ソクーロフ
(出)アレクセイ・アナニシコフ、エスカンデル・ウマ-ロフ

「ソロモンの歌」
Song of Solomon
トニ・モリスン〈アメリカ)
Toni Morrison
アメリカの黒人女性初のノーベル文学賞作家の代表作
黒人初のアメリカ大統領オバマ氏の愛読書
「ドリームマシン」 クリストファー・プリースト(イギリス)
Christpher Priest
映画「インセプション」の原点ともいえる夢への侵入SF
「最後の授業」
Hakkari de bir mevsim
フェリット・エトギュ(トルコ)
Ferit Edgu
トルコ東部山岳地帯にあるクルド人の村で教師をすることになった
若者の不思議な体験記
(トルコ)「ハッカリの季節」1983年
(監)エルデン・キラル(脚)オナト・クトラル(撮)ケナン・クトラル
(音)ティムル・セルスク
「パタゴニア」
In Patagonia 
ブルース・チャトウィン(イギリス)
Bruce Chatwin
地の果て「パタゴニア」の旅で出会った不思議な人々   
「バビロンを夢見て」 リチャード・ブローディガン(アメリカ)
Richard Brautigan
「亡命詩人、雨に消ゆ」 ウィリアム・H・ハラハン(アメリカ)
William H.Hallahan
エドガー賞
1978年
<芥川賞>高城修三「榧(かや)の木祭り」、宮本輝「螢川」、高橋揆一郎「伸予」、高橋三千綱「九月の空」
<直木賞>色川大吉「離婚」、津本陽「深重の海」
ポーランド生まれのアメリカ在住ユダヤ人作家アイザック・バシェヴィス・シンガー(「まぬけなワルシャワ紀行」など)がノーベル文学賞受賞
「ガープの世界」 ジョン・アーヴィング
城山三郎「黄金の日日」、吉本隆明「戦後詩史論」、吉行淳之介「夕暮まで」、開高健「オーパ!」、橋本治「桃尻娘」、澁澤龍彦「幻想博物誌」、寺山修司「奴婢訓」、磯田光一「思想としての東京」
中沢けい「海を感じる時」
「海よ、海」 アイリス・マードック(アイルランド) Jean Iris Murdoch
「歌の翼に」 トーマス・M・ディシュ(アメリカ) Thomas Michael Disch
「カチアートを追跡して」 ティム・オブライエン(アメリカ)
Tim O'Brien
「ガープの世界
The World According to Garp
ジョン・アーヴィング(アメリカ)
John Winslow Irving
ブラックで愛に満ちたアーヴィングの代表作 (米)ジョージ・ロイ・ヒル(1982年)(出)ロビン・ウィリアムス
「人生使用法」  ジョルジュ・ペレック(フランス)     
「父の詫び状」 向田邦子(日本)
1979年
<芥川賞>青野聰「愚者の夜」、重兼芳子「やまあいの煙」
<直木賞>有明夏夫「大浪花諸人往来」、宮尾登美子「一絃の琴」、阿刀田高「ナポレオン狂」、田中小実昌「浪曲師朝日丸の話」、「ミミのこと」
「カチアートを追跡して」ティム・オブライエン(全米図書賞)
「テムズ河の人々」ペネロピ・フィッツジェラルド(ブッカー賞受賞)
「利腕」ディック・フランシス(英国推理作家協会賞受賞)
「針の眼」ケン・ウォレット(エドガー賞)
「ポスト・モダンの条件 - 知・社会・言語ゲーム」ジャン=フランソワ・リオタール(ポスト・モダニズム思想ブームの始まりを予見した著作)
ギリシャの詩人オデッセアス・エリティスがノーベル文学賞受賞
小説「風の歌を聴け」で村上春樹デビュー
古山高麗雄「身世打鈴」、山口瞳「血族」、種村季弘「書物漫遊記」、開高健「戦争の博物誌」、倉橋由美子「城の中の城」、三木卓「野いばらの衣」、草野心平「乾坤」、中上健次「鳳仙花」、柄谷行人「反文学論」
「四季・奈津子」五木寛之、「天中殺入門」和泉宗章、深沢七郎「みちのくの人形たち」、筒井康隆「虚人たち」、瀬戸内晴美「比叡」、荒川洋治「あたらしいぞわたしは」、尾辻克彦「肌ざわり」、山口瞳「兆治」
椎名誠「さらば国分寺書店のオババ」、古井由吉「?」、蓮實重彦「表層批評宣言」、佐々木幸綱「火を運ぶ」
大岡信「折々のうた」朝日新聞に連載開始
「風の歌を聴け」 村上春樹(日本)
Haruki Murakami
村上春樹のデビュー作
この時期は「青春文学」でした
(日)大森一樹(1981年)
(出)小林薫、真行寺君枝
「かくも長き手紙」  マリアマ・バー(セネガル)     
「利腕」 ディック・フランシス(イギリス)
Dick Francis
ライト・スタッフ」(ノンフィクション・ノベル)The Right Stuff トム・ウルフ(アメリカ)
Tom Wolfe
小説よりも面白いノンフィクション文学の金字塔。アメリカの宇宙開発初期伝説の男たちの物語 (米)フィリップ・カウフマン(1983年)
(出)サム・シェパード、スコット・グレン
「死刑執行人の歌 : 殺人者ゲイリー・ギルモアの物語」 ノーマン・メイラー(アメリカ)
Norman Kingsley Mailer
「ソフィーの選択」 ウィリアム・スタイロン(アメリカ)
William Styron
70年代アメリカ文学を代表する名作 (米)アラン・J・パクラ(1982年)
(出)メリル・ストリープ、ケヴィン・クライン
「ダンカウの書」 ウォルター・ワンジェリン(アメリカ)
Jr Walter Wangerin Jr
大人向けファンタジー小説の名作
「地球生命圏- ガイアの科学 -」 ジェームズ・ラブロック(イギリス)
James Lovelock
地球を一個の「生命」と考える原点となった作品
「血染めの部屋」 アンジェラ・カーター(イギリス)     
「デッド・ゾーン」 スティーブン・キング (アメリカ)
Stephen Edwin King
テレビ・シリーズ化もされたキングの代表作
臨死体験から帰還し、未来を予見する力を身に着けた男の物語
〈米)デヴィッド・クローネンバーグ(1983年)
(出)クリストファー・ウォーケン、ブルック・アダムス
「天使の恥部」
Pubis Angelical
マヌエル・プイグ(アルゼンチン)
Manuel Puig
映像化困難なポップアート文学の傑作
アルゼンチンとアメリカ、未来をも舞台にした天使のごときヒロインの物語
「同時代ゲーム」 大江健三郎
Kenzaburou Ohe
四国の山中に隠れた小さな独立国家の長い歴史絵巻
「はてしない物語」 ミヒャエル・エンデ(ドイツ)
Michael Ende
映画化によってエンデの名を世界に知らしめたファンタジー文学の傑作 (米)「ネバー・エンディング・ストーリー」
ウォルフガング・ペーターゼン(1984年)(出)ノア・ハサウェイ
「レターズ」 ジョン・バース(アメリカ)
John Simmons Barth
1980年代
1980年
<芥川賞>森禮子「モッキングバードのいる町」
<直木賞>志茂田景樹「黄色い牙」、向田邦子「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」
「薔薇の名前」ウンベルト・エーコ(伊)
「ソフィーの選択」ウィリアム・スタイロン(全米図書賞)
ガープの世界ジョン・アーヴィング(全米図書賞)
「死刑執行人:殺人者ケリー・ギルモアの物語」ノーマン・メイラー(ピューリツァー賞受賞)
「通過儀礼」ウィリアム・ゴールディング(ブッカー賞受賞)
村上春樹「1973年のピンボール」、寺山修司「身毒丸」、大西巨人「神聖喜劇5」(完結)、タモリ・松岡正剛「愛の傾向と対策」、松村友視「私、プロレスの見方です」、立松和平「遠雷」
湯村輝彦・糸井重里「情熱のペンギンごはん」
柄谷行人「日本近代文学の起源」、山口百恵「蒼い時」、尾辻克彦「父が消えた」
「思い出トランプ」 向田邦子(日本) 脚本家から小説家へと進出(直木賞受賞)
コインロッカー・ベイビーズ 村上龍(日本) 初期村上龍の代表作であり、近未来SFの傑作
「COSMOS(宇宙史)」 カール・セイガン(アメリカ)
Carl Sagan
宇宙の歴史を一般読者向けに解説し大ベストセラーとなったカール・セイガンの代表作
「東京モンタナ急行」 リチャード・ブローディガン(アメリカ)
Richard Brautigan
「タイムスケープ」 グレゴリー・ベンフォード(アメリカ)
Gregory Albert Benford
本格的タイムマシンSFの傑作
「ツォツィ」
Tsotsi
アソル・フガート(南アフリカ)
Athol Fugard
南アフリカのタウンシップを舞台に少年が犯罪者の少年が人間性を回復する物語 (南ア、英)(監、脚)ギャビン・フッド(2005年)
(出)プレスリー・チュエニハヤエ
「通過儀礼」 ウィリアム・ゴールディング(イギリス)
William Gerald Golding
「薔薇の名前」 ウンベルト・エーコ (イタリア)
Umberto Eco
記号論研究の最高峰が書いた中世の修道院を舞台とした推理小説
娯楽性と芸術性を兼ね備えた傑作
(仏)ジャン=ジャック・アノー(1986年)
(出)ショーン・コネリー、F・マーレイ・エブラハム
「ファイヤー・スターター」 スティーブン・キング (アメリカ)
Stephen King
念力で火をつける能力を持つ少女と彼女を守る父親の物語
ラストに彼女が逃げ込む場所とは?
(米)「炎の少女チャーリー」マーク・L・レスター(1984年)
(出)ドリュー・バリモア、ジョージ・C・スコット
「真夜中の子供たち」 サルマン・ラシュディ(イギリス)
Salman Rushdie(インド生まれ)
ブッカー賞
「竜の卵」 ロバート・L・フォワード(アメリカ)
Robert Lull Forward
1981年
<芥川賞>尾辻克彦「父が消えた」、吉行理恵「小さな貴婦人」
<直木賞>中村正軌「元首の謀叛」、青島幸男「人間万事塞翁が丙午」
「真夜中の子供たち」サルマン・ラシュディ(ブッカー賞受賞)
「視界」ライト・モリス(全米図書賞)
「ゴーリキー・パーク」マーティン・クルーズ・スミス(英国推理作家協会賞受賞)
「予告された殺人の記録」ガルシア・マルケス
田中康夫「なんとなく、クリスタル」(ブランド・ブームとバブルをカタログ的に作品化した問題作)
藤原新也「全東洋街道」(アジアの旅を記録した紀行文学&写真)
井上ひさし「吉里吉里人」
青島幸雄「人間万事塞翁が丙午」、馬場憲治「アクションカメラ術(1・2)」、中村真一郎「秋」、渡辺淳一「ひとひらの雪」、種村季弘「食物漫遊記」、連城三紀彦「戻り川心中」、筒井康隆「エロチック街道」
津島佑子「多島海」、大岡信「水府」、大江健三郎「<雨の木>を聴く女たち」、井上靖「本覚坊遺文」、島田荘司「占星術殺人事件」、堀田アケミ「1980アイコ十六歳」
「愛について語るときに我々の語ること」 レイモンド・カーヴァー(アメリカ)
Raymond Carver
村上春樹氏のおすすめにより有名になった渋い短編作家の作品集
「ヴァリス」 フィリップ・K・ディック (アメリカ)
Philip K.Dick
ディック後期の代表作でありSF小説というよりも「宗教小説」に近いカルト文学(かなり難解です!覚悟して挑戦してください)
「金持ちになったウサギ」 ジョン・アップ・ダイク(アメリカ)
John Updike
「全東洋街道」 藤原新也(日本) トルコから韓国までのアジア横断の旅。藤原新也の代表作
「なんとなく、クリスタル」 田中康夫(日本) バブルの時代を予見した?一大ブームを巻き起こした大ヒット作
「24人のビリー・ミリガン」 ダニエル・キイス(アメリカ)
Daniel Keyes
「多重人格ものブーム?」の先駆けとなった大ベストセラー
「ホテル・ニューハンプシャー」 ジョン・アーヴィング (アメリカ)
John Winslow Irving
ウィーンのホテルを舞台にしたぶっ飛び家族の人間ドラマ
アーヴィングの代表作
(米)トニー・リチャードソン(1984年)
(出)ジョディ・フォスター、ロブ・ロウ
「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子(日本) 破天荒な少女時代を送った黒柳徹子の伝記小説
文庫、英語版も含め700万部を売る戦後最大のヒット作
「予告された殺人の記録」 ガルシア・マルケス (コロンビア)
Gabriel Garcia Marquez
(伊仏)フランチェスコ・ロージ
(中)「血祭りの朝」リー・シャオホン
1982年
<芥川賞>該当者なし
<直木賞>つかこうへい「蒲田行進曲」、光岡明「機雷」、深田祐介「炎熱商人」、村松友視「時代屋の女房」
「シンドラーズ・リスト」トマス・キニーリー(ブッカー賞受賞)
「金持ちになったウサギ」ジョン・アップダイク(全米図書賞)(ピューリツァー賞受賞)
ガルシア・マルケス、「百年の孤独」でノーベル文学賞受賞
森村誠一「悪魔の飽食」、穂積隆信「積み木くずし」、夏樹静子「Wの悲劇」、小島信夫「別れる理由」、蓮實重彦「小説論=批評論」 、丸谷才一「裏声で歌え君が代」、中上健次「千年の愉楽」
高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」、赤川次郎「探偵物語」、林真理子「ルンルン買っておうちに帰ろう」
「女たちの遠い夏」 カズオ・イシグロ(イギリス)
Kazuo Ishguro
「カラー・パープル」 アリス・ウォーカー(アメリカ)
Alice Walker
アメリカにおける黒人奴隷の歴史を女性の視点から描いた小説 (米)スティーブン・スピルバーグ(1985年)
(出)ウーピー・ゴールドバーグ
「恐怖の四季」(中編集)
「刑務所のリタ・ヘイワース」「スタンド・バイ・ミー」
スティーブン・キング(アメリカ)
Stephen Edwin King
「刑務所のリタ・ヘイワース」 〈米)「ショーシャンクの空に」フランク・ダラボン(1994年)
(出)ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン
「スタンド・バイ・ミー」 〈米)「スタンド・バイ・ミー」ロブ・ライナー(1986年)
(出)ウィル・ウィートン、リバー・フェニックス
「精霊たちの家」  イザベル・アジェンデ(チリ)     
「シンドラーズ・リスト」 トマス・キニーリー(オーストラリア)
Thomas Keneally
(米)スティーブン・スピルバーグ(1993年)
(出)リーアム・ニーソン、ベン・キングスレー
「デッドアイ・ディック」 カート・ヴォネガット(アメリカ)
Kurt Vonnegut
「羊をめぐる冒険」 村上春樹 (日本)
Haruki Murakami
1983年
<芥川賞>加藤幸子「夢の壁」、唐十郎「佐川君からの手紙」
<直木賞>胡桃沢耕史「黒パン俘虜記」
「マイケル・K」J・M・クッツェー著(ブッカー賞受賞)
「カラーパープル」アリス・ウォーカー著(全米図書賞)(ピューリツァー賞受賞)
浅田彰「構造と力 - 記号論を超えて」、中沢新一「チベットのモーツァルト」、藤原新也「メメントモリ」、鈴木健二「気くばりのすすめ」、中上健次「地の果ての至上の時」、大江健三郎「新しい人よ眼ざめよ」、吉井由吉「槿」
山崎豊子「二つの祖国」(上)、島田雅彦「優しいサヨクのための嬉遊曲」、川崎徹「川崎徹は万病に効くか?」、神林長平「敵は海賊・海賊版」、新井素子「・・・絶句」
「宇宙からの帰還」
(ノンフィクション)
立花隆(日本) 宇宙を体験した宇宙飛行士たちが、そこで体感したこととは?
人生を変えた「宇宙体験」に迫った衝撃のルポ
「マイケル・K」 J・M・クッツェー (南アフリカ)
John Maxwell Coetzee
大聖堂 レイモンド・カーヴァー(アメリカ)
Raymond Carver
ピューリッツァー賞の候補にもなったカーヴァーの代表作
孤児 ファン・ホセ・サエール
Juan Jose Saer(アルゼンチン)
南米の架空の土地で起きた探査船の乗員虐殺事件
その生き残りとなった少年が見たのは?
 
