<佐野元春がいた世界>
 佐野元春の代表作が誕生した時代にタイムスリップ。
 伝説的名盤を改めて聞き直すために、その時代、その場所へと時間を巻き戻そうと思います。

<Back To Tokyo at 1980>
アルバム「Back To The Street」

<混沌の世界>
1980年という年は、色々な意味で世界が混沌としていて、僕にとっては新型コロナで世界が変わった2020年よりも不安に満ちた年でした。
前年のソ連軍のアフガニスタン侵攻に対し、アメリカだけでなく世界の多くの国が反発。その影響で様々なことが世界中で起きました。
日本も含めた西側諸国によるモスクワ・オリンピックのボイコット。
アメリカではタカ派のロナルド・レーガンが大統領に選出され、ソ連との対決姿勢が一触即発の状態になります。
イランのアメリカ大使館占拠事件も前年から続いていて、救出作戦に失敗。事態はさらに悪化していました。
イスラム原理主義の指導者ホメイニ氏によるイラン・イスラム革命が始まり、イスラム過激派による暴力の時代が始まります。
ヨーロッパではポーランドで自主管理労組「連帯」が誕生し、社会主義国における民主化運動が始まろうとしていました。
多民族国家ユーゴスラビアをまとめていたカリスマ指導者チトーの死去により、セルビア紛争など東欧の混乱が始まります。
前年の「ソウルの春」から韓国で光州事件発生し、多くの学生、労働者が犠牲となります。
中国ベトナムの国境紛争から戦闘状態へ
イラン・イラク戦争
CNNが放送開始

<日本では>
漫才ブーム始まる。
竹の子族ブーム。
ポール・マッカートニーが成田空港で大麻所持で逮捕。
日本車の生産台数世界一に。
ガンプラ、ウォシュレット、チョロQ、パックマン、ポカリスウェット登場
任天堂「ゲーム&ウォッチ」
ルービック・キューブが大ブレイク
金属バット殺人事件(校内暴力、家庭内暴力が急増)
ビック・カメラ、ドン・キホーテ、「無印良品」、スタジオ・アルタ
レンタル・レコード店登場。

<死と再生>
ジョン・レノン(享年40歳)
ウラジミール・ヴィソツキー(享年42歳)
「ソ連のボブ・ディラン」とも呼ばれた存在。生前一枚のレコードも詩集も発表できなかったが、カセットテープなどで大衆の英雄となった。
イアン・カーティス(享年23歳)(ジョイ・ディビジョン)
キース・ゴッドショウ(享年32歳)(グレイトフル・デッド)
ボン・スコット(享年33歳)(AC/DC)
トミー・コールドウェル(享年30歳)(マーシャル・タッカー・バンド)
ティム・ハーディン(享年39歳))
ジョン・ボーナム(享年33歳)(レッドツェッペリン)
O・V・ライト(享年41歳)
プロフェッサー・ルングヘア(享年61歳)
カルト―ラ(享年72歳)
ヴィニシウス・ジ・モライス(享年66歳)
ギャビー・パヒヌイ(享年59歳)
木田高介(享年31歳)(元ジャックス)

<J-ロック時代の始まり>
RCサクセションが「雨上がりの夜空に」収録の「ラプソディ」
山下達郎「ライド・オン・タイム」
山下久美子「バスルームから愛をこめて」
サンディ「イ―ティン・プレジャー」
EPO[ダウンタウン」
<J-テクノ>
YMOのアルバム「増殖」、シングル「ライディーン」が大ヒット
ジューシー・フルーツ「ジェニーはご機嫌ななめ」、ヒカシュー「ヒカシュー」、プラスチックス「ウェルカム・プラスチックス
<J-パンク>
フリクション「軋轢」
遠藤ミチロウがスターリン結成
<歌謡曲メガヒット連発の年>
山口百恵引退
「雨の慕情」八代亜紀
「ふたり酒」川中美幸
「異邦人」久保田早紀
「別れても好きな人」ロス・インディオス&シルビア
「贈る言葉」海援隊
「大都会」クリスタル・キング
「ダンシング・オールナイト」もんた&ブラザース
「さよなら」オフコース
「昴」谷村新司
「順子」長渕剛
「パープルタウン」八神純子
「青い珊瑚礁」松田聖子
「哀愁でいと」「ハッとして!Good」田原俊彦
「不思議なピーチパイ」竹内まりや
「TOKIO」沢田研二
「恋」「人生の空から」松山千春


