20世紀の先駆となったヴィクトリア朝英国史


- 19世紀英国史年表 -
<20世紀の源流としての英国>
 20世紀の歴史を振り返ると、様々な文化、思想、発明の源流は、ほとんど20世紀が始まった頃には出そろっていたことに気づかされます。映画、電話、写真、公害、郵便、旅行業、自動車、動物園、植物園、水族館、デパート、ガーデニング、ペットの飼育、様々な社会制度、様々なスポーツ(サッカー、ラグビー、テニス、ゴルフなど)・・・。それらは、21世紀の我々の生活にも共通する「都市文化」の原点といえるかもしれません。
 上記の文化が19世紀後半のイギリスで誕生、発展したのには、もちろん理由があります。その最大の理由は、当時のイギリス(大英帝国)がヴィクトリア女王のもとで世界一の繁栄を謳歌していたからです。そして、世界中の富や文化、生き物、生産物が英国の首都ロンドンに集められ、それらを基にして現代都市文化の原型が誕生したのです。当時の大英帝国には、世界中に植民地がありました。(インド、ビルマ、オーストラリア、アフリカ、アメリカ、中東・・・)そこから様々な特産品、農産物、財宝、美術品、発掘品などが、収奪されロンドンの街に文化・芸術・特産が集中することになったのです。
 注目すべきは、20世紀に我々が手にすることになる都市文化のほとんどが生み出された反動として、「環境汚染」や「精神的病い」、「食品汚染」もまた生み出され、それもまた世界の歴史の先駆となったことです。
 そんなわけで、ここではイギリスのヴィクトリア朝時代を年表形式で振り返ります。ある意味20世紀の世界史の原点(ヨーロッパ側から見た歴史)がそこにはあります。19世紀後半のイギリス、ロンドンには、ほとんどあらゆるものがありましたが、そこになかったものも見えてきます。偉大なる大英帝国になかったもの。それは「美に関する文化」と言えそうです。
 絵画、彫刻などの美術。オペラやクラシックなどの音楽。女性たちが競うファッション。様々な素材を使った美食の文化。その他にも、建築、映画、楽器など美的センスに関わる文化については、フランス、オーストリア、イタリア、ドイツ、オランダなど歴史のあるヨーロッパの国々にはかなわなかったようです。
 思えば、20世紀に入ってから世界の覇者となるアメリカもまた同じように美に関わる文化については、ヨーロッパを越えることができませんでした。たぶん美的センスというものは、「歴史」が時間をかけて積み上げなければ育たないものなのでしょう。そして、21世紀の覇者?中国にも同じことが言えそうです。

<参考>
ロンドンの街の地図、歴史については、別のページがありますので参考にしてください!
 ロンドンの街の地理と歴史
1826年
ロンドン動物学協会設立 
1828年
ロンドン動物園開園>ただし、当初は上流階級の会員制で、一般人は入場できなかった 
1837年
ヴィクトリア朝始まる>ヴィクトリア女王が即位(ヴィクトリア時代の始まり)
電気機関車登場>世界初の電気機関車(都市間交通の発展が始まる)
<デザイン文化>官立デザイン学校設立(後のロイヤル・カレッジ・オブ・アート) 
1838年
紅茶文化誕生>ロバート・ブルースがインドのアッサム地方から持ち帰った茶葉が英国で「アッサム・ティー」として発売開始 
1839年
ダゲレオタイプ写真>フランス人のルイ・ジャック・マンデ・ダゲールが発明し、写真の歴史が始まる
「オリヴァー・ツイスト」チャールズ・ディケンズ著 
1840年
ロイヤル・ウエディング>ヴィクトリア女王とアルバート公の結婚
郵便制度の始まり> 世界初の切手(ペニー・ブラック)発売
アフタヌーン・ティー>上流階級の間で午後のお茶の時間の文化が一般化
温室登場>チャッツ・ワースの大温室完成(設計はジョセフ・パクストン)
王立動物虐待防止協会設立>都市部から自然が消え、そのために大衆の間でペットを飼う文化が流行
グリニッジ標準時>都市間交通の発展と都市部の拡大に対応し、鉄道路線の時刻表にグリニッジ標準時が用いられることになる