「恥 」
Shame
サルマン・ラシュディ (パキスタン)
Salman Rushdie
イスラム式のパキスタン・ファンタジー
パキスタンの現代史を描いた問題作
「シカゴ・シカゴ」 ネルソン・オルグレン(アメリカ)
Nelson Algren
「スタータイド・ライジング」 デイヴィッド・ブリン(アメリカ)
David Brin
「東京漂流」(フォト・エッセイ) 藤原新也(日本) 1980年代日本の社会を写し出した大ヒット作
「町でいちばんの美女」
The Most Beautiful Woman In Town And Other Stories
チャールズ・ブコウスキー(アメリカ)
Charles Bukouski
1970年代にブレイクしたカルト作家
アルコールとセックスと競馬そして文学に生きた人生
「マンゾーニ家の人々」
La Famiglia Manzoni
ナタリア・ギンズブルグ
Natalia Ginzburg
19世紀イタリア文学者のリアル・ライフ
「リトル・ドラマ-・ガール」 ジョン・ル・カレ(アメリカ)
John le Carre
〈米)ジョージ・ロイ・ヒル(1984年)
(出)ダイアン・キートン
1984年
<芥川賞>笠原淳「杢二(もくじ)の世界」、高樹のぶ子「光抱く友よ」
<直木賞>神吉拓郎「私生活」、高橋治「秘伝」、難波利三「てんのじ村」、連城三紀彦「恋文」
「秋のホテル」アニタ・ブルックナー(ブッカー賞受賞)
愛人(ラ・マン)」マルグリット・デュラス(仏ゴンクール賞受賞)
渡辺和博「金魂巻」、赤川次郎「三毛猫ホームズのびっくり箱」、筒井康隆「虚航船団」、氷室冴子「なんて素敵にジャパネスク」、みうらじゅん「単になんぎなうし」、吉村昭「冷たい夏、熱い夏」、丸山健二「雷神、翔ぶ」
中上健次「熊野集」、白川「字統」、寺山修司「さらば箱舟」、とり・みき「しまった。」、安倍公房「方舟さくら丸」
「愛人(ラ・マン)」 マルグリット・デュラス(フランス)
Marguerite Duras
フランス領インドシナ育ちのフランス人女性衝撃の愛 (仏)ジャン=ジャック・アノー(1992年)
(出)ジェーン・マーチ、レオン・フェイ
「秋のホテル」 アニータ・ブルックナー(イギリス)
Anita Brookner
ブッカー賞
「イーストウィックの魔女たち」 ジョン・アップ・ダイク(アメリカ)
John Updike
(米)ジョージ・ミラー
(出)ジャック・ニコルソン、シェール、ミシェル・ファイファー
「インド夜想曲」
Notturno Indiano
アントニオ・タブッキ(イタリア)
Antonio Tabucchi
(仏)アラン・コルノー(1988年)
(出)ジャン=ユーグ・アングラード、クレマンティーヌ・セラリエ
「エレンディラ」 ガルシア・マルケス(コロンビア)
Gabriel Garcia Marquez
(メキシコ仏独)ルイ・グエッラ
「太陽の帝国」 J・G・バラード(イギリス)
James Graham Ballard
上海生まれの著者が自らの少年時代、日中戦争下の中国を描いた歴史小説 (米)スティーブン・スピルバーグ
(出)クリスチャン・ベイル、ジョン・マルコビッチ
「禅銃 ゼン・ガン」 バリントン・J・ベイリー(アメリカ)
Barrington J. Bayley
「存在の耐えられない軽さ
The Unbearable Lightness of Being
ミラン・クンデラ (チェコ)
Milan Kundera
1960年代後半、プラハの春とその終わりの時代を舞台に激動のチェコを生きた恋人たちを描いた名作 (米)フィリップ・カウフマン(1988年)
(出)ダニエル・デイ・ルイス、ジュリエット・ビノシュ
「血みどろ臓物ハイスクール」 キャシー・アッカー(アメリカ)
Kathy Acker
「フロベールの鸚鵡」
Flaubert's Parrot
ジュリアン・バーンズ
Julian Barnes
現代文学の原点といわれる作家フロベールについての多角的文章の数々を集めた異色の作品
「ニューロマンサー」 ウィリアム・ギブソン(アメリカ)
William Gibson
「ブライト・ライツ・ビッグ・シティ」 ジェイ・マキナニー(アメリカ)
Jay McInerney
(米)「再会の街」ジェイムズ・ブリッジス
(出)マイケル・J・フォックス、フィービー・ケイツ
「迷子たちの街」
Quartier Perdu
パトリック・モディアノ(フランス)
Patrick Modiano
   
1985年
<芥川賞>木崎さと子「青桐(せいとう)」
<直木賞>山口洋子「演歌の虫」「老梅」
「ザ・ボーン・ピープル」ケリ・ヒューム(ブッカー賞受賞)
「ホワイト・ノイズ」ドン・デリーロ(全米図書賞)
「アイアコッカ」L・アイアコッカ
北野たけし 「たけしくん、ハイ!」、荒俣宏「帝都物語1」(全10巻)、ねじめ正一「いきなり愛の実況放送」、島田雅彦「僕は模造人間」「天国が降ってくる」、堀田善衛「路上の人」、三枝和子「曼珠沙華燃ゆ」
高橋睦郎「分光器」、津島佑子「夜の光に追われて」、大庭みな子「啼く鳥の」、山川健一「ロックス」、川本三郎「微熱都市」、山田詠美「ベッドタイムアイズ」、泉麻人「ナウのしくみ」
アクシデンタル・ツーリスト アン・タイラー(アメリカ)
Anne Tyler
(米)「偶然の旅行者」ローレンス・キャスダン
(出)ウィリアム・ハート、ジーナ・デイヴィス
「黄金探索者」 J・M・ル・クレジオ(フランス) 父親が探していた黄金を探す旅に出た少年の成長物語
「ガラパゴスの箱舟」 カート・ヴォネガット(アメリカ)
Kurt Vonnegut
「コレラの時代の愛」 ガルシア・マルケス(コロンビア)
Gabriel Garcia Marquez
(米)マイケル・ニューウェル(出)ハビエル・バルデム
「サイダーハウス・ルール」 ジョン・アーヴィング(アメリカ)
John Winslow Irving
孤児院で育った青年と孤児院を運営する堕胎医の物語 (米)ラッセ・ハルストレム
(出)トビー・マグワイア、シャーリーズ・セロン、マイケル・ケイン
「侍女の物語」  マーガレット・アトウッド(カナダ)     
ブラッド・メリディアン
Blood Meridian」
コーマック・マッカーシー(アメリカ)
Cormac McCarthy
「血と暴力の黙示録」でもある過激すぎる暴力西部劇
「ザ・ボーン・ピープル」 ケリ・ヒューム(ニュージーランド)
Keri Hulme
ブッカー賞
「シティ・オブ・グラス」 ポール・オースター(アメリカ)
Paul Auster
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 村上春樹 (日本)
Haruki Murakami
「ニュークリア・エイジ」
The Nuclear Age
ティム・オブライエン
Tim O'Brien
核戦争におびえる少年が始めた反戦運動と60年代から80年代の青春を描いた歴史大河小説
「紐育万国博覧会」 E・L・ドクトロウ(アメリカ)
Edgar L Doctorow
「ホワイト・ノイズ」 ドン・デリーロ(アメリカ)
Don Delillo
「レス・ザン・ゼロ」 ブレット・イーストン・エリス(アメリカ)
Bret Easton Ellis
(米)マレク・カニエフスカ(1987年)
(出)アンドリュー・マッカーシー
1986年
<芥川賞>米谷ふみ子「過越しの祭」、
<直木賞>林真理子「最終便に間に合えば」「京都まで」、森田誠吾「魚河岸ものがたり」、皆川博子「恋紅」
「紐育万国博覧会」E・L・ドクトロウ(全米図書賞)
年間ベストセラーのトップ10の内5作が赤川次郎作品となる
細木数子「運命を読む六星占術入門」、渡辺淳一「化身(上下)」、長谷川慶太郎「日本はこう変わる」、堺屋太一「知価革命」、大前研一「大前研一の新・国富論」、古井由吉「中山坂」、加賀乙彦「岐路」
中村とうよう「大衆音楽の真実」、山田詠美「指の戯れ」、遠藤周作「スキャンダル」、中沢新一「野ウサギの走り」、沢木耕太郎「深夜特急1・2」(全3巻)、網野善彦「異形の王権」、立花隆「脳死」
大江健三郎「M/Tと森のフシギの物語」
「イン・ザ・ペニー・アーケード」 スティーブン・ミルハウザー(アメリカ)
Steven Millhauser
「鍵のかかった部屋」 ポール・オースター(アメリカ)
Paul Auster
「敵あるいはフォー」 J・M・クッツェー (南アフリカ)
John Maxwell Coetzee
ロビンソン・クルーソーを題材にした異色の寓話小説
「鼠」 ギュンター・グラス(ドイツ)
Gunter Grass
「幽霊たち」 ポール・オースター(アメリカ)
Paul Auster
1987年
<芥川賞>村田喜代子「鍋の中」
<直木賞>逢阪剛「カディスの赤い星」、常盤新平「遠いアメリカ」、白石一郎「海狼伝」、山田詠美「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」
「メンフィスへ帰る」ピーター・テイラー(ピューリツァー賞受賞)
「ムーン・タイガー」ペネロピ・ライヴリー(ブッカー賞受賞)
イギリスの作家、アリステア・マクリーン死去
俵万智の歌集「サラダ記念日」がミリオンセラーとなる。
「ノルウェイの森」が大ヒットし、村上春樹ブーム到来
安部譲二「塀の中の懲りない面々」、盛田昭夫「MADE IN JAPAN」、大庭みな子「王女の涙」、色川大吉「狂人日記」、上野千鶴子「<私>探しゲーム」、山田詠美「ハーレム・ワールド」、蓮實重彦「小説から遠く離れて」
高橋源一郎「ジェームス・ジョイスを読んだ猫」、広瀬隆「危険な話 - チェルノブイリと日本の運命」、辻井喬「暗夜遍歴」、別役実「ベケットと『いじめ』」、富岡多恵子「白光」、橋本治「桃尻語・枕草子」、池澤夏樹「スティル・ライフ」
中森明夫「東京トンガリキッズ」
「虚栄の篝火」 トム・ウルフ(アメリカ)
Tom Wolfe
(米)「虚栄のかがり火」ブライアン・デ・パルマ(1990年)
(出)トム・ハンクス、ブルース・ウィリス
「最後の物たちの国で」 ポール・オースター(アメリカ)
Paul Auster
チェルノブイリ」(ノンフィクション・ノベル) フレデリック・ポール(アメリカ)
Frederik George Pohl, Jr
アメリカのSF作家がソ連の大事件「チェルノブイリ原発事故」を取材、ノベライズ化した作品
「ノルウェイの森」 村上春樹(日本)
Haruki Murakami
(日)トラン・アン・ユン(ヴェトナム)(2010年)
(出)松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子
「ビラブド」 トニ・モリスン(アメリカ)     
「ミザリー」 スティーブン・キング (アメリカ)
Stephen Edwin King
スティーブン・キングが実際に体験した異常なファンの暴走を小説化 〈米)「ミザリー」ロブ・ライナー(1990年)
(出)ジェームズ・カーン、キャシー・ベイツ
「ムーン・タイガー」 ペネロピ・ライヴリー(イギリス)
Penelope Lively
ブッカー賞
「メンフィスへ帰る」 ピーター・テイラー(アメリカ)
Peter Taylor
ピューリッツァー賞
1988年
<芥川賞>池澤夏樹「スティル・ライフ」、三浦清宏「長男の出家」、新井満「尋ね人の時間」
<直木賞> 阿部牧郎「それぞれの最終章」、景山民夫「遠い海から来たCOO」、西木正明「凍れる瞳」「端島の女」
「ビラブド:愛されし者」トニ・モリスン(ピューリツァー賞受賞)
「オスカーとルシンダ」ピーター・ケアリー(ブッカー賞受賞)
「パリス・トラウト」ピート・デクスター(全米図書賞)
「フーコーの振り子」ウンベルト・エーコ、「ゲームの達人(上下)」シドニィ・シェルダン
吉本ばなな「キッチン」、尾辻克彦「贋金づかい」、立松和平「雷獣」、高橋源一郎「優雅で感傷的な日本野球」(三島由紀夫賞受賞)、吉村昭「仮釈放」、景山民夫「遠い海から来たCOO」、いとうせいこう「ノーライフ・キング」
小林信彦「裏表忠臣蔵」、中上健次「重力の都」、村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」、村上龍「トパーズ」、太田省吾「劇の希望」、田口賢司「ボーイズ・ドント・クライ」、小川国夫「或る過程」
「オスカーとルシンダ」 ピーター・ケアリー(イギリス)
Peter Carey
(豪英)ジリアン・アームストロング(1997年)
(出)レイフ・ファインズ、ケイト・ブランシェット
「パリス・トラウト」 ピート・デクスター(アメリカ)
Pete Dexter
(米)スティーブン・ガイレンホール(1990年)
(出)デニス・ホッパー、バーバラ・ハーシー
「ビラブド:愛されし者」 トニ・モリスン(アメリカ)
Toni Morrison
(米)ジョナサン・デミ(1998年)(日本未公開)
(出)オプラ・ウィンフリー、ダニー・グローヴァー、タンディ・ニュートン
「フーコーの振り子」 ウンベルト・エーコ(イタリア)
Umberto Eco
「ホーキング、宇宙を語る」
(ノンフィクション)
スティーブン・W・ホーキング(アメリカ)
Stephen William Hawking
「マイ・バック・ページ」
ある60年代の物語
(ノンフィクション)
川本三郎(日本)
Saburo Kawamoto
1960年代末から70年代初めにかけての混乱の時代
過激派の殺人犯と関わった記者が巻き込まれた事件とは?
(日)山下敦弘(2011年)(出)妻夫木聡、松山ケンイチ
1989年
<芥川賞>李良枝「由熙(ユヒ)」、南木佳士「ダイヤモンドダスト」
<直木賞>杉本章子「東京新大橋雨中図」、藤堂志津子「熟れてゆく夏」、笹倉明「遠い国からの殺人者」、ねじめ正一「高円寺純情商店街」
「日の名残り」カズオ・イシグロ(ブッカー賞受賞)
「ブリージング・レッスン」アン・タイラー(ピューリツァー賞受賞)
「原初の光」 ピーター・アクロイド
「同時代人が見た中世ヨーロッパ」アロン・グレーヴィチ(ソ連
「TSUGUMI」など、よしもとばななブーム
津本陽「下天は夢か(1~4)」(日本経済新聞社)、盛田昭夫・石原慎太郎「「NO」と言える日本」、「栗良平作品集2 一杯のかけそば」(栗っこの会)、ねじめ正一「高円寺純情商店街」、吉本ばなな「TSUGUMIつぐみ」
中上健次「奇蹟」、森敦「浄土」
「悪魔の詩」 サルマン・ラシュディ(イギリス) Salman Rushdie(インド生まれ) アラーの神を冒涜したとして、イスラム教右派からの暗殺予告を受けることになった問題作
「遊んだのはスリル」  五朔(中国)     
「原初の光
First Light
ピーター・アクロイド(イギリス)
Peter Ackroyd
発見された古代遺跡に隠された謎、そこに集まった人々が織り成すドラマ
「日の名残り」 カズオ・イシグロ(イギリス)
Kazuo Ishguro
カズオ・イシグロの名を世界に知らしめた出世作
映画も大ヒット
〈英)ジェームズ・アイヴォリー(1993年)
(出)アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン
「ビリー・バスゲイト」 E・L・ドクトロウ(アメリカ)
Edgar L Doctorow
(米)ロバート・ベントン(1991年)
(出)ダスティン・ホフマン、ニコール・キッドマン、ブルース・ウィリス
部族の誇り
L'honner de le tribu 
ラシード・ミムニ(アルジェリア)
Rachid Mimouni 
アルジェリア版「百年の孤独」と言われる高い評価を受けた作品   
「ブリージング・レッスン」 アン・タイラー(アメリカ)
Anne Tyler
ピューリッツァー賞
「ホット・ジャズ・トリオ」
The Hot Jazz Trio
ウィリアム・コツウィンクル(アメリカ)
William Kotzwinkle
ジャンゴ・ラインハルトが主人公の幻想小説、ジャン・コクトー、ピカソ、サティも登場します!
「ムーンパレス」 ポール・オースター(アメリカ)
Paul Auster
「ロシア・ハウス」 ジョン・ル・カレ(アメリカ)
John le Carre
〈米)ジョー・スケピシ(1990年)
(出)ショーン・コネリー、ミシェル・ファイファー
1990年代
1990年
<芥川賞>大岡玲「表層生活」、瀧澤美恵子「ネコババのいる町で」、辻原登「村の名前」
<直木賞>原寮「私が殺した少女」、星川清司「小伝抄」、泡坂妻夫「蔭桔梗」
「マンボ・キングス、愛のうたを歌う」オスカー・イフェロス(ピューリツァー賞受賞)
「抱擁」A.S.バイアット(ブッカー賞受賞)
「中間航路」チャールズ・ジョンソン(全米図書賞)
「サムライたち」ジュリア・クリステヴァ
(フランスの思想、文学の巨人たちをフィクション形式で描いた異色作、バルト、デリダ、ソレルス、アルチュセールらが登場)
「ニューメディアの理論」ノルベルト・ボルツ、 「遅ればせの革命」ユルゲン・ハーバーマス(独)
神坂一「スレイヤーズ!」、二谷友里恵「愛される理由」、柴門ふみ「恋愛論」、筒井康隆「文学部唯野教授」、辻仁成「ピアニシモ」、山田塊也「アイ・アム・ヒッピー」、宮沢章夫「彼岸からの言葉」、保坂和志「プレーンソング」
大江健三郎「静かな生活」
「アメリカ」(フォト・エッセイ) 藤原新也(日本)
「オメロス」 デレック・ウォルコット
(セントルシア)
   
