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<感想>

<スペインVSオランダ>7月12日(1-0 スペイン勝利!)
 前半は、立ち上がりスペインのペースでセルヒオ・ラモスのヘディング・シュートであわやというチャンスもありました。しかし、20分を過ぎた頃には、オランダの守備、特にスナイデルのシャビへのチェックが効き始め、オランダ・ペースになりました。イエロー・カードがそれぞれに出てよい所を潰しあいガチガチの試合展開。やはりここまで来ると勝つことを重視してしまうのか?かなり両チームとも熱くなっていました。(レフリーにとっては大変な試合になりましたが、素晴らしいジャッジングだったと思います)
 先ずはオランダが支配した感じの前半だったといえます。
 後半は、ヘスス・ナバス、セスク・ファブレガス二人の交代も効き、サイドから崩せるようになったスペインがしだいに押し気味の展開になりました。しかし、オランダにもチャンスはあり、ロッベンが一人で奮闘。それをカシージャズが一人で最後のところでなんとか防ぎました。前半は動きが鋭かったオランダも守りに疲れたのか、しだいに勢いを失いつつありました。
 全体を通じて特筆すべきは、スペインのパス・サッカーは攻撃だけのためのものではなく守備のためのものでもあるということでしょう。彼らは敵のボールを単純に蹴り出すということをせず、常にパスする相手を探しています。それが相手の攻撃を殺し、相手に疲労を生じさせ、最後には得点を生み出すわけです。
 延長は、ついにフェルナンド・トーレスが登場。オランダの守りの陣形はさらに広げられることになり、スペースを得たスペイン攻撃陣が後半以上にペースを握り、ほとんど攻め続けることになりました。ついに一人退場者(ハイティンガー)を出したオランダに勝ち目はほとんどなくなっていたと思います。最後は、小さな巨人イニエスタのシュートで決まり。

 世界各地でサッカーをやっている子供たちにとって、スペインが見せたサッカー・スタイルが大きなる目標になることは、サッカー界全体の未来にとって素晴らしいことだと思います。サッカーが美しいプレー・スタイルで勝利を収めることができるスポーツであることは、本当に重要なことです。今大会のスペイン・サッカーは、ある意味そうした理想的な「芸術」の域に達したものとして長く語り継がれることになるでしょう。めでたしめでたし!
 頭突きでもなく、PKでもなく、フリーキックでもなく、流れるような美しい展開から生まれた得点によって勝負がつく、そうでなきゃ!面白くないでしょ!世界各地でこの試合を見た選手、監督たちは、どんなことを考えているでしょうか?

<スペインVSドイツ>7月8日(1-0 スペイン勝利!)
 前半は、両チームともに今まで見られなかった「らしい闘いぶり」でした。スペインは得意の「パス・サッカー」、ドイツはしっかり守ってからの「カウンター・サッカー」。スペインが今までできていなかったパス回しができたのは、ドイツの疲れからか、戦術なのか?終わってみると、それはチーム全体の調子が上がってきた結果だったようです。試合後のインタビューでドイツのレーヴ監督が今日のスペインは最強の相手だったといっていたのですから、やはりそうなのでしょう。ドイツは、スペインにボールを自由に回されたため、これまでできていたどんどん押し上げる走るサッカーは影を潜めてしまいました。それは戦術だったのか?その答えは後半明らかになりました。
 フェルナンド・トーレスに変わって出場のバルサのペドロが活躍。それに対し、ドイツは今大会4得点のミューラーが出場停止。その差もあるのか?
 アナウンサーが何度か、スペインのことをバルサと間違え言っていました。ビジャ(今期バルサ入り)も含め7人がバルサなので、そう見えてもしかたないか?