クリスマス・ツリー>アルバート公がドイツからクリスマス・ツリーの習慣を持ち帰り、それが大衆へと普及
1841年
カロ・タイプ写真>ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットがカロ・タイプ の写真技術を発明
雑誌「パンチ」創刊>社会・政治・風俗をイラスト入りで風刺、批判する大衆紙の誕生
パック・ツアー誕生>トーマス・クックが大衆向けの旅行のパッケージ・ツアーを発売し、旅行人口が急速に増加
1842年
週刊新聞誕生>世界初のイラスト入り週刊新聞「イラストレーテッド・ロンドン・ニュース」創刊
ペットの鳥ブーム>ペットとして家で鳥を飼うことがブームとなる
ヴィクトリア女王が初の列車旅行
1843年
テムズ・トンネル開通>テムズ川の両岸を結ぶトンネルが開通 
クリスマス・カード>クリスマス・カードが初めて出版される
「クリスマス・キャロル」チャールズ・ディケンズ著
1844年
精神病が流行?>急激な都市化、労働環境の悪化などにより、民間の精神病院(マッドハウス)が100棟を越え、精神的な疾患が急増 
写真集>W・H・F・タルボットが史上初の写真集を刊行
電信の誕生>米国のサミュエル・F・B・モールスが電信の実験に成功 
1845年
精神異常法成立>都市化、工業化、労働環境の悪化、社会環境の急変が影響し、鬱病などの精神疾患が急増したと考えられます
ガラス税の廃止>上流階級だけのものだったガラスが、税金の廃止によって大衆へと広がり始める
ジャガイモ飢饉>この年から1849年までアイルランドで大飢饉となり、多くの移民がアメリカなどへ移民
テムズ川にかかるハンガーフォード・ブリッジ完成
1846年
穀物法廃止>貴族階級が高値安定のために制定していた法律が廃止され、穀物価格が下がった。中産階級の力が拡大
フェルト製造機>フェルト製造機が発明され、毛織物工業がさらなる発展
日刊新聞「デイリー・ニュース」創刊 
1847年
ロンドン動物園一般公開>会員制から一般公開になり、動物園が大衆のものとなる
「10時間法」成立>労働時間短縮のための法律「10時間法」が成立
固形チョコレート誕生>チョコレートを固形化することが可能になり、大量運搬・大量消費が可能になります
時計の流行>時計メーカー「ベンソン」創業(チェーン付の携帯時計が流行)
女流文学の登場>
「ジェーン・エア」シャーロット・ブロンテ著
「嵐が丘」エミリー・ブロンテ著
1848年
温室登場>キュー植物園にパーム・ハウス(大温室)完成(ガラスの普及が温室を可能にしました)
公衆衛生法制定>コレラの流行もあり、都市化による環境汚染が問題視されることで、衛生管理を規制することになる
ラファエル前派>ダンテ・ガブリエル・ロセッティらによるヴィクトリア朝を代表する芸術運動が始まる
「虚栄の市」ウィリアム・M・サッカレー著 
1849年
デパート誕生>「ザ・バザール」が拡大オープンし、ガラスケースを使用した展示と行うデパートの原型が誕生
ハロッズ開店>チャールズ・H・ハロッドがロンドンで紅茶を中心とする食料雑貨店を開店(後のハロッズ・デパート)
<航海法の廃止>1651年に制定され英国による貿易独占を行ってきた法律の廃止により、自由貿易の時代が始まります
爬虫類館誕生>ロンドン動物園内で世界初の爬虫類専用の展示開始 (ペットの普及が加速)
「建築の七灯」ジョン・ラスキン著(建築に関する思想書)
1850年
男性ファッション>男性ファッションの基本スタイル完成(上着、ベスト、長ズボン)さらにトップハットが流行
<鉄道橋>アングルシー島とウェールズを結ぶ鉄道橋が完成 
1851年
<世界初の万国博覧会開催>ロンドン万国博覧会開催(メイン会場はガラス建築で有名なクリスタル・パレス)
旅行パック・ツアー発売>トーマス・クックが万博行のパッケージ・ツアーを発売。大衆が旅行を楽しむ時代が始まる
窓税の廃止>ガラス税に続き窓税も廃止され、ガラス窓が一般にも普及