「検屍官」 パトリシア・コーンウェル(アメリカ)
Patricia Daniels Cornwell
「さようならウサギ」 ジョン・アップ・ダイク(アメリカ)
John Updike
「中間航路」 チャールズ・ジョンソン(アメリカ)
Charles Johnson
「鉄の時代」 J・M・クッツェー(南アフリカ)
John Maxwell Coetzee
バーナム博物館 スティーブン・ミルハウザー(アメリカ)
Steven Millhauser
言葉の魔術師ミルハウザーの短編集
彼の様々なタイプの作品を並べた博物館的作品集
「幻影師アイゼンハイム」(監)(脚)ニール・バーガー
(出)エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ
「不滅」
L'IMMORTALITE」
ミラン・クンデラ Milan Kundera
(チェコ出身のフランス人)
不滅の存在を描き不滅の小説となった20世紀を代表する小説
「芸術」「女性」「神」「人類の共通意識」とは?
「抱擁」 A・S・バイアット(イギリス)
Antonia Susan Byatt
(米)ニール・ラビュート(2002年)
(出)グイネス・パルトロウ
「ホーカス・ポーカス」 カート・ヴォネガット (アメリカ)
Kurt Vonnegut
「本当の戦争の話をしよう」 ティム・オブライエン(アメリカ)
Tim O'Brien
「マンボ・キングス、愛のうたを歌う」 オスカー・イフェロス(アメリカ)
Oscar Hijuelos
1950年代に黄金時代を迎えたマンボとその周辺のラティーノたちの歴史
ピューリツァー賞
(米)「マンボ・キングス/わが心のマリア」アーネ・グリムシャー
(1992年)
(出)アーマンド・アサンテ、アントニオ・バンデラス、ティト・プエンテ
1991年
<芥川賞>小川洋子「妊娠カレンダー」、辺見庸「自動起床装置」、荻野アンナ「背負い水」
<直木賞>古川薫「漂泊者のアリア」、芦原すなお「青春デンデケデケデケ」、宮城谷昌光「夏姫春秋」
「さよならウサギ」ジョン・アップダイク(ピューリツァー賞受賞)
「ライティング・スペース - 電子テキスト時代のエクリチュール」ジェイ・D・ボルター
「死よりも悪い運命」 カート・ヴォネガット
山崎豊子「大地の子(上中下)」、中村うさぎ「極道くん漫遊記」、ナンシー関「ナンシー関の顔面手帖」、鈴木光司「リング」、小田実「ベトナムから遠く離れて」
「アメリカン・サイコ」 ブレット・イーストン・エリス
(アメリカ)Bret Easton Ellis
(米)メアリー・ハロン(2000年)
(出)クリスチャン・ベール
「サル学の現在」 立花隆
Takashi Tatibana
霊長類の研究から「人間とは何か?」に迫った最新人間研究
「死よりも悪い運命」 (エッセイ)
Fates worse than Death
カート・ヴォネガット (アメリカ)
Kurt Vonnegut
「戦争の悲しみ」
THAN PHAN CUA TINH YEU
バオ・ニン(ヴェトナム)
Bao Ninh
ヴェトナム戦争の真実をヴェトナム人たちの側から描いた名作
「父の遺産」 フィリップ・ロス(アメリカ)
Philip Roth
「ミラノ 霧の風景」 須賀敦子
Atsuko Suga
13年に渡りイタリアに住んだ作者の記憶を描いた美しい文章
文学界を驚かせた遅咲きの作家
「ワールズ・エンド・ガーデン」 いとうせいこう Seikoh Ito ムスリム文化の廃墟となった東京を舞台としたエスニック近未来SF  
1992年
<芥川賞>松村栄子「至高聖所(アバトーン)」、藤原智美「運転士」
<直木賞>高橋克彦「緋い記憶」、高橋義夫「狼奉行」、伊集院静「受け月」
「大農場」ジェーン・スマイリー(ピューリツァー賞受賞)
「すべての美しい馬」コーマック・マッカーシー(全米図書賞)
「歴史の終わり」フランシス・フクヤマ(米)
中上健次「軽蔑」、辻井喬「群青、わが黙示」、恩田陸「六番目の小夜子」、中野孝次「清貧の思想」、中沢新一「森のバロック」、種村季弘「迷宮へどうぞ」、東京サザエさん学会「磯野家の謎」、みうらじゅん「アイデン&ティティ」
「哀れなるものたち」
Poor Things
アラスター・グレイ(英)
Alasdair Gray 
ガーディアン賞などに輝くアラスター・グレイの代表作
もうひとつの「フランケンシュタイン」オリジナルに匹敵する大仕掛けの大作小説! 
 
「大農場」 ジェーン・スマイリー(アメリカ)
Jane Smiley
ピューリツァー賞 (米)「シークレット/嵐の夜に」
ジョスリン・ムーアハウス(1997年)
(出)ミシェル・ファイファー、ジェシカ・ラング
「テキサコ」  パトリック・シャモワゾー
(マルチニーク諸島) 
   
「酒国 特捜検事丁鈎児(ジャック)の冒険」 莫言(中国)
Mo Yan
ノーベル文学賞受賞作家の代表作
エロ・グロ・ハードボイルド・グルメ不条理小説
 
「シークレット・ヒストリー」 ドナ・タート(アメリカ)     
「すべての美しい馬」 コーマック・マッカーシー(アメリカ)
Cormac McCarthy
アメリカを代表する作家コーマック・マッカーシー出世作
全米図書賞
(米)ビリー・ボブ・ソーントン(2000年)(出)マット・デイモン、ヘンリー・トーマス、ペネロペ・クルス、サム・シェパード
1993年
<芥川賞>多和田葉子「犬婿入り」、吉目木晴彦「寂寥郊野(せきりょうこうや)」
<直木賞>出久根達郎「佃島ふたり書房」、北原亞以子「恋忘れ草」、高村薫「マークスの山」
「不思議な山からの香り」ロバート・バトラー(ピューリツァー賞受賞)
「シッピング・ニュース」E・アニー・プルー(全米図書賞)(1994年ピューリツァー賞受賞)
「真犯人」パトリシア・コーンウェル著(英国推理作家協会賞受賞)
「グーテンベルク銀河系の終焉」ノルベルト・ボルツ
「磯野家の謎」謎解き本ブーム(サザエさん一家の秘密に迫る)
鶴見済「完全自殺マニュアル」
筒井康隆が日本てんかん協会の抗議を受けて断筆宣言
丸谷才一「女ざかり」 、高村薫「マークスの山」、福田和也「日本の家郷」、遠藤周作「深い河」、斉藤貴男「国が騙した- NTT株の犯罪」、都築響一「TOKYO STYLE、中上健次「異族」」、テリー伊藤「お笑い北朝鮮」
久世光彦「一九三四年冬 - 乱歩」
「異境」
Remembering Babylon
デヴィッド・マルーフ(オーストラリア)
David Malouf
異文化との境界線に生きる人々
アボリジニと白人移民たちとの異文化衝突を描いた小説
 