 後半は立ち上がりから激しい展開になりました。お互いにチャンスをつくりシュートが出始め、均衡状態から面白い闘いになり、30分を前についにプジョルが根性をぶつける豪快ヘディングシュートで先制!テクニックで奪えなかった得点をプジョルの気合で奪うとは、意外な展開でした。
 一気に試合はヒート・アップ。最近その力が衰えたとも言われる「ゲルマン魂」の見せ所がやってきましたが、今回もそうは行きませんでした。
 最後はまるで2年前のヨーロッパ選手権を再現しているかのようにスペインのパスが回りだし、ドイツはほとんど何もできなくなりました。あんなに強かったドイツがここまで何もできないとは!スペインのパス・サッカーは攻撃にだけ生かされるのではなく守備にも生かされていることが証明された気がします。
 ヨハン・クライフとトータル・フットボールの故郷オランダ、ヨハン・クライフが移り住みトータル・フットボールで世界一に輝いたバルサのある国スペイン。どちらが勝つにしても、ヨハン・クライフの理想とするトータル・フットボールが世界を征するという長年の夢がついに実現することになりました。さて、彼はどちらのチームを応援するのでしょうか?どちらが勝っても今大会は世界中のサッカー・ファンにとって忘れられない大会になりそうです。決勝戦では、サッカー・ファンにとって後々語り草になるようなスペクカクルなサッカーを見せてもらえるはず!期待しましょう。
 そうそうこの試合たしかイエローカードが一枚も出なかったはず。ファール自体が非常に少ない実に気持ちのいいフェアーな試合でした。たぶん決勝戦もそうなるのではないでしょうか。

<オランダVSウルグアイ>7月7日(3-2 オランダ勝利)
 今大会での日本の闘いぶりを思わせるウルグアイの試合運びはさすがでした。その中で本田的役割のフォルランは、さすがはスペイン・リーグの得点王だった選手です。それに、とにかくウルグアイは良く走りました。今大会でもっとも長い距離を走ったのがウルグアイというデータがあるそうです。サッカーというスポーツはパス回しやドリブルのテクニックなど、技術も必要ですが、何より長く走り続けられることこそ最も重要な要素であることを証明したともいえます。正直、オランダの応援をしていたのですが、途中からウルグアイに勝たせてもいいかなという感じさえもたされる素晴らしい闘いでした。最後まであきらめない姿勢に感動でした。ご苦労様!
 これぞワールドカップ!という試合を見せてもらいました。ありがとうございます。
 それにしても、オランダが決勝まで残るとは、これまでのワールドカップの歴史を知る人ほど驚きかもしれません。ヨハン・クライフ万歳!トータル・フットボール万歳!

<ドイツVSアルゼンチン>7月3日(4-0 ドイツ大勝)
 まるで前日のブラジルの敗戦のようにアルゼンチンもまたドイツにリードされたことに冷静な対応ができず、逆に失点を重ねてしまいました。それにしても、ドイツは勝って当然の顔ぶれといえるほど、優秀な選手がそろいました。ベテランのクローゼに新参者のエジル、それに若いのに経験豊富なポドルスキー、シュバインシュタイガー、ラームなど、体力だけでなく経験と知力もそなえたチームが、試合後とに実力を発揮。強いはずです。天才とカリスマが率いるチームを粉砕して、いよいよスペインとの対決。楽しみです。スペインにとっては手ごわい相手になりそうです。

<オランダVSブラジル>7月2日(2-1 オランダ逆転勝利!)
 守り重視で常に先制逃げ切り勝利だったブラジルが始めて追いつかれました。そうなった時、どうしたらいいのか?応用力が不足していたのか?非常時に自ら判断して行動する選手個々の能力が育っていなかったのか?
 結局、焦りが出てしまい、冷静さを失ってのミスやファールによる一発退場が続いてボロボロになってしまいました。すべてが悪い方向へと向かったといえます。取れる時に、もう一点とっていれば・・・ということもできますが、やはり優勝に値するチームではなかったと考えるべきでしょう。
 大人の闘いができるチームとそうでないチームの差が出たのかもしれません。最後はノーガードの殴り合いという、まさに究極のワールドカップ的試合でした。前半の内容では一方的なブラジル・ペースだったのに・・・。強いチームでも、一つ歯車が狂うだけでガタガタと崩れる可能性があることを証明した試合になりました。
 ロッベン、カイト、スナイデルの三人は、後半になって見事に実力を発揮。それに対してブラジルは完全にペースを失い最悪の状態になってしまいました。元々面白くないチームと言われていたブラジルが、クライフ時代も含め、面白いサッカーをするのに勝てないオランダに負けてしまうとは!なんという運命の皮肉でしょう。
 チームを落ち着かせることができなかったのは、監督の責任も大きいはずです。ベスト8まで来たとはいえ、これではドゥンガ監督帰っても批判を浴びることになるかもしれません。ベスト8まで残っても、岡田監督のように評価されることにはならない。ブラジルは厳しいです。