ガラスのブーム>カメオ・ガラスが流行し、ガラス製ペーパーウェイトが大ヒット
ミシンの普及>米国で発明されたミシンが英国でも普及し、既製服が作られ始める
ゴシック・リヴァイヴァル>ゴシック建築のブームが起き、ヨーロッパ各国へ広がる(ネオ・ゴシック・ブーム)
ファッション・ブランド「アクア・スキュータム」誕生
ロイター通信社」創業
「ヴェニスの石」ジョン・ラスキン著
1852年
産業博物館開館>後のヴィクトリア&アルバート博物館が開館
首都水道法>環境汚染の悪化に歯止めをかけるための水道法公布
ミュージック・ホール>英国のショービジネスの中心となるミュージック・ホールの先駆「カンタベリー・ホール」がオープン
キングスクロス駅の建設工事始まる
1853年
水族館誕生>ロンドン動物園に世界初の水族館誕生(ガラス製の水槽による展示)
広告税廃止>雑誌、ポスターなどによる広告業が拡大
ロンドン写真協会発足>写真文化が大衆レベルへと広がる
1854年
コレラ大流行>都市部の急激な人口増加や衛生状態の悪さが原因
パディントン駅の建設工事始まる
グレート・ノーザン・ホテル開業
セント・ジョージ・ホール完成 
1855年
製鋼法>ヘンリー・ベッセマーが鋼を安価に量産する製鋼法を開発
印紙税廃止>商業活動の活性化を狙った政策
首都管理法>急激な都市化による様々な問題に対応するための対応策
郵便ポスト誕生>ロンドン市内に郵便ポストが登場
<団体ツアー>トーマス・クックがヨーロッパ各地への団体旅行の売り出し開始
王立昆虫学会発足>ペット・ブームに続き、昆虫の収集・飼育ブーム始まる
ミュージック・ホール文化>娯楽の殿堂として、「ミュージック・ホール」という名前が普及
デイリー・テレグラフ」創刊
1856年
合成染料の発明>合成染料アニリンが開発される
クリノリン流行>金属製のスカート下のペチコートが大流行!軽くて、ボリュームが出せる新兵器
ファッション・ブランド「バーバリー」創業 
1857年
科学博物館>ヴィクトリア&アルバート博物館の一部として科学博物館がオープン 
1858年
東インド会社解散>英国の植民地政策を牽引してきた東インド会社が解散になり、植民地時代が終わる 
バラのブーム>ナショナル・ローズ・ショーが始まり、バラの花が人気となる
環境汚染>テムズ川の汚染が原因で市内が悪臭に覆われる事態となる(環境汚染深刻化)
医師法制定>医師の資格を国が法律で指定
1859年
ビッグ・ベン>テムズ川沿いにロンドンのシンボルとなる時計塔完成
スポーツ新聞>スポーツ新聞「スポーティング・ライフ」創刊
ドッグ・ショー>世界初のドッグ・ショーがニューカッスルで開催される
レッド・ハウス>ウィリアム・モリスの自宅兼工房「レッド・ハウス」完成し、アート&クラフツの運動が始まる
進化論>「進化論」の元祖ダーウィンが歴史的名著「種の起源」を発表し、進化論論争が始まる
オール・セインツ教会完成(ゴシック・リヴァイヴァルを代表する建築)
「自助論」サミュエル・スマイルズ著
1860年
ウエストミンスター宮殿>国会議事堂ともなるウエストミンスター宮殿の主要部分が完成
動物愛護施設>世界初の動物愛護施設「バタシー・ドッグズ・ホーム」開設
不純食品取締法>都市部で食品としては危険な物質を混ぜて販売する業者が増加。それに対応した法律制定
フィッシュ&チップス>英国を代表するファスト・フード「フィッシュ&チップス」が流行し定番メニュー化
<進化論論争激化>オックスフォード大学を中心に「進化論」の議論が激化(宗教と科学の対立でもあった)
看護学校>フローレンス・ナイチンゲール看護師助産師学校設立
クロッケー>ゲートボールの原型となったスポーツ「クロッケー」が流行し、女性の間にもスポーツが広がる
全英オープン>世界最古のゴルフ大会「全英オープン」初開催
スコッチ・ウイスキー>様々なモルト・ウイスキーをブレンドしたスコットランドの名物「スコッチ・ウイスキー」誕生 
1861年