「見仏記 」
Visiting Images of Buddha」
いとうせいこう、みうらじゅん(日本) 仏像をめぐる冒険の旅  
「シッピング・ニュース」 E・アニー・プルー(アメリカ)
E. Annie Proulx
ピューリツァー賞 (米)ラッセ・ハルストレム(2001年)
(出)ケヴィン・スペイシー
「真犯人」 パトリシア・コーンウェル(アメリカ)
Patricia Daniels Cornwell
「スータブル・ボーイ」  ヴィクラム・ブラワヨ(インド)     
「不思議な山からの香り」 ロバート・バトラー(アメリカ)
Robert Butler
ピューリツァー賞
マシアス・ギリの失脚 池澤夏樹
Natsuki Ikezawa
旅する作家、行動する作家の南洋小説ものの集大成
谷崎潤一郎賞受賞
「三つの小さな王国」 スティーブン・ミルハウザー(アメリカ)
Steven Millhauser
「もうひとつの街」 ミハル・アイヴァス(チェコ)
Michal Ajvaz
不思議な世界観に満ちた本をめぐる迷宮の旅
1994年
<芥川賞>奥泉光「石の来歴」、笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」、室井光広「おどるでく」
<直木賞>大沢在昌「新宿鮫 無間人形」、佐藤雅美「恵比寿屋喜兵衛手控え」、海老沢泰久「帰郷」、中村彰彦「二つの山河」
「マーフィーの法則」アーサー・ブロック
大江健三郎氏がノーベル文学賞を受賞
辺見庸著の究極の食を追うルポルタージュ「もの食う人びと」発表
松本人志「遺書」、野口悠紀雄「「超」整理法」、永六輔「大往生」、渡辺浩武「1999年のゲーム・キッズ」、宮沢章夫「牛への道」、阿部和重「アメリカの夜」(「群像」に掲載)、佐木隆三「死刑囚 永山則夫」
京極夏彦「姑獲鳥の夏」、秋田昌美「スカム・カルチャー」、宮台真司「制服少女たちの選択」、いとうせいこう、桜井圭介、押切伸一「西麻布ダンス教室」、村上龍「ピアッシング」
「石に泳ぐ魚」 柳美里(日本) 登場人物からの訴訟により発禁となり2002年に改訂版が出版
在日朝鮮戯曲作家の赤裸々な自伝小説。凄い迫力!
「五分後の世界」 村上龍(日本) 村上龍得意の近未来小説
「海の上のピアニスト」(戯曲)Novecento(Un Monologo)
アレッサンドロ・バリッコ(イタリア)
Alessandro Baricco
大西洋を横断する豪華客船で生まれ海の上で一生を過ごした伝説のピアニストの物語 (伊)ジュゼッペ・トルナトーレ(1999年)
(出)ティム・ロス、ジュリアン・ムーア
「切り裂き魔ゴーレム」
Dan Leno & the Limehouse Golem
ピーター・アクロイド(イギリス)
Peter Ackroyd
19世紀末のロンドンを舞台にジャック・ザ・リッパーを下敷きにした史実とフィクションを交えた物語
マルクスやチャップリンまで登場します!
「この道を行く人なしに」
None of Accompany Me
ナディン・ゴーディマ (南アフリカ)
Nadine Gordimer
アパルトヘイト崩壊後、混乱する南アフリカでその再建に苦悩する女性法律家も物語
ただし、主人公を中心とする人々の生き様が実に生き生きと描かれています!
「ビリー・ザ・キッド全仕事」 マイケル・オンダーチェ(カナダ)
Michael Ondaatje(スリランカ生まれ)
「ねじまき鳥クロニクル」(第一部、第二部) 村上春樹(日本)
Haruki Murakami
現在とノモンハン事件をトンネルで結んだ
楽園への疾走
Rushing to Pradadise
J・G・バラード J.G.Ballard ニューウェーブSF界の巨匠、1900年代の代表作
「人類絶滅」の新たな形
「臨死体験」 立花隆
Takashi Tatibana
臨死体験を取材し、「死」とは何か?を追いながら
そこから「生」の意味を問いかけた名著
1995年
<芥川賞>保坂和志「この人の閾(いき)」
<直木賞>赤瀬川隼「白球残映」
「ストーン・ダイアリー」キャロル・シールズ(ピューリツァー賞受賞)
「父の遺産」フィリップ・ロス(全米図書賞)
「ソフィーの世界」ヨースタイン・ゴルデル
村上春樹「アンダーグラウンド」、瀬名秀明「パラサイト・イヴ」、大江健三郎「あいまいな日本の私」、宮沢章夫「考える水、その他の石」、宮台真司「終わりなき日常を生きろ」、小熊英二「単一民族神話の起源」
江川昭子『「オウム真理教」追跡2200日』、さくらももこ「そういうふうにできている」、見沢知廉「天皇ごっこ」
「癒されざる者」 カズオ・イシグロ(イギリス)
Kazuo Ishguro
「白の闇」  ジョゼ・サラマーゴ(ポルトガル)    「ブラインドネス」フェルナンド・メイレレス(2000年)
(出)ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ
「ストーン・ダイアリー」 キャロル・シールズ(カナダ)
Carol Shields
ピューリツァー賞
「ねじまき鳥クロニクル」(第三部) 村上春樹 (日本)
Haruki Murakami
「フィレンツェ幻書行」
The Sixteen Pleasures
ロバート・ヘレンガ(アメリカ)
Robert Hellenga
1966年洪水で水没したフィレンツェに芸術遺産を救うため訪れたアメリカ人女性の物語  
「もの食う人びと」(ノンフィクション) 辺見庸(日本) 「食」を巡る世界の旅。そこから世界の混沌とした姿が浮かび上がります
1996年
<芥川賞>又吉栄喜「豚の報い」、川上弘美「蛇を踏む」
<直木賞>小池真理子「恋」、藤原伊織「テロリストのパラソル」、乃南アサ「凍える牙」
「ラスト・オーダー」グレアム・スウィフト(ブッカー賞)
「インデペンデンス・デイ」リチャード・フォード(ピューリッツァー賞)
「ゼロ戦」パスカル・ローズ(ゴンクール賞)
森博嗣「すべてはFになる」、丹生谷貴志「死体は窓から投げ捨てよ」、埴谷雄高「死霊Ⅲ」、村崎百郎「鬼畜のススメ」、宮沢章夫「ヒネミ(新版)」、山口昌男『「敗者」の精神史』(大佛次郎章)、宮崎学「突破者」
村上龍「ラブ&ポップ」、香山リカ「テクノスタルジア」、あさのあつこ「バッテリー1」(全6巻)
天童荒太「家族狩り」(山本周五郎賞)
筒井康隆が断筆宣言を撤回
アンダーグラウンド」(ノンフィクション) 村上春樹 (日本)
Haruki Murakami
村上春樹は「オウム真理教」による地下鉄サリン事件を追った本格的ノンフィクション作品
村上春樹にとって、もうひとつの代表作といえる傑作です!
「イギリス人の患者」 マイケル・オンダーチェ(カナダ)
Michael Ondaatje(スリランカ生まれ)
(米)「イングリッシュ・ペイシェント」アンソニー・ミンゲラ(1996年)
(出)レイフ・ファインズ、ジュリエット・ビノシュ
「インデペンデンス・デイ」 リチャード・フォード(アメリカ)
Richard Ford
ピューリツァー賞
「グリーン・マイル」 スティーブン・キング (アメリカ)
Stephen Edwin King
不老不死の能力を身につけてしまった男の不思議な物語 〈米)フランク・ダラボン(1999年)
(出)トム・ハンクス、デヴィッド・モース
「セレクテッド・ストーリーズ」  アリス・マンロー(カナダ)     
「ゼロ戦-沖縄・パリ・幻の愛」 パスカル・ローズ(フランス)
Pascale Roze
ゴンクール賞
「尽きせぬ道化」  デイヴィッド・フォスター・ウォレス
(アメリカ) 
   
「マーティン・ドレスラーの夢」 スティーブン・ミルハウザー(アメリカ)
Steven Millhauser
ミルハウザー・ワールド全開の代表作、ピューリツァー賞受賞
「ラスト・オーダー」 グレアム・スウィフト(イギリス)
Graham Swift
ブッカー賞
1997年
<芥川賞>辻仁成「海峡の光」、柳美里「家族シネマ」、目取真俊「水滴」
<直木賞>坂東眞砂子「山妣」、浅田次郎「鉄道員(ぽっぽや)」、篠田節子「女たちのジハード」
「マーティン・ドレスラーの夢」スティーブン・ミルハウザー(ピューリツァー賞受賞)
「小さきものたちの神」アルンダティ・ロイ(ブッカー賞受賞)
「コールド・マウンテン」チャールズ・フレイジャー(全米図書賞)
妹尾河童「少年H」、岡田斗司夫・唐沢俊一・眠田直「オタクアミーゴス」、猪瀬直樹「日本国の研究」、町田康「ぐっすん大黒」、坪内祐三「ストリート・ワイズ」、阿部和重「インヴィジュアル・プロジェクション」、三木卓「路地」
桐野夏生「OUT」、小谷真理「聖母エヴァンゲリオン」、岡田斗司夫「東大オタク学講座」、村上龍「イン ザ・ミソスープ」
「アンダー・ワールド」 ドン・デリーロ(アメリカ)
Don DeLillo
アメリカを代表する難解な作家の代表的ヒット作  
「奇跡の時代」
The Age of Miracle
レン・トンプソン・ウォーカー(アメリカ)KarenThompsonWaker 地球の自転速度が遅くなることで人類は生存の危機に追い込まれます
そんな世界で生きる少女の青春ドラマ
 
「コールド・マウンテン」 チャールズ・フレイジャー(アメリカ)
Charles Frazier
南北戦争を舞台にした歴史恋愛小説、映画も大ヒット
全米図書賞
(米)アンソニー・ミンゲラ(2003年)
(出)ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン
「終焉」 ジョン・アップダイク John Updike 人生の終末から宇宙の終末を見る
アメリカを代表する大御所の代表作
銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎
Guns,Germs And Steel : The Fates of Human Societies
ジャレド・ダイアモンド Jared Diamond(アメリカ)
世界を征服したヨーロッパ社会は、なぜいち早く文明を発展させたのか?
彼らは、人種的に優れていたのか?
20世紀が生んだ社会科学の衝撃的名著です!
 
「スプートニク」 ジョアン・フォンクベルタ
Joan Fontcuberta
ソ連の宇宙開発史に隠された謎に迫った異色作
「小さき者たちの神」 アルンダティ・ロイ(インド) ブッカー賞
「天安門」 シャン・サ 山颯 Shan Sa 1989年の「天安門事件」を題材にした幻想小説
フランスのゴンクール賞最優秀新人賞受賞作品
1998年
<芥川賞>花村萬月「ゲルマニウムの夜」、藤沢周「ブエノスアイレス午前零時」
<直木賞>車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」
「アムステルダム」イアン・マキューアン(ブッカー賞受賞)
「チャーミング・ビリー」アリス・マクダーモット(全米図書賞)
「アメリカン・パストラル」フィリップ・ロス(ピューリッツァー賞)
梁石日「血と骨」 、五木寛之「大河の一滴」、郷ひろみ「ダディ」、高村薫「レディ・ジョーカー」、近田春夫「考えるヒット」、赤瀬川源平「老人力」、石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」、吉村昭「生麦事件」
乙武洋匡「五体不満足」、平野啓一郎「日蝕」
「アムステルダム」 イアン マキューアン(イギリス)
Ian McEwan
ブッカー賞
「アメリカン・パストラル」 フィリップ・ロス(アメリカ)
Philip Roth
ピューリツァー賞
「犬たち」
The Dog A Modern Bestiary
レベッカ・ブラウン(アメリカ)
Rebecca Brown
不気味な映像が脳裏に浮かぶ不思議な小説。
寓話、風刺、オカルト・スプラッタ、動物、前衛・・・犬好きならもっと面白い?
 
「イングランド・イングランド」England,England ジュリアン・バーンズ
Julian Barnes
英国を愛する人々のためのブラックでありながら愛にあふれた巨大テーマパーク物語
「オウエンのために祈りを」 ジョン・アーヴィング (アメリカ)
John Winslow Irving
(米)「サイモン・バーチ」(1998年)
マーク・スティーブン・ジョンンソン
(出)イアン・マイケル・スミス
「素粒子」
Les particules elementaires
ミシェル・ウェルベック(フランス)
Michel Houellebecq
崩壊する西欧文明を救う大発見とは?
SEXと遺伝子が未来を変える異色のSF
「チャーミング・ビリー」 アリス・マクダーモット(アメリカ)
Alice McDermott
全米図書賞
「ナイフ投げ師」 スティーブン・ミルハウザー(アメリカ)
Steven Millhauser
ミルハウザーならではの不思議な世界が展開する作品集
「めぐりあう時間たち」
The Hours
マイケル・カニンガム(アメリカ)
Michael Cunningham
(米)「めぐりあう時間たち」(2002年)
(監)スティーブン・ダルドリー(出)ニコール・キッドマン
ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ、エド・ハリス
「わたしの名は赤」 オルハン・パムク(トルコ)    
1999年
<芥川賞>平野啓一郎「日蝕」
<直木賞>宮部みゆき「理由」、佐藤腎一「王妃の離婚」、桐野夏生「柔らかな頬」
「恥辱」J・M・クッツェー(ブッカー賞受賞)
「ぼくは行くよ」ジャン・エシュノーズ(ゴンクール賞)
「待ち暮らし」ハ・ジン(全米図書賞)
鹿島田真希「二匹」、坪内祐三「靖国」、桐生操「本当は恐ろしいグリム童話」、大江健三郎「宙返り」、加賀乙彦「高山右近」
柳美里デビュー作「石に泳ぐ魚」が「プライバシー侵害」の判定を受ける(東京地裁)
「アトランティスのこころ」 スティーブン・キング (アメリカ)
Stephen Edwin King
ノスタルジックで心温まるキング・ファンタジー 〈米)スコット・ヒックス(2001年)
(出)アンソニー・ホプキンス
黒い瞳 Oh,These Dark Eyes・・・」 ファイナ・ブラゴダーロワ
Faina Blagodarova
激動のロシアを生き、アメリカへと移住したユダヤ人女性の歴史
「失踪者たちの画家」 ポール・ラファージ(アメリカ)    
「恥辱」Disgrace J・M・クッツェー(南アフリカ)
John Maxwell Coetzee
南アフリカを舞台にした駄目な大学教授の人生崩壊物語 (豪)スティーブ・ジェイコブズ(2008年)(出)ジョン・マルコビッチ
「停電の夜に」  ジュンパ・ラヒリ(インド)     
「ティンブクトゥ」
Timbuktu
ポール・オースター(アメリカ)
Paul Auster
犬を主人公にしたダボラ話。いい味出してます!
「ぼくは行くよ」 ジャン・エシュノーズ(フランス)
Jean Echenoz
ゴンクール賞
「待ち暮らし」 ハ・ジン(アメリカ・中国生まれ) 全米図書賞
「遊動亭円木」 辻原登  盲目の噺家を主人公としたファンタジックな落語小説 
谷崎潤一郎賞受賞
 