<ベスト8決定>
 いよいよベスト8が出揃いました。フランス、イタリア、イングランドの敗北はあったものの、やはり残るべきところが残った感じでしょうか。
 今大会の特徴として言えるのは、涼しい場所での大会ということもあり選手のコンディションが保たれているように思います。怪我人も少なく、どのチームもベスト・メンバーがそのまま活躍を続けています。そのため、勝ち残ってきたチームの調子はどこも上り調子です。この調子なら、残りの試合でも素晴らしいプレーが期待できそうです。多くの大会では、疲労や怪我などのため、どのチームも少しずつ調子を落として、決勝戦や準決勝はあまり良い試合がありませんでしたが、今回はそうならないかもしれません。 
 日本とパラグアイの試合の影に隠れてしまいましたが、スペインとポルトガルの試合は素晴らしい内容でした。さすがは、世界ランク2位、3位の戦い、日本に比べると技術的にも、体力的にも、ワンランク上だったと思います。もし、PKで日本が勝っていたとしても、スペイン相手では3-0ぐらいで負けたのではないでしょうか?まだまだ力の差はあります。

<パラグアイVS日本>6月29日(0-0 PK戦パラグアイ5-3勝利)
 良くやってくれました。PK戦はくじ引きと同じです。試合内容が、守り一辺倒ではなく、攻める場面も多く十分に素晴らしい戦いだったと思います。
 それにしても、6月11日から17日に渡って日本チームがワールド・カップの場で活躍できたことに感謝です。
 最後の試合が悔いの残らない試合になったのは、何よりです。
 うちの子が憧れている中村憲吾が大事なこの試合に出場できたことにも大いに満足しています。良かった。彼も何かを学んだはずです。
 ワールドカップの場を笑顔で去れるのは一カ国だけです。多くの国は涙と怒り悔やしさと不完全燃焼の気持ちを持ち帰るのです。イタリアやフランスのように最悪のワールドカップだってありえるのです。そんな中、悔しさはあっても、やりきったという気持ちを持ち帰れることは、本当に幸いなことです。彼らの今の気持ちが日本中の人々に伝わったとしたら、明日からの日本は大きく変わるのではないでしょうか?
 物事は、悔いなく一生懸命やらないと。そうすれば、失敗しても許しあえるし、優しくなれるはず。

 それにしても今の僕の問題は、これから眠れるかどうかです・・・・。それにまだワールドカップは終わったわけではないのです!

<オランダVSスロバキア>6月28日(2-1 オランダ勝利)
<ブラジルVSチリ>6月28日(3-0 ブラジル勝利)
 ロッベンが戻ったオランダともし日本が予選リーグであたっていたら・・・、1失点ですんだかどうか?そう考えると、やはり日本には運も見方している気がします。カカが戻ったブラジルも文句なしに強い!
 そう考えると、今日パラグアイと対戦する日本は対戦相手にも恵まれたことになります。次だって、まだアルゼンチン、ブラジル、オランダとは当たらないのですから、ベスト4への史上最大のチャンスかもしれません。もう気持ちは夜の世紀の対戦に・・・。テレビの視聴率60パーセントを越えるのか?

<ドイツVSイングランド>6月27日(4-1 ドイツ勝利)
 ランパードのシュート入ってましたね。あれが入っていて2−2同点になっていれば、・・・たぶん、全然違う試合展開になっていたかもしれません。どうもイングランドはいざという時の判定に恵まれていないようですね。それに比べるとドイツは結局勝ち残る運命にあるようです。

<ウルグアイVS韓国>6月26日( 2-1 ウルグアイ勝利)
 韓国はあと一歩でした。日本VSパラグアイと似た感じの試合かもしれません。幸いにして、パラグアイの方が格下。韓国があれだけできるなら日本はもっとできるはず。でも、日本はまだワールドカップで南米のチームに勝ったことがないとか。ここで先ずはそのデータを消したいですね。

<ガーナVSアメリカ>6月26日(2-1延長 ガーナ勝利)
 アメリカの組織力に匹敵する守りをみせたガーナが最後にアメリカにはない個人の高い能力で勝負をつけました。この大会では今で見られなかったアフリカの身体能力の高さを、最後に残ったチームがやっと証明してみせました。南アフリカでやった意味があったというものです。

<ポルトガルVSブラジル>6月25日(0-0引き分け)
 世界最高峰が試合をするからといって世界最高の試合になるわけではない。そんな試合でした。お互いに良い部分を打ち消しあい、なおかつ、勝たなくても良い試合となれば、この程度の試合になる。そんな感じでしょうか。これなら間違いなく日本の試合の方が素敵でした。だから、子供たちのサッカー大会だって見ると十分に面白いんですよね。