王立園芸協会設立>ガーデニングの母国、英国の園芸文化
<アルバート公死去>ヴィクトリア女王の夫が死去
家政婦ブーム>職業としての家政婦が中産階級の増加により人気となり、「ミセス・ビートンの家政書」が出版されヒット
モリス・マーシャル・フォークナー商会創業(ウィリアム・モリスが立ち上げた芸術工房)
小説「サイラス・マーナ―」女流作家ジョージ・エリオット著
1862年 
第二回ロンドン万国博覧会開催
フラワーショー>王立園芸協会主催の「チェルシー・フラワー・ショー」開催
1863年
地下鉄>世界初の地下鉄がロンドン市内(パディントン - ファリンドン)で開通 
サッカー誕生>フットボール協会が誕生し、ルールの統一がなされ近代サッカー誕生
詩集「イ―ノック・アーデン」アルフレッド・テニス著
スポーツ新聞「スポーツマン」創刊
1865年
下水道>ロンドン市内で下水道の整備工事始まる(1867年に完成)
不思議の国のアリス」ルイス・キャロル著(地下鉄、下水道の誕生に合わせるように、当初は「地下の国のアリス」として書かれていた) 
1866年
<コレラの大流行>1954年に続き再びコレラがロンドンを中心に流行
靴メーカーの老舗「ジョン・ロブ」が創業
1868年
パブリック・スクール>パブリック・スクール法が制定され、中産階級を中心に学校教育が拡大
パブ誕生>社交場としての「パブ(Pub)」が登場・拡大
セント・パンクラス駅の建設工事始まる
1869年
スエズ運河開通>ヨーロッパとアジアの距離が一気に縮まる
詩集「指輪と本」ロバート・ブラウニング著
「教養と無秩序」マシュー・アーノルド 
1870年
初等教育法制定>大衆レベルまで学校教育が拡大
ローラー・スケート>ローラー・スケートがブームとなる
香水メーカー「ペンハリガン」創業 
1871年
労働組合法制定>社会主義思想の拡がりもあり、世界に先駆けて労働組合を合法化 
ラグビー・フットボール協会設立>フットボールから枝分かれしたもう一つのスポーツ「ラグビー」が正式競技となる
スポーツ紙「スポーティング・クロニクル」創刊
ロイヤル・アルバート・ホール完成(クラシックからボブ・ディランなど多くのミュージシャンたちが演奏)
紅茶専門店「リプトン・マーケット」が開業
「鏡の国のアリス」ルイス・キャロル著
1872年
大作小説「ミドル・マーチ」ジョージ・エリオット著(男性名作家だが実は女流作家の19世紀を代表する作品) 
1873年
鉄道時刻表>トーマス・クックがヨーロッパ鉄道時刻表を発刊、旅行が誰にでも可能になる
テニス誕生>ウォルター・C・ウィンフィールド少佐が考案したローン・テニスがもとになったテニス競技が誕生
ペット・フード・メーカー「ギルバート&ペイジ」創業(ペットを飼うことが大衆レベルにも拡大)
ミッドランド・グランド・ホテル創業(セント・パンクラス駅に隣接)
1875年
モリス商会誕生>ウィリアム・モリスが芸術運動を企業へと拡大 
リバティ・デパート創業
チョコレート・メーカー「シャルルボネル・エ・ウォーカー」創業(チョコレートがレベルの菓子として普及)
1876年
王立バラ協会設立>ガーデニングの普及からバラの人気が急上昇
<電話>アメリカでアレクサンダー・グラハム・ベルが電話の特許を取得 
1877年
インド帝国誕生>ヴィクトリア女王が皇帝を兼任することでインド帝国成立
ウィンブルドン選手権>世界最古のテニス選手権「ウィンブルドン選手権」初開催
<蓄音機>アメリカでトーマス・エジソンが蓄音機の特許を取得
1879年
<白熱電灯>アメリカでトーマス・エディソンが白熱電灯を発明
書店「オールデン&ブラックウェル」創業
1880年
パーティー用品レンタル業者「アンドリュー・ウィルソン」創業
1881年
自然史博物館>ロンドンにある大英博物館の一部門として誕生
昆虫館オープン>ロンドン動物園内に世界初の昆虫館がオープン
世界初の電気照明による劇場「サヴォイ・シアター」開館
1882年