<Back To New York at 1984>
アルバム「VISITORS」
<ヒップホップ・カルチャーブレイク直前ののNY>
ロサンゼルス・オリンピック開催
映画「フラッシュダンス」大ヒット
アップル社「マッキントッシュ」が大ブレイク
エイズの死者が急増
大韓航空機撃墜事件
フィリピンで野党指導者アキノ氏暗殺事件
ヴェトナム軍がカンボジアのポルポト政権を攻撃
任天堂ファミコン発売開始
マリオ・ブラザース
G-ショック、カロリーメイト、ミネラル・ウォーター
TUTAYA一号店オープン
青函トンネル開通
日韓首脳会談実現(中曽根、全斗煥)
戸塚ヨットスクール事件
ロナルド・レーガン訪日
「おしん」大ブーム
東京ディズニーランド開業
OA病
「拒食症」(カレン・カーペンターの死)
「おたくの研究」中森明夫(「オタク元年」)
「構造と力」浅田彰
「チベットのモーツァルト」中沢新一
映画「ストップ・メイキング・センス」ミュージック・ビデオの傑作誕生
映画「ワイルド・スタイル」公開
映画「ビート・ストリート」公開
コーセーが男性用化粧品を発売開始
ナイキ社「エア・ジョーダン」発売開始ハイテク・スニーカー誕生
ランDMCがアディダスのジャージ、スニーカーを着用し、ジャージがファッションのトレンドに!

<J-ポップ>
スカウト番組「スター誕生」放送終了
「長良川艶歌」五木ひろし
「北酒場」細川たかし
「飾りじゃないのよ涙は」中森明菜
「ワインレッドの心」安全地帯
「いっそセレナーデ」井上陽水
「ジュリアに傷心」「涙のリクエスト」チェッカーズ
「ロックン・ルージュ」松田聖子
「桃色吐息」高橋真梨子
「もしも明日が・・・」わらべ
「モニカ」吉川晃司
「ヤマトナデシコ七変化」小泉今日子
「雨音はショパンの調べ」小林麻美
「ミス・ブランニューデイ」サザンオールスターズ



<Back To London at 1989>
アルバム「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」
<ソ連崩壊前ののヨーロッパ>
ベルリンの壁の撤去始まる。
天安門事件
天皇崩御から平成へ
消費税3%導入
シェフィールド競技場でフーリガンが原因の事故(94人死亡)
ブラック・マンデー(1987年)
映画「ベルリン天使の詩」公開
ダライ・ラマ14世がノーベル平和賞受賞
幼女連続誘拐殺人事件の犯人・宮崎勤逮捕
坂本弁護士一家誘拐事件(オウム真理教の犯行)
「セクシャル・ハラスメント」
「24時間戦えますか?」
任天堂の携帯ゲーム機「ゲーム・ボーイ」発売
昭和天皇が死んで昭和が終わり、手塚治虫が死んでマンガが終わり、松下幸之助が死んだ日本的経営も終わり、美空ひばりが死んで歌謡曲も終わった。
「いかすバンド天国」の人気からバンドブーム到来
(フライング・キッズ、クスクス、ビギン、たま、マルコシアス・バンプ
MTV「アンプラグド・シリーズ」始まる
映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」公開
第一回山形国際ドキュメンタリー映画祭
ロンドン・デザイン・ミュージアム開館
「渋カジ」ブームが本格化(アメリカン・カジュアルとルイ・ヴィトン)
「渋谷系」音楽の時代
「TSUGUMI」など、よしもとばななブーム
中島みゆき「夜会」スタート
「淋しい熱帯魚」Wink
「黄砂に吹かれて」工藤静香
「クリスマス・イブ」山下達郎
「ダイヤモンド」「世界で一番暑い夏」プリンセス・プリンセス
「目を閉じておいでよ」バービー・ボーイズ
「さよならベイビー」サザン・オールスターズ
「とんぼ」長渕剛
「Be My Baby」Complex
「太陽がいっぱい」光GENJI
「デイ・ドリーム・ビリーバーズ」ザ・タイマーズ
「ラブ・ソング」チャゲ&アスカ
「川の流れのように」美空ひばり」