<スペインVSチリ>6月25日(スペイン2-1 勝利)
 次々とヨーロッパのチームが去ってゆく中、最も期待されていたスペインがやっと眠りから目をさましたようです。良かった、良かった。しかし、そのおかげで、日本がパラグアイに勝つとそのスペインと当たることに。ベスト4の前に最強の敵が立ちはだかることになりそうです。

<日本VSデンマーク>6月24日(3-1 日本勝利)
 最高の試合でした。やはり得失点差でリードしていたのは大きかった。デンマークが前がかりのぶん、攻めやすかった。とはいえ、選手全員の動きが連動性、スピード、耐久性、どれをとっても最高でした。これでいよいよ日本サッカーへの海外メディアの目も変わるかもしれません。
 次の試合は、イタリアのはずがパラグアイ。これもまたいい流れかもしれません。ベスト4へのチャンス到来か?
 それにしても、岡田監督をさんざん批判していたマスコミ、ファンはそう懺悔ですね。もちろん、僕もその一人です。

「岡田監督、申し訳ありませんでした!」

<イングランドVSスロベニア>6月23日(1-0 イングランド勝利)
 イングランドの気合をみました。ジョン・テリーの身体を張ったダイビング・ディフェンスには感動してしまいました。イングランドがなりふり構わず勝つことにこだわった今大会屈指の好試合だったと思います。ルーニーのシュートを指先で弾いたスロベニアのキーパーも凄かった。

<アルゼンチンVSギリシャ>6月22日(2-0 アルゼンチン勝利)
 この大会、今まで南米代表のチーム(アルゼンチン、ブラジル、チリ、ウルグアイ、パラグアイ)は、なんとまだ負け知らずです!これって歴史的な展開かも!
なおかつ、北アメリカ、中米のチームでも決勝リーグに残れないのはホンジュラスだけかもしれません。これもまた凄い。決勝リーグでのヨーロッパ勢巻き返しなるか?

<南アフリカVSフランス>6月22日(2-1 南アフリカほろにが勝利)
 フランスのドメネク監督は10億円の給料をもらっているそうです。それに比べて、ブラジルのドゥンガ監督やアルゼンチンのマラドーナ監督は9000万ぐらいで、日本の岡田監督が1億ぐらいとのこと。お金をつぎ込めば確かに強くなれるのもですが、それにも限界があるわけです。
 南アフリカもフランスに勝ったこと自体大金星のはずが、なんともほろ苦い勝利になりました。

<ポルトガルVS北朝鮮>6月21日(7-0 ポルトガル勝利)
 いやあ、ポルトガル凄かった!世界ランク3位は伊達ではなかったようです。ちょっとした緊張の糸が切れてしまうと、日本だってこうならないとは限りません。心してデンマーク戦に臨まないと。でも北朝鮮の選手は帰って大丈夫だろうか?心配です。
 とはいえ、ポルトガルの美しいサッカーが決勝リーグでも見られればうれしい限りです。

<パラグアイVSスロバキア>6月20日(2-0 パラグアイ勝利)
 今大会をある意味象徴するような試合でした。北半球の南米が活躍しヨーロッパが退潮。予選でも好調だったパラグアイの活躍はまだまだ続きそうです。パラグアイとウルグアイという南米の古豪が両方活躍するのは実に久々!この調子だと、今回の大会は南米大陸のための大会になってしまうかもしれません。予選リーグが二試合終わった段階で、決勝リーグ進出を決めたのがオランダだけ!これはたぶんワールドカップの歴史上初ではないでしょうか?でもそのおかげで楽しい面白いサッカーを見られることになりそうなので、サッカー・ファンには楽しい大会になるはず。あとはスペインが、しっかりと勝ち残ってくれれば。
 とはいえ、ドイツ、イタリア、イングランドあたりは地道に決勝リーグに残り、じわじわと底力を発揮してべスト8に残ってくるのような気もしますが・・・。楽しみですね。

<オランダVS日本>6月19日(1-0 オランダ勝利)
 よく戦いました。特に点を取られてからの前を向いた積極的な試合運びは、かなりオランダを追い詰めたと思います。でも何度もこれだけの試合ができるかどうかは、難しいかもしれません。それだけに、勝てるか引き分けられる試合はしっかりとものにしておきたかった・・・。とはいえ、デンマークとの試合でもこれだけの試合ができれば、一次リーグ突破は行けると思います。日本の戦いぶりは、海外でも評価されるでしょう。長友は今日も良かった!