2000年代
2000年
<芥川賞>玄月「蔭の棲みか」、藤野千夜「夏の約束」、松浦寿輝「花腐し(はなくたし)」、、町田康「きれぎれ」
<直木賞>なかにし礼「長崎ぶらぶら節」、金城一紀「GO」、船戸与一「虹の谷の五月」
桜庭一樹「AD2015隔離都市」、柄谷行人「倫理21」 、A&B・ピーズ「話を聞かない男、地図が読めない女」、飯島愛「プラトニック・セックス」、宮沢章夫「サーチエンジン・システムクラッシュ」
田口ランディ「コンセント」、柳美里「命」、村上龍「希望の国のエクソダス」、雨宮処凛「生き地獄天国」、柄谷行人「NAM-原理」
「アンドレ・マルローの日本」
Le Japon d'Andre Malraux
ミシェル・テマン(フランス)
Michel Temman
世界に「日本の美学」を紹介した元祖日本オタク
小説家、評論家、政治家
「希望の国のエクソダス」 村上龍(日本) ネット時代の理想国家建国に挑んだ若者たちの物語
「きれぎれ」 町田康(日本) パンクな小説家の芥川賞受賞作
「昏き日の暗殺者」 マーガレット・アトウッド(カナダ)     
「ケリー・ギャングの真実の歴史」
The History of the Kelly Gang
ピーター・ケアリー(豪州)
Peter Carey
オーストラリア版「俺たちに明日はない」
歴史に名を残す伝説の英雄の物語
「チボの狂宴」
La Fiesta Del Chivo
マリオ・バルガス=リョサ
Mario Vargas Liosa
  ルイス・ジョサ(2005年)(出)イザベラ・ロッセリーニ(日本未公開)
「東京アンダーワールド」
Tokyo Underworld
ロバート・ホワイティング(米)
Robert Whiting
戦後日本の権力機構を生み出した闇社会の人々
(ノンフィクション)
 
「バディ・ボールデンを覚えているか」 マイケル・オンダーチェ(カナダ)
Michael Ondaatje(スリランカ生まれ)
「バルザックと小さな中国のお針子」 ダイ・シージエ(中国) 文化大革命の混乱とそこを生き延びた青年たちの記憶
「ヒューマン・ステイン」 フィリップ・ロス(アメリカ)  黒人に対する人種差別主義者として大学を追われた教育者が実は黒人だった!  「白いカラス」(2003年)(監)ロバート・ベントン
(出)ニコール・キッドマン、アンソニー・ホプキンス
「放送禁止歌」(ノンフィクション) 森達也(日本) 「手紙」「自衛隊に入ろう」「チューリップのアップリケ」「黒いカバン」など、多くの歌が放送されなくなったのはなぜなのか?
「ポラロイド・コレクション アメリカ写真の世紀」 企画・監修
東京都写真美術館
アメリカで撮られた様々なポラロイド写真によって、描かれたアメリカの近代史  
「ホワイト・ティース」 ゼイディー・スミス(イギリス)     
「私たちが孤児だったころ」 カズオ・イシグロ(イギリス)
Kazuo Ishguro
(訳)入江真佐子
失われゆく記憶をもとに過去を読みがえらせるイシグロ文学の探偵小説
2001年
<芥川賞>青来有一「聖水」、堀江敏幸「熊の敷石」、玄侑宗久「中陰の花」
<直木賞> 重松清「ビタミンF」、山本文緒「プラナリア」、藤田宜永「愛の領分」
舞城王太郎「煙か土か食い物」、内田樹「ためらいの倫理学」、高橋源一郎「日本文学盛衰記」、吉田豪「男気万字固め」、川上弘美「センセイの鞄」、福永信「アクロバット前夜」、中原昌也「あらゆる場所に花束が・・・」
柄谷行人「トランスクリティーク」、齋藤孝「声に出して読みたい日本語」、宮沢章夫「月の教室」、玄田有史「仕事の中の曖昧な不安」
「アウステルリッツ」 W・G・ゼーバルト(チェコ)     
「インストール」 綿矢りさ(日本) 高校生作家としてデビューした出世作
ネット時代初期の若者たちを描いた青春小説
「コレクションズ」 ジョナサン・フランゼン(アメリカ)     
「形見函と王妃の時計」
The Grand Complication
アレン・カーズワイル(アメリカ)
Allen Kurtzweil
本の迷宮、図書館の案内人がマリー・アントワネットの宝に迫る
「贖罪」
Atonement
イアン・マキィーアン(イギリス)
Ian McEwan
贖いの人生を描いた21世紀風大河小説
「ナイロビの蜂」 ジョン・ル・カレ(アメリカ)
John le Carre
〈英)フェルナンド・メイレレス(2005年)
(出)レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ
「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」National Story Project  アメリカの大衆(アメリカ)
ポール・オースター(編)
アメリカ中から寄せられた4000もの体験文から選ばれた179編
笑いあり、涙あり、驚きあり、?あり、どれも素敵な作品ばかりで飽きません
 
「パイの物語」 Life of Pi ヤン・マーテル(カナダ)  まさかググって離れ離れの家族を探すなんて、実話だからこその物語 「ライフ・オブ・パイ」(米)アン・リー(2012年)
(出)スラージ・シャルマ・イルファン・カーン
2002年
<芥川賞>長嶋有「猛スピードで母は」、吉田修一「パークライフ」
<直木賞>山本一力「あかね空」、唯川恵「肩越しの恋人」、乙川優三郎「生きる」
「ハリー・ポッターと賢者の石」J・K・ローリング
坂本龍一「非戦」、中沢新一「人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ1」、「熊から王へ カイエ・ソバージュ2」、筒井康隆「愛のひだりがわ」、水村美苗「本格小説」(読売文学賞)、町山智浩「<映画の見方>がわかる本」
嶽本野ばら「下妻物語」、飛浩隆「グラン・ヴァカンス」、 日野原重明「生き方上手」、池田香代子「世界がもし100人の村だったら」
「愛しあう」
Faire L'Amour
ジャン=フィリップ・トゥーサン(仏)
Jean-Philippe Toussant
日本を舞台にしたラブ・ストーリー
新感覚のハードボイルドな文学スタイル
 
「悪魔のパス 天使のゴール」 村上龍(日本) セリエAを舞台にした本格的なサッカー小説
「一億三千万人の小説教室」 高橋源一郎
Genichiro Takahashi
小説家になりたいあなたへの「How To」本
「海辺のカフカ」 村上春樹 (日本)
Haruki Murakami
村上春樹自身、初めて思い通りに書けたという2000年代の代表作
「A-マスコミが報道しなかったオウムの素顔-」(ノンフィクション) 森達也(日本) オウム真理教の内部を取材した貴重な記録。「オウムとは何だったのか?」その追求をなぜマスコミはやめてしまったのか? (日)森達也(1998年)
「王国 その1 アンドロメダ・ハイツ」 よしもとばなな(日本) 心の中に「王国」という名のユートピアを作ろう!
よしもとばななの4部作の第1作
 
「カブールの燕たち」
Les Hirondelles de Kaboul
ヤスミナ・カドラ(アルジェリア)  タリバン政権下のアフガニスタンを舞台にした悲劇の恋の物語   
「星を数えて」
Counting Stars
デヴィッド・アーモンド
David Almond
子供たちのために描かれた大人向けのファンタジー作家が描いた
自伝的短編小説集
「狂気」
The Crazed
ハ・ジン
Ha Jin:哈金
中国と決別しアメリカへと渡った作家がその青春時代をもとに描いた青春小説
「狂気」でしか描けない中国の真の姿に迫ります
 
「幻影の書」
The Book of Illusions
ポール・オースター
Paul Auster
サイレント映画界の伝説の監督が生きていた!そして彼が撮った公開されることのない映画とは?
「世界のすべての七月」 ティム・オブライエン(アメリカ)
Tim O'Brien
反体制運動の時代に青春時代を過ごした人々のその後の日々を描いた青春+青春の終わり小説
「双生児」
The Separation
クリストファー・プリースト
Christopher Priest
第二次世界大戦のもう一つの結末を生み出した双子が選んだ選択とは?
「ゾルゲ 破滅のフーガ」
L'insense
モルガン・スポルテス
Morgan Sportes
第二次世界大戦末期、東京で活躍した二重スパイ
ゾルゲの波乱の人生
「ポートレイト・イン・ジャズ」 村上春樹・和田誠 懐かしきジャズ・ミュージシャンたちの肖像画  
「雪」
Snow
オルハン・パムク(トルコ)
Orhan Pamuk
9・11同時多発テロ事件の原点ともいえるイスラム、西欧の軋み
2003年
<芥川賞>大道珠貴「しょっぱいドライブ」、吉村萬壱「ハリガネムシ」
<直木賞>石田衣良「4TEEN(フォーティーン)」、村山由佳「星々の船」
J・M・クッツェーがノーベル文学賞受賞
養老孟司 「バカの壁」、片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」、森川嘉一郎「趣都の誕生 - 萌える都市アキハバラ」、絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」、桐野夏生「グロテスク」
中沢新一「神の発明 カイエ・ソバージュ4」
「悪魔と博覧会」
The Devil in the White City
エリック・ラーソン(アメリカ)
Erik Larson
1893年開催のシカゴ万博を成功させた建築家やスタッフたちの人間ドラマ
そんなシカゴの繁栄の裏で起きていた連続殺人事件を描いた歴史小説
 
「オラクル・ナイト」Oracle Night ポール・オースター(アメリカ)
Paul Auster
ポール・オースターらしい不思議な物語
2000年以降彼の作品はどんどん面白くなっています!
「カンバセイション・ピース」
conversation piece
保坂和志(日本)
Kazushi Hosaka
家と人、猫をめぐる幸福なる対話集
「KEEPER キーパー」 マル・ピート
Mal Peet
「ゴールキーパー」を主人公にしたサッカー版「かもめのジョナサン」
「蹴りたい背中」 綿矢りさ(日本)
Riasa Wataya
高校生作家としてデビューした彼女の代表作
21世紀最初の青春小説代表作
「コズモポリス」
Cosmopolis
ドン・デリーロ(アメリカ)
Don Delillo
ネット社会の経済界をリードするカリスマ青年の危険な一日 (米)デヴィッド・クローネンバーグ(2012年)
(出)ロバート・パティンソン、ポール・ジアマッティ、ビュリエット・ビノシュ
「13歳のハローワーク」
(就職案内、絵本)
村上龍、はまのゆか(絵)(日本) 一家に一冊あっていい村上龍らしい子供たちのための職業案内
「シンセミラ」 阿部和重 Kazushige Abe 神町の裏社会を崩壊させた2000年の爆発事故
その全貌とは?
 
「素数の音楽 」
The Music of the Primes」
マーカス・デュ・ソートイ(イギリス)Marcus du Sautoy  世界を作る謎の数字「素数」と何ぞや?
その謎に迫って来た数学の歴史
 
「ダヴィンチ・コード」 ダン・ブラウン(アメリカ)
Dan Brown
ダヴィンチの絵に隠された秘密の暗号とは? (米)ロン・ハワード(2006年)
(出)トム・ハンクス、イアン・マッケラン
「帝国を壊すために」(エッセイ) アルンダティ・ロイ(インド)
Arundhati Roy
イスラムの国々を敵にまわし自国の論理を押し付けるアメリカ
その帝国のシステムを破壊することはできるのか?力強い名著!
「なつかしく謎めいて」
Changing Planes
アーシュラ・K・ル=グィン(アメリカ)
Ursula K. LeGuin
これぞ、ル=グィン・ワールドと呼びたくなる彼女らしい短編集
「灰色の魂」
Les Ames Grises
フィリップ・クローデル(アメリカ)
Philippe Claudel
フランス式灰色の推理小説
「火を喰う者たち」
The Fire Eaters
デヴィッド・アーモンド
David Almond
ファンタジーのようでいて歴史的事件を描いた作品でもある小説
(キューバ危機の時代)
「僕はマゼランと旅した」
I Sailed with Magellan
スチュアート・ダイベック
Stuart Dybek
記憶の旅はブルースのメロディーにのって
シカゴ育ちの作者による美しい記憶の旅へ、ようこそ!
「マダム貞奴」
Madame Sadayakko
レズリー・ダウナー(イギリス)
Lesley Downer
1900年パリ万博で世界を魅了した日本人アイドル波乱の人生
「雪沼とその周辺」 堀江敏幸(日本)
Toshiyuki Horie
川端康成賞受賞作「スタンス・ドット」収録の短編集  
「楽園への道」
El Paraiso En La Otra Esquina」
バルガス=リョサ (ペルー)
Mario Vargas Liosa
フローラ・トリスタン、ポール・ゴーギャン
楽園を目指した二人の人生を描いた伝記小説
2004年
<芥川賞>金原ひとみ「蛇にピアス」、綿矢りさ「蹴りたい背中」、モブ・ノリオ「介護入門」
<直木賞>江國香織「号泣する準備はできていた」、京極夏彦「後巷説百物語」、奥田英朗「空中ブランコ」、熊谷達也「邂逅の森」
中沢新一「対称性人類学 カイエ・ソバージュ5」、西島大介「凹村戦争」、海猫沢めろん「左巻キ式ラストリゾート」、平田オリザ「地図を創る旅」、坂口恭平「0円ハウス」、磯部涼「ヒーローはいつだって君をがっかりさせる」
「王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法」 よしもとばなな(日本) 心の中に「王国」という名のユートピアを!
よしもとばなな4部作の第2作
 