センチュリー・ギルド結成>アーツ&クラフツ運動の流れからアーサー・マックマードゥが室内装飾品の工房「センチュリー・ギルド」を結成
王立裁判所が全館完成
1883年
冒険小説「宝島」ロバート・C・スティーヴンソン著
1885年
シャツ・ブランド「ターンブル&アッサー」創業
安全型自転車「ローバ―」が発売となり、自転車が普及(ジョン・K・スタンレーが考案)
1886年
紅茶ブランド「ウィッタード」創業
小説「ジキル博士とハイド氏」ロバート・C・ステーヴンソン著 
1887年
小説「緋色の研究」アーサー・コナン・ドイル著(シャーロック・ホーム・シリーズの記念すべき第一作)
高級文具・皮革製品「スマイソン」創業
1888年
アーツ&クラフツ展示教会成立
経済紙「フィナンシャル・タイムズ」創刊
空気入りタイヤ>ジョン・ボイド・ダンロップが空気入りタイヤを発明し、自転車の乗り心地が一気に改善
1889年
高級ホテル「サヴォイ・ホテル」創業
1890年
<第一回メーデー開催>労働運動の記念日「メーデー」が初開催
ロンドンの街で自動車が走り始める(市販自動車第一号は1885年のドイツ車ベンツです)
フォース・ブリッジ完成
1891年
公立初等教育の無償化
パレス・シアター」がオペラハウスとしてオープン
世界最大のドッグ・ショー「クラフツ」開催
推理雑誌「ストランド・マガジン」(推理小説ブーム)
小説「ダーバヴィル家のテス」トマス・ハーディ著 
1893年
馬具メーカー「ダンヒル」がファッション分野に進出 
 1894年
ハロッズ」が本格的デパートとして営業開始
テムズ川にかかる「タワー・ブリッジ」完成
アウトドア・ファッションのブランド「バブアー」創業
ファッション・ブランド「ダックス」創業
ロンドン写真協会が英国王立写真協会となる 
1895年
アール・ヌーヴォーのブーム始まる
陶磁器メーカー「ジョサイア・ウェッジウッド・アンド・サンズ」設立
フレデリック・ランチェスターが英国初の自動車の試作に成功 
「日陰者ジュード」トマス・ハーディー著
1896年
デイムラーが自動車の製造を開始
最初の自動車ラリー開催
陶磁器メーカー「アルバート・ワークス(ロイヤル・アルバート)」創業
新聞「デイリー・メール」創刊
1897年
ナショナル・ギャラリー・オブ・ブルティッシュ・アート開設
ウォレス・コレクション(美術館)設立
旅行カバンのブランド「グローブ・トロッター」創業
 1898年
エスカレーター>ハロッズに英国初のエスカレーター設置
洋菓子メーカー「ウォーカー」創業 
1899年
自動車メーカー「ランチェスター・エンジン会社」創業 (英国の発明家・企業家フレデリック・ランチェスター)
1900年
デイヴィッド・ゲステットナーがインク式謄写機を発明
パリ万国博覧会開催
1901年
ヴィクトリア女王が崩御し、ヴィクトリア朝が終わる
<ヴィクトリア朝に生まれた英国上流階級の使用人制度>
<男性従業員>
ハウス・スチュワード(家令)ただし大きな家限定の存在
バトラー(執事)
ヴァレット(従者)
コック(料理人)
以下は普通の使用人たち
フットマン(従僕)
コーチマン(御者=馬車の運転手)
ガーデナー(庭師)
グルーム(厩舎番)
ゲームキーパー(猟場番)
ボーイ(給仕)
ジェネラル・サーバント(雑用係)

<女性従業員>
ハウス・キーパー(家政婦)
ヴァレット(従者)
コック(料理人)
レディーズ・メイド(奥様の侍女)
ナニー(教育係)
スティル・ルーム・メイド(ハウス・キーパー補佐)
キッチン・メイド(調理係)
デイリー・メイド(乳製品係)
スカラリー・メイド(洗い場係)
ランドリー・メイド(洗濯係)
ハウス・メイド(掃除係)
パーラー・メイド(客間係)
ナース・メイド(育児係)
ガヴァネス(家庭教師)

<参考>
「発見!不思議の国アリス 鉄とガラスのヴィクトリア時代」
 2017年
(著)寺嶋さなえ
彩流社

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