<アメリカVSスロベニア>6月18日(2-2 引き分け)
 もしかすると本大会で最も面白い試合がこれかも!2点先行され絶体絶命のピンチだったアメリカが後半2点を取り返しての引き分け。それにしても、アメリカの粘り強さ、精神力はどこからくるのでしょう?かつてのゲルマン魂が最近ではアメリカに乗り移った気がします。そのモチベーションがどこにあるのかが気になります。お金?名誉?単なる勝利への闘争心?バスケットでもなく野球でもなくアメリカン・フットボールでもないサッカーを選んだ時点で、彼らはお金ではない何かを目的に選んだ気がするのですが・・・。彼らのサッカーを見ていると、自由と民族の調和を目指したかつてのアメリカの理想の魂がそこにあるような気がするのですが、どうでしょう。素晴らしいサッカーを見せていただきました。感謝!
 これでこのグループもまた大混戦に突入です。面白すぎるぞ!

<セルビアVSドイツ>6月18日(1-0 セルビア勝利)
 ドイルの一試合目の強さからは、まさかのセルビア勝利!でも、ドイツの平均年齢24歳代というのは、若さゆえの精神的弱さがあるのかもしれません。調子に乗ると強いけど、転ぶと弱いのかも。それに、セルビアは世界ランク15位で前評判的にもダークホースという意見もありましたから、大番狂わせというわけでもないはずです。
 これでオーストラリアにも可能性がでてきました。このグループは得失点差の争いになるかもしれません。

<アルゼンチンVS韓国>6月17日(4-1 アルゼンチン勝利)
 えーと、大会前の私の予想が下に書いてありますが、「イグアインがブレイクすればメッシも生きてアルゼンチンの優勝もありえる」、予想どおりの展開になってきました。いやあ、予想が当たったと自慢しているわけではないんですけどね・・・。(メッシのお膳立てがあり、イグアインはごっつあんだったとはいえハットトリック!達成)
 攻撃的サッカーが売りのスペインは負けてしまいましがた、アルゼンチンはいつものアルゼンチンと違って実に攻撃的で楽しいサッカーを見せてくれています。韓国は強いはずですが、それでもこの結果。日本だったらどうなっていたことか?

<スイスVSスペイン>6月16日(1-0 スイス勝利!?)
 まさかまさかのスイスによる大番狂わせ!世界ランク24位が2位を喰ったのですが、力の差はそんなものではなかったはず・・・。これがサッカーですね。どんなに攻めても一点も取れない可能性は十分にあるスポーツ。これはサッカーならではです。
 とはいっても、スイスは前半から明らかに素晴らしい守りをみせていました。もしかしたら、という雰囲気は確かにありました。体格的にスイスとスペインの差は大きく強引に攻め切れなかったのは、いかんともしがたいところです。ブラジルなら、それができるのですが、やはりスペインは小粒です。
 この番狂わせにより日本にもオランダに勝機はある、と思いたいところですが、体格的に日本はスペインと同じ立場なので、厳しさはさらに増すはずです。同じ戦い方では、厳しいでしょう。日本は守ってカウンターを狙うのではなく、攻め続けて相手に攻撃させないことが重要。そのためには、大変な体力が必要です。それができたら大変なことです。世界を驚愕させることができるでしょう。
 無敵艦隊スペインは最初に負けて危機に追い込まれたことで、逆に優勝に近づいた気がします。これでチームは危機感をもって一丸となり、高くなりすぎていた鼻も折れてちょうど良かったのではないでしょうか。これまでも予選リーグをギリギリ突破したチームが最後には頂点に立つことが多いのです。その点では、初優勝へのシナリオ的には僕は良かったかもしれないと思います。(負け惜しみでもありますが・・・)

<チリVSホンジュラス>6月16日(1-0 チリ勝利)
 チリ、ホンジュラスともに史上最強チームということもあり、良い試合でした。お互いに持ち味を出し合い、今大会では珍しく気持ちの良い打ち合いになりました。両方がラテン系チームということもあったのかもしれません。チリは予選大会でも好調だったのですが、その力が本物だったことを証明したといえます。スペインもこれは油断できませんよ。

<コートジボアールVSポルトガル>6月15日(0-0 引き分け)
 前半はガチガチの守りの試合。後半は積極的な攻撃が展開され見ごたえがありました。ドログバはやはりまだ本調子ではないようですが、これから期待できるでしょう。
 両チームともブラジルに負けて、北朝鮮に勝つと勝ち点でならんでしまうので、勝ちたかったはずです。となれば、ブラジル戦では引き分けるか勝つかしなければならないので、必死のはず。逆にブラジルも厳しい戦いを強いられるでしょう。残りも良い試合になること間違いなしです。やはりこのグループは厳しいです。