「グランド・フィナーレ」
Grand Finale
阿部和重(日本)
Kazushige Abe
ロリータ・コンプレックスの主人公が自分が犯した過ちから
立ち直るまでを彼の意識の変化と共に追った異色作
「パンク侍、斬られて候」 町田康(日本) 漢字がパンクに弾ける時代劇小説、筒井康隆の世界観に迫る危険な小説 (日)石井岳龍(2018年)
(出)綾野剛、北川景子、東出昌大
「袋小路の男」 絲山秋子(日本)  独特の女性的視点から書かれた不思議なラブ・ストーリー  
「螺旋」
El Paso de la Helice
サンティアーゴ・パハーレス
Santiago Pajares(スペイン)
小説「螺旋」を書いた幻の作家を探す旅。人生は螺旋構造だ!
抵抗論 国家からの自由へ
Teikoron
辺見庸(日本) Yo Henmmi 国家とは?憲法とは?マスコミとは?  
2005年
<芥川賞>阿部和重グランド・フィナーレ」、中村文則「土の中の子供」
<直木賞>角田光代「対岸の彼女」、朱川湊人「花まんま」
「さくら」西加奈子、宮沢章夫「不在」、岡田利規「三月の5日間」、深町秋生「果てしなき渇き」、北田暁大「嗤う日本のナショナリズム」、鈴木邦男「新右翼-民族派の歴史と現在」、鈴木謙介「カーニヴァル化する社会」
ぼるぼら「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」、中沢新一「アースダイバー」、菊池成孔・大谷能生「東京大学のアルバート・アイラー」、リリー・フランキー「東京タワー」、三浦展「下流社会」
杉田俊介「フリーターにとって『自由』とは何か」、水無田気流「音速平和」、柄谷行人「近代文学の終わり」、川上未映子「先端で、させわさされるわそらええわ」
インディアナ、インディアナ
Indiana Indiana
レアード・ハント
Laird Hunt(アメリカ)
アメリカの貧しい人々を描いた不思議なリアリズム・ファンタジー文学
美しく哀しく切なく懐かしくほろ苦い文学でしか生み出せない世界
 
「海に帰る日」
The Sea
ジョン・バンヴィル(アイルランド)
John Banville
妻を亡くした美術史家の悲しみと過去への思いが生み出した不思議な物語
「王国 その3 ひみつの花園」 よしもとばなな(日本) 心の中に「王国」という名のユートピアを!
よしもとばなな4部作の第3作
 
「国のない男」(エッセイ)
A Man without a Country
カート・ヴォネガット(アメリカ)
Kurt Vonnegut
ヴォネガット最後のエッセイ集
母国アメリカへの強い批判と平和への願い
そんなに読んでどうするの? 縦横無尽のブックガイド」 豊崎由美(日本)
Yumi Toyozaki
パワフルな書評集、袋とじに感動しました。  
「地図になかった世界」
The Known World
エドワード・P・ジョーンズ(アメリカ)
Edward P, Jones
奴隷制の終焉とアメリカ草創期の黒人文化を描いたおとぎ話
「血と暴力の国」 コーマック・マッカーシー(アメリカ)
Cormac McCarthy
コーエン兄弟によって映画化されアカデミー作品賞などを受賞した
マッカーシーは描くアメリカという国の本質とは?
(米)「ノーカントリー」(2007年)
ジョエル&イーサン・コーエン
(出)トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム
「逃げる」
Fuire
ジャン=フィリップ・トゥーサン Jean-Philippe Toussant 中国・上海から北京へとしてエルバ島へ向かうアクション・ラブ・ストーリー  
「半島を出よ」 村上龍(日本) 北朝鮮による九州侵略作戦を怖いぐらいリアルに描いた近未来SF
「ブロークバック・マウンテン」 E・アニー・プルー(アメリカ)
E. Annie Proulx
1960年代の西部を舞台に同性愛のカウボーイの悲劇を描いた名作 (米)アン・リー(2005年)
(出)ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール
「文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの Callapse How Societies Choose to Fail or Succeed ジャレド・ダイヤモンド(アメリカ)
Jared Diamond
文明が崩壊する歴史を分析し、これからの人類の未来を考えさせるノンフィクション
なぜ、時代の先を行く文明社会が突如崩壊に向かうことになったのか?
その謎を解きます!これは面白いです。
 
「ベルカ、吠えないのか?」 古川日出夫(日本)
Hideo Furukawa
軍用犬たちの歴史を追いながら20世紀の様々な戦争を巡る異色の小説  
「ぼくと1ルピーの神様」
Q&A
ヴィカス・スワラップ (インド)
Vikas Swarup
「インドのパワーを知るための一問一答」
映画化されアカデミー賞を受賞した大ヒット作の原作小説
(英)「スラムドッグ$ミリオネア」
(監)ダニー・ボイル
「星々の生まれるところ」
Specimen Days
マイケル・カニンガム(アメリカ)
Michael Cunningham
ホイットマンの詩集「草の葉」を巡る「過去」「現在」「未来」三つのドラマ
「また会う日まで」
Until I Found You
ジョン・アーヴィング(アメリカ)
John Irving
アメリカを代表する作家の半伝記的大河小説  
「マーチ家の父」
March
ジェラルディン・ブルックス(アメリカ)
Geraldine Brooks
南北戦争の混乱に巻き込まれた「若草物語」の主人公四人姉妹の父親の物語  
「メモリー・キーパーの娘
The Memory Keeper's Daughter
キム・エドワーズ(アメリカ)
Kim Edwards
処分されたはずのダウン症の子供とその子を巡る二つの家族の物語
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
Extremely Loud & Incredibly Close
ジョナサン・サフラン・フォア(アメリカ) Jonathan Safran Foer 9・11同時多発テロ事件で父親を失った少年の喪失感とそこからの復活を描いた感動作 (米)スティーブン・ダルドリー(2011年)
(出)トーマス・ホーン、トム・ハンクス、サンドラ・ブロック
マックス・フォン・シドー
「わたしを離さないで」
Never Let Me Go
カズオ・イシグロ(イギリス)
Kazuo Ishguro
クローン技術の進歩が生み出す究極の社会?
人間とは?生きるとは?を問いかけるSFのスタイルをもつ傑作
(監)マーク・ロマネク(脚)(製総)アレックス・ガーランド
(原)(製総)カズオ・イシグロ(撮)アダム・キンメル
(音)レイチェル・ポートマン
(出)キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド
キーラ・ナイトレイ、シャーロット・ランプリング
2006年
<芥川賞>絲山秋子「沖で待つ」、伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」
<直木賞>東野圭吾「容疑者Xの献身」、三浦しおん「まほろ駅前多田便利軒」、森絵都「風に舞いあがるビニールシート」
西加奈子「通天閣」、小林信彦「うらなり」、上島晴彦「レッドパージ・ハリウッド」、都築響一「夜露死苦現代詩」、米澤穂信「ボトルネック」、スガ秀実「1968年」
「エコー・メイカー」
The Echo Maker
リチャード・パワーズ(アメリカ)
Richard Powers
脳障害の一つカプグラ症候群に冒された青年と彼を救おうとする姉
まるでSF小説のようですが、ラストには驚くほど見事な結末が用意されています!
 
「沖で待つ」 絲山秋子(日本)  独特の女性的視点から書かれた物語  
「カラスの魔法使い」 グギ・ワ・ジオンゴ(ケニア)     
「憲法九条を世界遺産に」(エッセイ) 太田光、中沢新一(日本) 憲法九条はなぜ素晴らしいのか?
平和憲法を再評価するために最適の教科書
「さいごの恋」
Dernier Amour
クリスチャン・ガイイ(仏)
Christian Gailly
音楽を聴くように読めるフランス式音楽小説  
「ザ・ロード」
The Road
コーマック・マッカーシー(アメリカ)
Cormac McCarthy
世界終末戦争後の世界を生きる父と子のサバイバル物語
ピューリツァー賞
(米豪)ジョン・ヒルコート(2009年)(日本未公開)
(出)ヴィゴ・モーテンセン
「世界収集家」
Der Weltensannler
イリヤ・トロヤノフ(ブルガリア)
Ilija Trojanow
大英帝国黄金期に実在した冒険家の人生を様々な角度から描いた異色の冒険記  
半分のぼった黄色い太陽」  チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
(ナイジェリア)
   
「ピアノ・レッスン
AU PIANO
ジャン・エシュノーズ(フランス)
Jean Echenoz
死後の世界を描いたフランス版「ワンダフルライフ」  
ブルックリン・フォリーズ
The Brooklyn Follies
ポール・オースター(アメリカ)
Paul Auster
NYが生んだシニカルで心優しき作家の珍しいハッピーエンド作品  
「真鶴」
Manazuru
川上弘美(日本) 不思議な亡霊と女性作家との心の交流物語
女性作家ならではの独特の世界観が新鮮です!
「ミステリアス・セッティング」 阿部和重(日本) 携帯型核爆弾を手に入れてしまったら
あなたならどうします?
 
「日本という国」(エッセイ) 小熊英二(日本) 日本という国はなぜ今こうなっているのか?
現状を知るために最適の近代日本史の教科書
玉ねぎの皮をむきながら
Beim Hauten der Zwiebel
ギュンター・グラス(ドイツ)
Gunter Grass
ナチス・ドイツの親衛隊として戦争に参加した少年時代から
「ブリキの太鼓」を発表し、ブレイクするまでの半生
「リビアの小さな赤い実」
In The Country of Men
ヒシャーム・マタール(リビア)
Hisham Matar
「砂漠の独裁国家がまだ古き良き楽園だった頃」  
2007年
<芥川賞>青山七恵「ひとり日和」、諏訪哲史「アサッテの人」
<直木賞>松井今朝子「吉原手引草」
東浩紀、北田暁大「東京から考える」、海猫沢めろん「零式」、佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」、吉田修一「悪人」、中森明夫「アイドルにっぽん」、鈴木謙介「<反転>するグローバリゼーション」
円城塔「Self-Reference ENGINE」、原武史「滝山コミューン一九七四」、桐野夏生「メタボラ」、中野京子「怖い絵」、川上未映子「わたくし率 イン歯一、または世界」、田村裕「ホームレス中学生」
松浦理英子「犬身」荻上チキ「ウェブ炎上」
「愛するものたちへ、別れのとき」 Brother,I'm Dying」
エドウィージ・ダンティカ(ハイチ/米)
Edwidge Danticat 
ハイチ生まれアメリカNY育ちの女性作家が描いたハイチ移民家族の歴史大河小説   
「いちばんここに似合う人」
No One belongs here more than you
ミランダ・ジュライ(アメリカ)
Miranda July
映画監督、ミュージシャンでもある女性作家の短編集
イエメンで鮭釣りを ポール・トーディ(イギリス)
Paul Tordy
おバカ小説のようでいて、実は宗教的神秘体験を描いた感動の人生ドラマという異色の小説。「釣りとは信じること」 「砂漠でサーモン・フィッシング」(2011年)
ラッセ・ハルストレム(出)ユアン・マクレガー 
「ウッドストックがやってくる」(エッセイ)
Talking Woodstock
エリオット・タイバー Elliot Tiber
トム・モンテ Tom Monte(アメリカ)
奇跡のイベント、ウッドストック開催秘話 (米)アン・リー(2009年)
(出)ディミトリ・マーティン、ダン・フォグラー、ヘンリー・グッドマン
「墜ちてゆく男」 ドン・デリーロ(アメリカ)
Don DeLillo 
   
「顔のない軍隊」
Los ejercitos」 
エベリオ・ロセーロ(コロンビア)
Evelio Rosero
コロンビア山間部の村で起きた事件を基にした小説
ゲリラと政府軍との戦闘に巻き込まれた人々の悲劇
 