<Back To Woodstock at 1997>
アルバム「THE BARN」
<世界同時多発時代の始まり>
世界同時株安(きっかけはタイでの変動相場制導入からの通貨危機)
地球温暖化防止京都会議
主要先進国首脳会議にロシアが初参加
欧州連合の単一通貨ユーロ誕生
エジプトで観光客をターゲットにしたテロ事件
トヨタのハイブリッドカー「プリウス」が世界発売
中国共産党が株式制導入を発表
香港が中国復帰
金正日が朝鮮労働党総書記に就任
英国でクローン羊の誕生が発表される
ダイアナ元英国皇太子妃が交通事故死
インドネシアで新種のシーラカンス発見

「たまごっち」ブーム
カフェ・ブームの火付け役となる「バワリー・キッチン」オープン
土井隆雄が日本人初の宇宙遊泳
アレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズ死去
「ポケットモンスター」放送開始(翌年からアメリカでも)
映画「もののけ姫」宮崎駿
「週刊アスキー」創刊
「うなぎ」カンヌ国際映画祭パルムドール
「HANA-BI」ベネチア国際映画祭金獅子賞

"Being There" Wilco (アメリカン・ニュー・ルーツ・ロックの代表的バンド)
"Blue Moon Swamp" John Fogerty
C.C.R.のリーダー、忘れた頃に登場、ルーツ・ロックの流れにもピッタリ)
"Time Out Of Mind" Bob Dylan
"Whatever And Ever Amen" Ben Folds Five
"Vanishing Point" Primal Scream
"Heavy Soul" Paul Weller
"Other Songs" Ron Sexsmith
"Slip Stitch And Pass" Phish


<J-ポップ>
第一回フジロック開催
音楽ソフト売り上げ4億8千万枚で史上最高
小室哲哉時代のピーク
「Can You Celebrate ?」安室奈美恵
「White Love」Speed
「PRIDE」今井美樹
「Glass」河村隆一
「Calling 」B'z
「Hate Tell A Lie」華原朋美
「硝子の少年」Kinki Kids
「ひだまりの詩」Le Couple
「Everything(It's You)」Mr.Children
「FACE」globe
「HOWEVER」GLAY
「セロリ」SMAP
「明日、春が来たら」松たか子
「白い雲の伝説」猿岩石

アイ・クッド・ビー・フリー」原田知世
宇宙 日本 世田谷 フィッシュマンズ
A」 電気グルーブ(いよいよブレイク和製テクノ・ビート)
狼惑星」 ギターウルフ(世界もびっくり、ワイルド・ギター・サウンド)
硝子の少年」 Kinki Kids
現在時刻」 K-Dub Shine
"Go! Go! Heaven" SPEED
ジュニア・スウィート」Chara
ショッピング」 井上陽水奥田民生
チキン・ゾンビーズ」 ミシェル・ガン・エレファント
(けっして新しくないけど、実にかっこいいモッズ・サウンド)
トロポポーズ」シアター・ブルック
ファンタズマFantasma」 コーネリアス(世界に通じるサンプリング・ポップの傑作)
ザ・パワー・ソース」 ジュディ・アンド・マリー
"Peachberry" 森高千里
ヘブンズ・キッチン」Bonnie Pink
"HOME" 山崎まさよし
"Levelers Ching Dong" ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
"Clover" スガ・シカオ