<日本VSカメルーン>6月14日
(1-0 日本勝利)
 今日の試合は日本代表がチームとして、ここに来てやっと出来上がったように見えました。
本田のキープ力と決定力。大久保の切れ味。松井の突破力。大黒柱長谷部の安心感。遠藤の余裕を持ったプレイ。長友の体力と集中力。闘利夫の高さと闘争心。中沢のリーダーシップと危険回避能力。阿部のポジショニング。駒野の粘り強さ。川島の気合。みんなが力を発揮することで勝ち取った勝ち点3でした。
 正直、今日の試合はカメルーンの攻撃力のバラバラさに助けられた部分も多分にあったので安心は禁物です。でも、良い試合でした。勝つ時は何もかも良い流れになるものです。流れはきている感じですね。次は「ジャイアント・キリング」を期待しましょう!

<オランダVSデンマーク>6月14日(2-0 オランダ勝利)
 やはりオランダは強い!デンマークもけっして悪かったわけではないのですが・・・。それにしても、スタンドにはクライフ、プラティニ、ジダンが・・・それにスタンドはオレンジ一色でした。やはり南アフリカはオランダにとってホームなのでしょう。これはオランダにとって、史上初の優勝の可能性ありか?

<ガーナVSセルビア>6月13日( 1-0 ガーナ勝利)
(1)ガーナは世界ランク32位、セルビアは15位ですから、今大会初の番狂わせです。試合内容的にも圧倒していましたから、ランキングはそれほど重要ではないということです。アフリカの活躍が望まれる大会だけに良かったと思います。
(2)アフリカのチームには、3着ユニフォームがあるそうです。1着はホーム用、1着はアウェイ用、そしてもうひとつはアフリカ代表チームの統一ユニフォームだそうです。この統一ユニフォームは、アフリカ・チームが勝ち残り、アフリカ全体の応援を一身に受ける時、非常に大きな効果を発揮することになりそうです。楽しみです。

<韓国VSギリシャ>6月12日(2-0 韓国勝利)
(1)世界ランク47位の韓国が13位のギリシャを圧倒。文句なしの勝利でした。世界ランクは関係ないのがよくわかります。ならば、日本が勝てないはずはない!
(2)国の勢いがチーム力にも影響する。ギリシャ国内の混乱はやはりチーム力の低下にも結びついているのでしょう。ヨーロッパ選手権での優勝以降、完全に下降線で歯止めがきかない状態のようです。現実は厳しい・・・。

<アルゼンチンVSナイジェリア>6月12日(1-0 アルゼンチン勝利)
(1)アルゼンチンの圧勝かと思ったら、メッシのシュートがことごとくキーパーにはじかれそのためにいつの間にか厳しい試合になっていました。メッシのシュートは、コースは最高ですが慎重に蹴りすぎているため、ボールに勢いがなかった。試合前から顔が緊張していてまったく笑顔がありませんでしたから、かなり精神的に追い込まれているのでしょう。勝ってもなお、追い込まれるなんて、かわいそう。彼が思いっきり蹴れるのはいつになるのか?
(2)アルゼンチン・サポーターの巨大垂れ幕のひとつに描かれていた二つの顔、それは選手の顔ではなくマラドーナとチェ・ゲバラでした。この二人の神が上から見下ろしているんですから負けられません。
(3)マラドーナ監督、フィールドから出たボールを選手に渡すのに手をいっさい使っていませんでした。いまだ気分は現役なんでしょう。「神の手」は、無駄には使わないのです。
(4)それにしても、メッシやテベスら4人の前戦の選手がいっきに駆け上がるシーンのスピードと迫力は、世界一かもしれません。あとは決めるだけ。

<メキシコVS南アフリカ>6月11日(1 - 1 引き分け)
(1) フリー・キックもセンタリングもほとんどが浮き上がってしまうのは、やはり高地のせいなのでしょう。この影響は今後すべてのチームのプレーに影響を与えるのではないでしょうか?コントロールできないボールによってかえって点が入りずらくなるかもしれません。

(2) メキシコのパスサッカーは、実に美しいです。前半は好調時のスペイン・サッカーを見ているようでした。そこでもし点が入っていれば一方的な試合になっていたかもしれません。前線からのプレッシャーもしっかりしていて日本が見習うべきプレーが随所にありました。

(3) 南アフリカはやはりプレッシャーのために前半は固かったのですが、前半の終盤から実力を発揮し始めました。さすがはパレイラ監督です。(なんで日本はこういう大物監督を呼ばないの?)勝つために必要なことは何かをしっかりと理解したチームに仕上がっています。個々の能力もテクニックもしっかりしています。半年間負けなしの実力は本物でした!