「隔離小屋」
Pesthouse
ジム・クレイス Jim Crace(イギリス) 世界の文明が崩壊した後、危機的状況下に生まれた恋物語
「虐殺器官」
Genocidal Organ
伊藤計劃
Keikaku Ito (Project Ito)
国家を崩壊に追い込む「虐殺の文法」とは何か?
衝撃的なラストを迎える近未来SFの傑作
(日)村瀬修功(2017年)アニメ映画化
「コウモリの見た夢」
The Reluctant Fundamentalist
モーシン・ハミッド(パキスタン)
Mohsin Hamid
パキスタンの街でアメリカ人に語りかけた青年はエリート投資コンサルだった
彼はなぜアメリカでの暮らしを捨てたのか?
「ミッシング・ポイント」(印)ミ―ラー・ナーイル(2012年)
(出)リズ・アーメッド、リーヴ・シュレイバー、ケイト・ハドソン
「自由生活」
free life
ハ・ジン(中国系アメリカ人)
Ha Jin:哈金
天安門事件をきっかけにアメリカへ移民した中国人夫婦の奮闘の歴史  
数学的小説:確固たる曖昧さ
A Certain Ambiguity
ガウラヴ・スリ Gaurav Suri
ハートシュ・シン・バル
Hartosh Singh Bal
数学によって世界を表現する試みに挑んだ画期的な小説  
「TOKYO YEAR ZERO」 デヴィッド・ピース(イギリス)
David Peace
廃墟の町、東京が闇を抱えながら復活
連続婦女暴行殺人事件を題材にしたミステリー
「ディビザデロ通り」
Divisadero
マイケル・オンダーチェ(カナダ)
Michael Ondaatje(スリランカ生まれ)
時空の壁を越えて織り成す複雑な人間模様
これぞ小説だからこそ可能な名作!
図書館大戦争」  ミハイル・エリザーロフ(ロシア)
Mikhail Elizrov 
旧ソ連式のスプラッタ戦争アクションによる「本を巡る戦い」  
「涙の川を渉るとき -遠藤実自伝-」 遠藤実(日本)
Minoru Endo
昭和を代表する作曲家の自伝
「ニッポンの小説 百年の孤独」 高橋源一郎
Genichiro Takahashi
近代日本文学(小説)の歴史とその危機的未来
「ミスト」 スティーブン・キング (アメリカ)
Stephen Edwin King
キング作品らしいシンプルな恐怖小説
映画版はラストが異なり、それはそれで面白いできです
〈米)フランク・ダラボン(2007年)
(出)トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン
「眼を見なさい! アスペルガーとともに生きる 」
Look me in the eye - my life with Asperger's」
ジョン・エルダー・ロビンソン(アメリカ)
John Elder Robinson
ピンクフロイドやキッスの裏方として大活躍した青年
アスペルガー症候群と共に生きた波乱万丈の人生
ロスト・シティ・レディオ
Lost City Radio 
ダニエル・アラルコン(スペイン)
Daniel Alarcon
ペルー出身のアメリカ人作家によるラテン・アメリカ版「1984年」   
2008年
<芥川賞>川上未映子「乳と卵」、楊逸「時が滲む朝」
<直木賞>桜庭一樹「私の男」、井上荒野「切羽(きりは)へ」
西加奈子「こうふく あかの」「こうふく みどりの」、速水健朗「自分探しが止まらない」、東浩紀・北田暁大編「思想地図」、辻井喬、上野千鶴子「ポスト消費社会のゆくえ」、栗原裕一郎「<盗作>の文学史」
宇野常寛「ゼロ年代の想像力」、湊かなえ「告白」、東浩紀、大塚英志「リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか」、伊坂幸太郎「モダンタイムス」、濱野智史「アーキテクチャの生態系」
「イルストラード」
Ilustrado
ミゲル・シフーコ(フィリピン)
Miguel Syjuco
フィリピン近代史を越えるために書かれた
アジア版ブッカー賞受賞作
「インビクタス 負けざる者たち」
Playing The Enemy:Nelson Mandela and the Game that Made a Nation
ジョン・カーリン(イギリス)
John Carlin
ネルソン・マンデラ物語完結編
ラグビー・ワールドカップ・南アフリカ大会と南アフリカの統一
(米)クリント・イーストウッド(2009年)
(出)モーガン・フリーマン、マット・デイモン
「古書の来歴」
People of the Book
ジェラルディン・ブルックス(豪州)
Geraldine Brooks
実在する謎の書「サラエボ・ハガター」の歴史を追った本好きにはたまらない書物  
「白熱光」  グレッグ・イーガン(豪州)
Greg Egan
哲学的思弁小説とハードコアSFの融合  
「ハーモニー」
Harmony
伊藤計劃
Keikaku Ito (Project Ito)(日本)
生命至上主義社会というユートピアを描いた傑作SF
「幸福」とは何か?を追求した著者の遺作
(アニメ)なかむらたかし、マイケル・アリアス
(2015年)
プリティ・モンスターズ
Pretty Monsters 
ケリー・リンク
Kelly Link(アメリカ)
SF・ファンタジー青春短編小説集   
ボート
The Boat
ナム・リー(ベトナム)
Nam Le
ベトナムから亡命したオーストリア国籍の作家によるデビュー短編集  
「エドガー・ソーテル物語」
The Story of Edgar Sawtelle
ディヴィッド・ロブレスキー(アメリカ)
David Wroblewski
現代版「ハムレット」+「白鯨」+「忠犬ハチ公」 映画化予定
「闇の中の男」
Man In The Dark
ポール・オースター(アメリカ)
Paul Auster
もうひとつのアメリカを舞台にした近未来SFであり、映画評論による人生論・・・  
2009年
<芥川賞>津村記久子「ポトスライムの舟」、磯崎憲一郎「終の住処」
<直木賞>天童荒太「悼む人」、山本兼一「利休にたずねよ」、北村薫「鷺と雪」
4月19日、J・G・バラード死去
西加奈子「きりこについて」、吉見俊哉「ポスト戦後社会」、勝間和代「断る力」、佐々木敦「ニッポンの思想」、毛利嘉孝「ストリートの思想」、小熊英二「1968上・下」、平野啓一郎「ドーン」、海猫沢めろん「全滅脳フューチャー!!!」
川上未映子「ヘブン」
「1Q84」1,2 村上春樹 (日本)
Haruki Murakami
村上春樹の集大成ともいえる大作小説
「一句頂一万句」  劉震雲(中国)
Liu Zhenyun 
中国版「百年の孤独」とも言われる大河小説   
「いまファンタジーにできること」 アーシュラ・K・ル=グウィン(アメリカ「) Ursula K.LeGuin  ファンタジー界の大物作家による「ファンタジー文学論」  
「AM/PM」 アメリア・グレイ(アメリカ)
Amelia Gray
様々な短編小説が時間軸に沿って展開する異色の作品集  
「音楽のアマチュア」 四方田犬彦(日本)
Inuhiko Yomoda
映画評論家による素人音楽評論集
プロより厳しい音楽論
「きのうの神さま」 西川美和(日本)
Miwa Nishikawa
映画「ディア・ドクター」製作のために行われた調査から生まれた短編小説集(映画とは異なる物語集) (監)(原)(脚)西川美和(2009年)
(出)笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、井川遥
奇妙な孤島の物語 ユーディット・シャランスキー
Judith Schalansky
副題は「私が行ったことのない、生涯行くこともないだろう
50の島」 
 
「幸福の遺伝子」
Generosity : An Enhancement
リチャード・パワーズ(アメリカ)
Richard Powers
人間を幸福にする遺伝子があったとしたら・・・その可能性は高いのかも
「巡礼」 橋本治(日本)
Osamu Hashimoto
ゴミ屋敷の主の生い立ちからその再生までを追う人生ドラマ
「昭和日本」の歴史も見えてきます
 
「水族 すいぞく」 星野智幸(日本)
Tomoyuki Hoshino
水槽の中で暮らすことになった青年の不思議な生活
彼の人生には隠された秘密が・・・
 
「台湾海峡 一九四九」
大江大海1949 
龍應台(台湾)
Lung Ying-tai
第二次世界大戦終結後、1949年国民党軍が中国本土を離れた年
中国本土や台湾、東南アジアで起きた無数の悲劇の記憶を集めた記録文学
 
「激しく、速やかな死」 佐藤亜紀(日本)Aki Sato  ヨーロッパ18~19世紀の史実をもとにした歴史ファンタジー短編集  
「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」
Nesperez pas vous debarrasser des livres
ウンベルト・エーコ Umberto Eco
ジャン=クロード・カリエール Jean - Claude Carriere(イタリア)
「薔薇の名前」の著者とイタリア映画界を代表する脚本家との対談集
書物の歴史とネット社会誕生後の書物の未来について語り合います
 
「夜想曲集
音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」

Nocturnes
カズオ・イシグロ
Kazuo Ishiguro
「人生の黄昏に聞く音楽とは?」
イギリスを代表する作家による「音楽のない音楽小説」
「ティンカーズ」
Tinkers
ポール・ハーディング(アメリカ)
Paul Harding
細密部品を組み合わせるように書かれた美しい小説
「極北」
Far North
マーセル・セロー(アメリカ)
Marcel Throux
人類文明崩壊後の極北の地に立たされた人々
「ノアの羅針盤」
Noah's Compass
アン・ タイラー(アメリカ)
Anne Tyler
「偶然の旅行者」から24年後の恋物語
「フリーダム」
Freedom
ジョナサン・フランゼン(アメリカ)
Jonathan Franzen
1970年代から2000年代のアメリカを描いた大河家族小説
「ロック世代」はアメリカを変えたのか?
2010年
<芥川賞>赤染晶子「乙女の密告」、
<直木賞>佐々木譲「廃墟に乞う」、白石一文「ほかならぬ人へ」、中島京子「小さいおうち」
西加奈子「白いしるし」、宮沢章夫「考えない人」、前島賢「セカイ系とは何か ポスト・エヴァのオタク史」、朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」、京極夏彦「死ねばいいのに」、柄谷行人「世界史の構造」
中森明夫「アナーキー・イン・ザ・JP」、佐々木中「切りとれ、あの祈る手を(本)と(革命)をめぐる五つの夜話」、平野啓一郎「かたちだけの愛」、東浩紀編「思想地図β」
「『悪』と戦う」 高橋源一郎
Genichiro Takahashi
21世紀の今、「悪」と戦うとは?
大人向けの冒険ファンタジー小説
「アナザー・ワールド 王国 その4」 よしもとばなな(日本) 心の中に「王国」という名のユートピアを!
よしもとばなな4部作の第4作
 
「俺俺」 星野智幸(日本)
Tomoyuki Hoshino
盗んだ携帯から始まったもうひとりの「俺」との出会い
「俺」たちとの交流は幸福をもたらすものの、それは悲劇のはじまりだった
(監)(脚)三木聡(2012年)
(出)亀梨和也、内田有紀、加瀬亮
「ツリーハウス」 角田光代
Mituyo Kakuta
昭和から平成まで、混乱の時代を生き延びたある一族の放浪記
「小暮写真館」 宮部みゆき 廃業した写真館を舞台にしたちょっと懐かしい青春小説 NHKのテレビ・ドラマもすごく良かったです!
「地図と領土」
La cante et le territoire
ミシェル・ウェルベック
Michel Houellebecq
架空の現代アート作家の人生を描いた伝記
著者自らの登場する異色作(ゴンクール賞)
 
ならずものがやってくる ジェニファー・イーガン
Jennifer Egan
 今はも生き続けるロックの魂に捧げる名作です!  
「変 Change」 莫言(中国)Mo Yan  ノーベル文学賞受賞作家の自伝的小説  
「ピストルズ」 阿部和重(日本) 神町クロニクル総集編ともいえる超大作  
「真夜中のギャングたち」 バリー・ユアグロー(アメリカ)    
2011年
<芥川賞>朝吹真理子「きことわ」、西村賢太「苦役列車」
<直木賞>木内昇「漂砂のうたう」、道尾秀介「月と蟹」、池井戸潤「下町ロケット」
「円卓」「漁港の肉子ちゃん」西加奈子、中島岳志「秋葉原事件 - 加藤智大の軌跡」、磯崎憲一郎「赤の他人の瓜二つ」、大和田俊之「アメリカ音楽史」、開沼博「『フクシマ』論」、中沢新一「日本の大転換」
古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち」、瀧本哲史「武器としての決断思考」 、國分功一郎「暇と退屈の倫理学」、長谷川町蔵・大和田俊之「文化系のためのヒップホップ入門」、峰なゆか「アラサ―ちゃん」
東浩紀「一般意志2.0 ルソー、フロイト。グーグル」、磯部涼「音楽が終わって、人生が始まる」、辻田真佐憲「世界軍歌全集 - 歌詞で読むナショナリズムとイデオロギーの時代」、早川義夫「ラブ・ゼネレーション」
金原ひとみ「マザーズ
「終わりの感覚」
The Sense of an Ending
ジュリアン・バーンズ(イギリス)
Julian Barnes
記憶の改編と歴史の改編、真実とは何か?を追う「老いの小説」 映画「ベロニカとの記憶
(監)リテーシュ・バトラ
「これはペンです」 円城塔
Toh Enjoe
スタニスワフ・レムを思わせる思弁SF小説の世界
「サムライブルーの料理人」(エッセイ) 西芳照
Yoshiteru Nishi
サッカー日本代表チームの専属シェフによる裏話集
ワールドカップで日本が勝つために必要なサポート・スタッフ
「さよなら、ニッポン ニッポンの小説2」 高橋源一郎
Genichiro Takahash
小説の限界と小説の未来を追及した探求の書
「執着」  ハビエル・マリアス(スペイン)
Javier Marias
「意識の流れ」が描き出す完全犯罪  
ゼロからトースターを作ってみた結果」  トーマス・トウェイツ(アメリカ)
Tnomas Thaites
鉄や銅、プラスチックなどの素材からトースターを作る試みのドキュメント
そこから見えてきたこととは? 
 
「天使エスメラルダ」 ドン・デリーロ(アメリカ)
Don DeLillo
現代アメリカ文学を代表する作家の入門に最適の短編集  
「ヘミングウェイの妻」 ポーラ・マクレイン(アメリカ)
Paula Mclain
文豪アーネスト・ヘミングウェイの最初の妻ハドリーから見たヘミングウェイ成功までの人生  
「村上春樹 雑文集」 村上春樹
Haruki Murakami
村上春樹が様々な雑誌などのために書いてきた文章
文学、音楽、政治、事件など
2012年
<芥川賞>円城塔「道化師の蝶」、田中慎弥「共喰い」、鹿島田真希「冥土めぐり」
<直木賞>葉室麟「蜩ノ記」、辻村深月「鍵のない夢を見る」
西加奈子「ふくわらい」「ふる」、大谷能生「植草甚一の勉強」、神林長平「いま集合的無意識を、」「ぼくらは都市を愛していた」、坂口恭平「独立国家のつくりかた」、池井戸潤「ロス・ジェネの逆襲」
Chim↑Pom「芸術実行犯」、伊藤計画・円城塔「屍者の帝国」、さわやか「僕たちのゲーム史」、イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく」、野間易通「金曜官邸前抗議」
「カーボン・アスリート Carbon Athlete
美しい義足に描く夢」
山中俊治
Shunji Yamanaka
義足のランナーたちのためにランニング用義足を設計した設計者たちのドキュメント
「金の仔牛」 佐藤亜紀  ルイ王朝時代のパリを舞台にした株式相場を操り大儲けをした青年実業家の物語  
「社会を変える」 小熊英二
Eiji Oguma 
2011年東日本大震災で明らかになった日本の原発事業の過ち
そんな日本社会を変えることはできるのか?
 