(4) 第一戦から好試合でした。終わってみれば、南アフリカの方が有利な展開で勝ちを逃したというところでしょうか。とはいえ、このグループは、予想どうり大混戦になりそうです。地元南アフリカには勝ってほしかったのですが、昔からメキシコのサッカー・スタイルは好きなんですよね。日本がやるべきサッカーに近いと思うんです。それだけに、まずはどっちも負けなくて良かった。というのが、正直な感想です。



<2010年南アフリカ大会>2010年6月1日
 さて、いよいよ2010年ワールドカップ・サッカー南アフリカ大会が始まります。大会初のアフリカ開催ということで、今までとはまったく異なる展開もありえるでしょう。アジア初開催だった日韓大会の時にも、数多くの番狂わせがあっただけに、今大会でもアフリカ勢の大活躍などの番狂わせがあるかもしれません。
 ただし、季節が逆で気候的にも涼しそうなので、ヨーロッパの国々にとっては有利かもしれません。高温多湿の中で行なわれた日韓大会よりは、レベルの高いプレーが期待できるので、順当にランキング上位のチームが勝つ可能性が高いでしょう。オランダやスペインによる華麗なパス・サッカーを楽しめるのはうれしいし、それが勝利に結びつくなら素晴らしい大会になるはずです。

<スペイン>
 スペインは、ヨーロッパ選手権でピークを迎えてしまったかもしれません。そのため、下り坂に入りつつあり、モチベーション的にも問題があるかもしれません。そうでなくても、スペインは前評判どおりに活躍したためしがないだけに、本番が心配です。しかし、ヨーロッパ選手権、決勝での華麗なパス・サッカーは、芸術の域に達していました。ヨハン・クライフの思い描いていたトータル・サッカーが彼が住むスペインの地でひとつの頂点を迎えつつあります。個人的にも優勝して欲しいチームです。

<ブラジル>
 ブラジルは、闘将ドゥンガ監督のおかげで勝つチームに生まれ変わりつつあります。そのために守り重視の面白くないチームになってしまったという批判もありますが、優勝への最短距離にいるチームといえそうです。ブラジルは経済的にも好調らしく、その国力がサッカーにも生かされつつあるようです。しかし、強くなるほど、ブラジルらしいサッカーの魅力が失われつつあるというのは実に皮肉なことです。

<アルゼンチン>
 アルゼンチンは、マラドーナの監督としての手腕に「?」がついていること、そしてマラドーナ二世と言われるメッシを本家マラドーナが使いきれないのでは?という疑問。というか、メッシを自分の持つ「神の座」に着かせたくないのかもしれません。そんなこんなで、かなり評価が低くなっているのでしょう。でも、イグアインというもうひとりの優れたフォワードがブレイクすると逆にメッシも生きて、予選を勝ち抜くことでチームが成長すれば優勝もありえるかもしれません。南半球での開催ということで、環境的にも有利なはずです。

<イングランド>
 イングランドは、ブラジル、スペインに次いで評価が高いチームです。日本との試合で評価を下げましたが、これだけタレントがそろったのは久しぶりのこと。決勝までいってほしい気がします。南アフリカは、かつては植民地だったこともあり、ある意味ホームに近い土地でもあるので有利かもしれません。ただイングランドは、なぜか本大会では、怪我人やレッドカードによってエースが欠けることが多く、もしルーニーが欠けることになれば、一気にチーム力が落ちてしまう可能性もあります。そうならなければ良いのですが・・・。

<イタリア>
 イタリアは、前回の優勝チームということもあり、実力的にも十分上位進出できるチームです。予選突破は間違いないでしょう。おまけに、つい先日クラブ・チームのヨーロッパ選手権ではセリエAのインテルが見事に並みいる強豪チームを倒して優勝。勢いにのっているはずです。周りからのブーイングにも関らず、彼らの「カテナチオ・サッカー」は健在。前回大会優勝時は、けっして守り一辺倒のチームではなかったと思いますが、イタリアが連続優勝してしまうと、大会は盛り上がらないかもしれません。個人的にイタリア・ファンでありベネトン・ショップをやっている僕としては微妙なところです。
(追記)インテルの優勝メンバーには、実はイタリア人選手が一人もいなかった!後で知りました。イタリア・サッカーの空洞化が進んでいたようです。

<オランダ>
 オランダは、僕が昔から大好きなチームです。しかし、素晴らしいサッカーをしながらも決して勝てないチーム気質は、今回もかわらないのでしょう。オランダを優勝候補にあげる人は、やはり少ないようです。世界ランクから言えば、当然優勝候補のはずなのに・・・。しかし、南アフリカはイギリス同様かつてオランダの植民地だった土地であり、オランダ系の移民が多い土地です。彼らにとっては、準ホームともいえる土地のはずですから、条件的には恵まれているはず。ベスト4は不思議ではないので、期待したいです。オランダが勝ちあがるということは、面白いサッカーが見られるということですから、きっと大会が盛り上がるはずです。

<フランス>
 フランスは、今回はノーマークに近い存在かもしれません。アイルランド戦での疑惑の勝利によって、フランスの人気と評価は最悪の状態になっています。しかし、前回大会で八百長疑惑に揺れていたイタリアがそれを見返すかのように優勝を勝ち取ったように、モチベーションの高いチームは過去
、着実に実績を残しています。そう考えると、フランスは有利なのかもしれません。

<ドイツ>
 ドイツは、名前が挙がろうと、挙がるまいといつの間にかベスト8には残っているチームです。クラブ・チームのヨーロッパ選手権でも、バイエルン・ミュンヘンが大物チームを倒して準優勝しているだけにドイツは十分に上位を狙えるはずです。

<南アフリカ>
 地元アフリカのチームには毎回必ずダーク・ホースと呼ばれる存在があるのですが、今大会はあまり聞こえてきません。開催国の南アフリカは最低でも予選リーグは突破するでしょうが、それ以上の活躍を予想する人はあまりいないようです。
 ついこの間、南アフリカを舞台にした映画「インビクタス - 負けざる者たち-」が公開されました。その中では白人と黒人が未だに分裂状態にある南アフリカにおいて二つの人種が協力して何かを成し遂げることの重要さが描かれていました。しかし、ラグビーというスポーツは、元々白人のものであり、アフリカにおいてはマイナーなスポーツに過ぎません。だからこそ、サッカーのワールドカップを成功させることは、南アフリカ政府にとって重要な課題なのです。当然、チームのモチベーションは、どのチームよりも高いはずです。そう考えると、ランキングなど関係なく、南アフリカが旋風を巻き起こす可能性はかなり高いのではないでしょうか。

<その他>
 ワールドカップの常連で闘い方を知っている中米の強豪メキシコ、かつてヨーロッパ最強だったこともあるユーゴ直系のセルビア、予選をギリギリで通過して気楽に戦えるであろうポルトガルなども上位進出の可能性ありです。
 お隣の韓国は、グループ的にも恵まれていて、日本との戦いぶりから考えても予選突破の可能性はかなりあるでしょう。

<日本>
 さて、問題の日本です。
 ジーコやマラドーナが活躍していた時代からワールドカップ・サッカーを見てきた世代としては、日本が出場しているかどうかは、それほど問題ではありません。日本がいない方が落ち着いて見られる気がします。そんなわけですから、基本的に日本の成績はあまり期待せずに見たいと思っています。
 日本のベスト4狙いは、世界ランキング20位以内に入ってから宣言するべきだったのかもしれません。もちろん、サッカーというスポーツは何が起こるかわかりません。番狂わせがないわけではありませんから、日本がベスト4に入る事だってありうることです。実際、かつて韓国はそれを実現させていますから・・・。しかし、それは実力ではないと考えるべきです。
 鳩山元総理が見せてくれた数々の夢のほとんどは見果てぬ夢で終わってしまいましたが、岡田監督の夢は実現するのでしょうか?普天間基地の移設とベスト4進出がダブって見えるのは僕だけでしょうか?
 とはいえ、日本に勝ってほしいです!日本のサッカー・スタイルが世界の強豪に通じたとすれば、世界のサッカー・スタイルが変わるかもしれません。実はこのサイトの表紙の色をきれいな青に変えたのは、日本の必勝祈願だったのです!とにかく楽しみましょう!

<対コートジボアール>6月5日
 やれやれ・・・。ドログバに申し訳ないし、世界のサッカー・ファンに申し訳ない。それを打ち消すだけの活躍を日本ができれば良いのですが・・・。

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