「世界を売った男」
The Man Who Sold the World
サイモン・チェン(中国)
陳浩基
6年間の記憶を失った刑事が自らの手で記憶をよみがえらせ殺人事件に挑む
異色の推理小説(島田荘司推理小説賞第二回大賞受賞)
 
「1914」
"14"
ジャン・エシュノーズ(フランス)
Jean Echenoz
第一次世界大戦を舞台に戦争のリアルを描いたフランス文学の名作  
「Tokyo Year ZeroⅡ占領都市」
Occupied City
デヴィッド・ピース(イギリス)
David Peace
「帝銀事件」を描いた「Tokyo Year Zero」の続編  
ペナンブラ氏の24時間書店
Mr.Penumbra's 24-Hour Bookstore
ロビン・スローン
(アメリカ)
Robin Sloan
ウンベルト・エーコの名作「薔薇の名前」が好きでIT機器をいじるのが好きな人ならこの本は最高に面白いでしょう。ただし、この条件に当てはまる人はそれほど多くはないかもしれません。(ある意味正反対の趣味ですから・・・)  
「楽園のカンヴァス」 原田マハ Maha Tanaka ルソーの名作「夢」の謎に迫った推理芸術小説  
「血の探究」
By Blood
エレン・ウルマン(アメリカ)
Ellen Ullman
ストーカー探偵が愛する女性のために捜査を開始。
ホロコーストの中を生き延びた彼女の母親の謎に迫って行きます
 
「ハーレムの闘う本屋」
No Crystal Stair
ヴォーンダ・ミショー・ネルソン
(アメリカ)
黒人解放運動において知識の泉として活躍した伝説の本屋「ミショーの店」  
路 ルウ」  吉田修一  日本が関わった台湾新幹線開業までのドキュメント的文学   
2013年
<芥川賞>黒田夏子「abさんご」、藤野可織「爪と目」
<直木賞>朝井リョウ「何者」、安部龍太郎「等伯」、桜木紫乃「ホテル・ローヤル」
都築響一「ヒップホップの詩人たち」、白井聡「永続敗戦論」、牧村憲一「ニッポン・ポップス・クロニクル」、山崎春美「天國のをりものが」、中島岳志「血盟団事件」、中野剛志「保守とは何だろうか」
ハッピー「福島第一原発終息作業日記」、堀江貴文「ゼロ」、野間易通「在日特権の虚構」、黒瀬陽平「情報社会の情念」、都築響一「独居老人スタイル」
「あたらしい名前」 ヴァイオレット・ブラワヨ
(ジンバブエ) 
   
「アメリカーナ」 チママンダ・ウゴズィ・アディーチェ Chimamanda Ngozi Adichie
(ナイジェリア)
アメリカに移民したナイジェリア人女性の苦悩と立ち直りの日々
アメリカにおける人種差別の構造についての考察
 
「奥のほそ道」The Narrow Road to the Deep North  リチャード・フラナガン
Richard Flanagan(オーストラリア) 
日本軍によってビルマでの鉄道建設をさせられたオーストラリア人捕虜たちの悲劇   
「11日間」
Eleven Days
リー・カーペンター(アメリカ)
Lee Carpenter
21世紀の9・11以後、中東の戦場では何が起きているのか?  
「邪眼 うまくいかない愛をめぐる4つの中編」 ジョイス・キャロル・オーツ)(米)
Joyce Carol Oates 
隠された暴力が読者を怯えさせるラブ・サイコ・サスペンスの傑作集
オン・ボクシング」で彼女がボクシングにこだわった理由がわかりました。 
 
「ゾーンにて」 田口ランディ(日本) 東日本大震災により原発事故が起きた福島の避難指示地域(ゾーン)
そこにこだわる人々の人間模様がリアルにどこか魅力的に展開します
 
禁忌 TABU」  フェルディナント・フォン・シーラッハ
Ferdinand von Schirach(独)
面白いし、謎解きも楽しいので一気に読めますが、最後まで謎が残りモヤモヤ
そこがこの作家の魅力でもあるのでしょう 
 
「ドクター・スリープ」
Doctor Sleep
スティーヴン・キング(アメリカ)
Stephen King
あの名作「シャイニング」の続編です。その面白さの秘密を考えてみました。 マイク・フラナガン(2019年)
(出)ユアン・マクレガー、レベッカ・ファーガソン 
「綻びゆくアメリカ」The Unwindeing An Inner History of The New America ジョージ・パッカー(アメリカ)
George Packer
1980年代以降崩壊が続く自由の国アメリカ、その証言集
 
存在しない小説
the Novel does not exist
いとうせいこう(日本)
Seiko ITO
架空の作家たちによって書かれた架空の小説集  
「日々の光 」
The Sun Gods
ジェイ・ルービン(米)Jay Rubin
(訳)柴田元幸、平塚隼介
第二次世界大戦に巻き込まれた日系アメリカ人苦難の人生
村上春樹の翻訳で知られるアメリカ人作家の処女小説にして名作!
 
明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか 大島幹雄 日本のサーカス芸人はやはり優秀だった
歴史ドキュメンタリー
 
「立花隆の本棚」 立花隆(日本)
Takashi Tachibana 
知の巨人が所有する大量の本を収めた本棚を薈田純一がカメラに収め、そこに著者が解説を加えた異色の大作本!  
2014年
<芥川賞>小山田浩子「穴」、柴崎友香「春の庭」
<直木賞>朝井まかて「恋歌」、姫野カオルコ「昭和の犬」、黒川博行「破門」
「嵐」 ル・クレジオ(フランス) 海に生きる少女と作家のひととき、ノーベル賞作家の中編  
オルフェオ ORFEO リチャード・パワーズ(アメリカ)
Richard Powers
生命に音楽を組み込むとどうなる?  
「希望のかたわれ」  メヒティルト・ボルマン(ドイツ)
Mechtilt Bornmann
「チェルノブイリ原発事故」「第二次世界大戦」「東欧の人身売買」などをもとに
「歴史」と「物語」を組み合わせた推理小説の傑作
 
「キャプテン・サンダーボルト」 阿部和重、伊坂幸太郎  映画「サンダーボルト」は僕も大好きでした!   
「人類が永遠に続くのではないとしたら」 加藤典洋(日本)
Norihiro Katoh
「リスク社会」となった現代社会はこの先どうなるのか?
東日本大震災以後の世界危機について考えます
 
「戦地の図書館 海を越えた億四千万冊」
When Books Went to War : The Stories That Helped Us Win World War Ⅱ
モリー・グプティル・マニング
(アメリカ)
Molly Guptill Manning
第二次世界大戦中、米軍は兵士たちのために1億4000万冊もの本を送りました。
そのほとんどは、「兵隊文庫」として印刷された「本」でした。
ナチスの「焚書作戦」に立ち向かった図書館戦争の真実に迫ります!
 
「ドローンランド」
 Drohnenland
トム・ヒレンブラント(ドイツ)
Tom Hillenbrand
様々なドローンによって監視される社会
その膨大な情報によって仮想空間化された世界を使って操作する刑事の活躍
 
2015年
<芥川賞>小野正嗣「九年前の祈り」
<直木賞>西加奈子「サラバ!」
「テロ Terror」  フェルディナント・フォン・シーラッハ
Ferdinand von Schirach 
飛行機をハイジャックしての自爆テロに対し、それを空中でミサイル攻撃
パイロットの判断は正しかったのか?反テロ対策とは? 
 
「長くなるのでまたにする」 宮沢章夫(日本) じつにくだらなくて笑っちゃうエッセイです。詳細については長くなるのでまた・・・  
ナチュラル・ボーン・ヒーローズ Natural Born Heroes」 クリストファー・マクドゥーガル(米) Christopher McDougall 人類が失った”野生”のスキルをめぐる冒険  
2084 世界の終わり
2084 LA FIN DU MONDE
ブアレム・サンサル(アルジェリア)
Boualem Sansal 
オーウェルの「1984年」から100年後の未来
イスラム系の原理主義指導者が「ビッグブラザー」になった世界とは?
 
 「ヌメロ・ゼロ Numero Zero ウンベルト・エーコ(イタリア)
Umberto Eco
「知の巨人」が残した最後の小説
「フェイク・ニュース」を生んだ21世紀マスコミ界への警告の書
 
ピュリティ
Purity 
ジョナサン・フレンゼン(米)
Jonathan Franzen
現代アメリカを舞台にした家族の再誕生の物語
フリーダム」に続く分厚い傑作、大河小説
 
「忘れられた巨人」
The Buried Giant
カズオ・イシグロ(イギリス)
Kazuo Ishigro
著者初のファンタジー小説  
2016年 
「ゲリラ」 Guerilla ローラン・オベルトーヌ(フランス)
Laurent Obertone
近未来のパリを舞台に移民社会と政府が衝突し、フランス全土が内戦状態となる
リアルで残虐なバイオレンスSF小説
 
ヴェネチアの出版人
El impresor de Venecia  
ハビエル・アスペイティア(イタリア)
Javier Azpeitia
近代商業出版の先駆者となった人物の伝記  
全裸監督 村西とおる伝 本橋信宏(日本) 日本のAV界をリードし続けたカリスマ監督、村西とおる
その波乱に満ちた人生を追ったドキュメント 
連続ドラマ「全裸監督」 
2017年
「Ank : a mirroring ape」  佐藤究(日本)
Kiwamu Sato 
京都市内で暴動が発生、人々がお互いに殺し合うことで死傷者が出続けます。その原因は類人猿研究施設から逃亡した一匹の猿でした!なぜ?謎解きの壮絶な暴力描写が一気に読ませるSFエンターテイメント小説!   
「海の歴史」  ジャック・アタリ(フランス)  海の支配権と船舶の進化からみた世界史   
「ゲッペルスと私」
ナチ宣伝相秘書の独白 
ブルンヒルデ・ポムゼル
トーレ・D・ハンゼン(ドイツ) 
ナチス・ドイツ宣伝相だったゲッペルスの元で秘書として働いたポムゼルの記憶 
トランプ政権に象徴される危険な現代への警告の書として重要な作品
(監)クリスティアン・クレーネスほか(撮)フランク・ヴァンブフトほか
2016年ドキュメンタリー映画(オーストリア)
構造素子」  樋口恭介(日本)  入れ子状態に物語が展開し、永遠に続くSF小説   
スウィングしなけりゃ意味がない」 佐藤亜紀(日本) 終戦間近のドイツ第二の都市ハンブルグを舞台にした歴史娯楽小説の傑作!  
数字が明かす小説の秘密 Nabokov's Favorite World Is Mauve ベン・ブラット Ben Blatt(アメリカ)  スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで
統計学によって小説の個性を分析するという異色の試み
実に面白い研究書です。でも、小説家になりたい人は読まなくていいです。
 
「西洋の終わり」
The Fate of the West 
ビル・エモット(イギリス)
Bill Emmott 
経済・社会学から見た世界の危機の原因は?
西洋文明が生み出した「自由主義世界」の弱点、改善点とは?
 
「たゆたえども沈まず」
Flutuat Nec Mergitur 
原田マハ(日本) ゴッホとテオの兄弟と日本から来た画商、林忠正   
ナチスから図書館を守った人たち 」The Book Smegglers デヴィッド・E・フィッシュマン David E. Fishman(アメリカ) (訳)羽田詩津子
ユダヤ文化の本を守ろうとした「紙部隊」の長い長い闘いの日々
 
花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生 デイヴィッド・グラン(アメリカ)
David Grann
Killers of the Flower Moon The Osage Murders and the Birth of the FBI
石油によって富を得たアメリカ先住民たちが次々と殺害。その犯人は誰か?
(監)マーティン・スコセッシ
(出)レオナルド・ディカプリオ
「娘について」
About My Daughter
キム・ヘジン(韓国)
Kim Hyejin
老人介護施設で働く60代女性と同性愛者の娘
様々社会問題を描く重いけれど力強い小説です
 
2018年
「海の乙女の惜しみなさ」
The Largesse of the Sea Maiden
デニス・ジョンソン(米)
Denis Johnson
中編小説集
「ドッペルゲンガー、ポルターガイスト」は、エルヴィスは兵役後、双子の兄弟と入れ替わったという珍説で魅力的!
 
「虐殺のスイッチ」 森達也(日本)
Tatsya Mori 
なぜ心優しい人が人を殺せるのか?
なぜ大虐殺が世界各地で起きるのか?その心のメカニズムとは? 
「巨大なラジオ/泳ぐ人」
The Stories of John Cheever 
ジョン・チーヴァ―(米)
John Cheever
翻訳は村上春樹
1950~1960年代アメリカ東海岸の郊外住宅地を舞台にした短編小説集
(監)フランク・ペリー、シドニー・ポラック(出)バート・ランカスター
1968年ニューシネマ初期の不条理劇
「クレネルのサマー・キャンプ」
Keller's Happy Campers and
Other Stories 
エトガル・ケレット(イスラエル)  翻訳は母袋夏生
自殺者だけがいる天国?を描いた表題作など、「死」にこだわった作品集
イスラエルという国の人びとがいかに「死」と近いのか?不思議な世界です。 
 
世界不死計画
Une vie sans fin 
フレデリック・ベグベデ(フランス)
Frederic Beigbeder
人が不老不死になるにはどうすれば良いのか?
現代医学の最先端でどこまで可能かを問う異色の小説
 
「トウモロコシの種蒔き」シャーウッド・アンダーソン短編集  シャーウッド・アンダーソン(米)
Sherwood Anderson
後藤健治(訳)20世紀前半に発表された短編集の復刻
「シャーウッド・アンダーソンは我々の世代のあらゆるアメリカ人作家の父親である」
ヘミングウェイが最も重要と評価していたハードボイルドの原点的な作家 
 
「とても短い長い歳月」
The Portable Furukawa 
古川日出男
Hideo Furukawa 
短編小説だけでなく長編小説からの抜粋も選び出して一冊にまとめた本
見事に一冊の本になっているのは、この作家の一貫性の成せる技 
 
「ふたつのオリンピック
東京1964/2020」
Two Olympics 
ロバート・ホワイティング(米)
Robert Whiting 
1962年に米兵として来日し、日本の昭和・平成を見続けてきた元祖日本オタク
「菊とバット」「東京アンダーワールド」の著者の伝記であり、東京近代史
「日本VSアメリカ」文化論であり「昭和日本文化史」として必読の書!
 
「脇役本」  濱田研(日本)
Ken Hamada 
脇役俳優の名鑑ではなく、脇役俳優が書いた本の本!
これはマニアックです。希少本を集めた希少本。 
 
2019年
「ある作家の夕刻」
フィッツジェラルド後期作品集 
スコット・フィッツジェラルド
(米)Scott Fitzerald
スコット・フィッツジェラルド後期の作品から村上春樹が選び翻訳した作品集。
エッセイもあり人生の落日が見える内容
オーガ(ニ)ズム
Orga(ni)sm
阿部和重(日本)  菖蒲家シリーズの完結篇
2014年神町への首都移転から2040年日本国の消滅
「シンセミア」、「ピストルズ」などが完結 
 
「カゲロボ」 Kagerobo  木皿泉(日本)
Izumi Kisara
人々と守るために密かに作られたカゲロボのサービスとは?
人間型だけでなく、猫型、金魚型、箱型など「心温まる不思議ファンタジーSF」
 
「キュー」 上田岳弘(日本)  並行宇宙SF、終末SF、くり返し宇宙SF・・・   
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